FEDERAL 595RS-R (215/45ZR17 87W)
当初は、またYK・ネオバ(AD07)にしようかと思ってたのですが、サイズ変更を模索中な事とRE-11に対抗してネオバもモデルチェンジの噂も耳にするので躊躇してしまった次第です。それでじゃあどうしようかと考えて、RE-11は評判はかなり良いようですが、個人的に内外非対称パターンがNGなのでRE-11もパスとなります。僕は内外の組替ができる方が多少なりともライフを伸ばせるので、内外対象のパターンが好みなんです。それにフロントのキャンバー角を更にネガ方向に調整しようかと思っているので尚更です。
それでこれらの要素を踏まえて今回の条件を「とりあえず純正サイズ、出来るだけ安価でハイグリップな物」とし、そんな我侭な条件を満たしてくれそうに思ったのが『FEDERAL 595RS-R』です。性能的にはRE-11やネオバには及ばないだろうと思いますが、噂ではFK・RT615より良さげな話しも耳にしたので、あながち侮れないのでは?と少々期待してます(笑)。あと595RS-Rは他社の同サイズの物より若干、接地幅が広く出来てるようで、215/45-17サイズを7Jホイールに組込むと大抵接地幅は215㎜前後となりますが、595RS-Rは同サイズの場合、公表値で接地幅は『219㎜』となっています。MyB4の場合はホイール巾が7.5Jなので更に拡がって約225㎜前後の接地幅になるようです。でもそのおせいでリア側がギリ状態になってしまい、左リアフェンダーのみ少し外に引張りました。そして最大の魅力だと言えよう同サイズの他社ハイグリップ・ラジアルの安値より5,000~10,000円/本ぐらい安価(08/03/06現在)で入手できる実勢価格は非常に魅力的です。
さて肝心のインプレッションの方ですが、08/03/06現在まだ30km程度しか走行していないので性能の片鱗すら判っておりません。なので詳しい僕なりの評価・インプレッションは、もっと距離・ステージをこなして後日に再度追記したいと思います。一応、今の所の印象を言うと、RE-01Rのようなガッツリ・トラクション系では無く、ネオバみたいなニュルニュルグリップ・コントロール系のような気がします。なんとなくタイヤから伝わって来るインフォメーションが優しいような柔らかいような感じがします。でもまだ皮も剥け切れてませんし、アライメントも整えてないので一概に第一印象通りかは自分としてもイマイチ信憑性が低いかと思ってます。まぁ何にせよ走行距離を重ねれば僕の答えは出るでしょう。あと乗り心地や静粛性などは、この手のハイグリップ・ラジアルとしてはまあまあだと思います。この辺もネオバに似てて、然程タイヤの硬さを意識させられません。又、RE-01Rのような盛大な“ゴォー”って感じのロードノイズも少ない方だと思います。て事で、評価の方は暫定☆3つに留めて置きます。尚、購入はネット通販で、購入価格はタイヤ1本単体の価格です。実際は×4本+送料・振込手数料がかかっています。
※08/03/15 追記
WET路面を体験(街中&高速)したので追記します。トレッドパターンに一般的にあるセンターとかのストレートグルーブ(縦溝)が掘られてないので、個人的には「WETは苦手かなぁ~?」っと予想してましたが、以外にも危惧するほどWETは苦手じゃないようです。普通に雨が降ってて走れば水しぶきがシッカリ上がるぐらいの状況下で、ゆわ~ぬわわkm走行程度では手応えやインフォメーションが希薄になる感じも少なく、ハイドロ等も起さず不安なく走行できました。又、WETでのグリップ感もソコソコあるようで転舵や急制動にも充分反応してくれる感じがしました。バリ山の現状はこんな按配で無難そうですが、問題は減った時のWET性能でしょうか?
※08/05/21 追記
峠道を走って来ましたので、追記したいと思います。結論から先に言ってしまうと『思ってたよりイイ、悪くないじゃん♪』って感じです。峠道(=一般道)なので「サ」のような全開走行ではなく、僕レベルの7~8割程度のペースでは何ら過不足なく感じました。フィーリングとしては、当初より感じてたようにネオバ(AD07)にやっぱり似たフィーリングで、トレッド面に柔らかさ、粘っこさを感じるようなコントロールし易いタイヤのように思います。なので結構廻り込むようなタイトターンなんかでも、だらしなくグリップを失ってアンダー・オーバーとかが出る事も少なく、割とコーナー最後まで粘ってグリップしてくれる感じでした。そして意識的に前荷重を強めてテールスライドを誘発するのも割と容易で、その収束性も穏やかのように感じました。この辺もネオバに似たフィーリングですネ。それから595RS-Rは、前身の595RSからタイヤ剛性を上げたという事なので、僕レベルが峠道を楽しむ程度では、タイヤの剛性感(特にショルダーの)にガッカリするような事(←腰砕け感等)も殆どありませんでした。唯一、気になる事としたら耐久性でしょうか?下の「関連整備手帳:FEDERAL 595RS-R その後」にアクセスして貰うとその状況・状態が判りますが、関連整備手帳は装着後1200kmを走破、且つ峠道約200kmをこなした後の状態です。リアは然程減った感じは薄いですが、フロントは明らかに“磨耗”した感を見受けられます。どうしてもフロント・ヘビィなAWDのレガシィなので、それなりにスポーツ走行をするとフロントに掛かる負荷が増大するので致し方が無いのでしょうネ。それから先日の峠道では然程感じませんでしたが、「サ」や峠ロングアタックなど連続スポーツ走行をした場合、なんとなく熱ダレによるグリップダウンが早期に起りそうな感じです。そしてグリップダウンの幅も大きいような気が…?僕の憶測となりますが、「グリップレベルは先ず先ず。だけど持ち(→タレ具合)がネェ~」ってのがFEDERA 595RS-Rの総合評価として落ち着くんじゃないかと思います。恐らく「サ」とかでは、ネオバ(AD07)やRE-11、RE-01Rなどのタイムには遠く及ばないだろうと思われますが(その後の情報で、AD07やRE-01R等に肉薄するタイムを刻んだ結果もチラホラ!)、コストパフォーマンスの観点からみれば、なかなか侮れない良いタイヤだと思います。僕は実際に使った事は無いですが、使用者の話とかネット上の情報とかで照らし合わせると、やっぱり性能的にはファルケンRT615あたりと同レベルのような気がします(いや、それ以上かも!?)。そしてその後、ヒョンな事でNeovaに履き替えたのですが、それによりこの手のハイグリップ系タイヤとしては、割と静かで路面からの当たりも優しく乗り心地も悪くない事に気づかされました!と言う事で、性能・コスト等のバランスから評価の方を暫定☆3つから、トータル的に見て【☆5つ】に上げる事にします♪
※2012/05/09 追記
とあるSHOP様から情報を頂きました。FEDERALはアジアン系タイヤの中でも、性能(グリップ力・コントロール性等)はかなり良いとの事。そして割りと安い(クムホやハンコックは高過ぎ)。但し安いのにはやはり理由があって、ゴムの質が国産タイヤより若干劣るらしく、あまり乗らないで雨ざらし・紫外線浴び捲りだと、ゴムに熱が入らないのでゴムの硬化などが進み、性能(グリップ力)の低下やヒビ割れなどが、国産タイヤと較べて早いみたいです。でも毎日通勤などで走ってる様なら、それほど心配無いそうです。1週間~10日に一回ぐらいしか車を動かさない車両は(タイヤの劣化を)注意したほうが良さそうです。ちなみにその話しをしてくれたSHOPの方は、FEDERALのSS595を愛用されてました。勿論、車はほぼ毎日動かしてるとの事ですが。絶対ではありませんが、往々にして激安系アジアンタイヤは、この傾向が多く見られるそうです。その辺(ゴムの質、耐久性等)は、国産タイヤより劣ると言う事を、認識・踏まえた上で使うのが宜しいかと。
関連情報URL:http://federaljapan.com/products/595rs-r/

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