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Mark V Collectorの愛車 [メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン]

整備手帳

作業日:2022年12月28日

W204 C180 スタッドレスタイヤDIYで交換(BLIZZAK REVO1 225/45R17)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
 私が住んでいる地域は温暖で積雪はめったにありませんが、この車は子供の足も兼ねており行動範囲が広いためスタッドレスタイヤを装着しておく方が安心です。

 使用するタイヤはBS BLIZZAKの型落ち新古品をヤフオクで購入(4本で\22,000+送料\5,020=\27,020 ヤマト運輸のヤマト便が無くなってしまったため送料が高いです)。

 ホイールの方は、現在装着されている夏タイヤの残り溝が限界なので、タイヤのみスタッドレスに組み替えを行います(来春使用する夏タイヤは別途ヤフオクで残溝のあるホイール付き中古品を4本購入済です)。

 所有車のタイヤ交換は過去10年以上、全て手組みで作業しています。
 この車のタイヤサイズは225/45R17とこれまで経験した中では比較的偏平率が低く結構きつそうな予感がしますが、板金・塗装以外は業者に頼らないことをモットーとしていますので、今回も手組みでいきたいと思います。
2
 取り外したタイヤ・ホイールはブレーキダストまみれで触るだけでも手が真っ黒になるのでまず洗浄が必須です(ついこの間ABSセンサを交換した際にも洗浄したのに何故こんなに汚れるのか?)。

 このタイヤは2012年第30週製造のコンチネンタル製で新車時からの装着タイヤと思われますが、7万キロを経過してもスリップサインまで1mmほど残っているのは驚異的です。
3
 まずエアバルブのムシ(バルブコア)を取り外してタイヤの空気を抜きます。
4
 次にビード落しを使用して表・裏のビードを落とします(このとき、リムとピードの間にシリコンスプレーを浸透させておくと外れやすいです)。
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 表側のビードから外していきます。

 タイヤをホイールから脱着する際、最も重要なのはビードの片側を確実にホイールの窪み(小径部:ドロップ)に落とすことです。
 こうすることで反対側のビードに余裕ができ、リム外径より径の小さいビードを取り外すことができます。

 偏平率の高いタイヤであればサイドウォールを足で踏みつけるだけでOKですが、偏平率45%のこのタイヤの場合ビクともしなかったので、いつもはブレーキキャリパーのピストンを押し戻す用途に使用しているシャコ万力が活躍しました。
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 ホイールの上に乗ってシャコ万力でビードを下げた側とは反対側のビードをタイヤレバーでめくり上げます(このときシリコンスプレー等の潤滑剤をタップリ掛けておきます)。

 1ヶ所めくれたら順次その近くをめくります。
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 順番にめくっていき、1/3くらいまでビードが外れたら(写真上)あとは手で引っ張るだけで表側のビードが抜けました。
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 次に裏側のビードを外します。

 タイヤを立てた状態で裏側から長めのタイヤレバーを差し込み、そのまま上側に引き上げてビードの一端をリムから外す方向にコジります(このときホイール表面に傷がつかないようゴムシート等を咬ませて養生しています)。

 タイヤレバーに力を掛けた状態のまま、写真中の赤丸部をプラスチックハンマー等で叩くとホイールがスポンッと外れます。
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 次にスタッドレスタイヤを組んでいきます。

 タイヤのビード部裏・表、ホイールのリム裏・表にビードクリームをタップリと塗っておきます。
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 裏側のビードから組みます(このタイヤは回転方向が指定されているので組む向きを間違えないように注意します)。

 表側を上向きに置いたホイールの上から、手前側がリムに引っ掛かる状態になるよう斜めにタイヤを乗せ、全体重を掛けグイグイと押し込んでいきます。

 この時も最初に嵌った側のビードがホイールの溝(小径部)に落ち込むよう注意します。

 2/3くらいまで嵌ったら(写真中)そのまま押し込むとスポンッと入ります(この時全力で押し込んていると嵌まった途端にズッコケますので力加減に注意です)。
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 最後に表側のビードを組みます。

 こちらも取り外し時と同様シャコ万力を使用してビードを押し縮めてから、順次タイヤレバーでビードを嵌めていきます(このあたりから手が3本欲しくなってきます)。
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 両手だけでは足りないので、両足も駆使し順次ビードを嵌めていきます。
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 裏・表のビードが嵌りました。

 エアを充填して表・裏のビードを上げます(自宅にエアコンプレッサーが無い場合は、この状態でガソリンスタンドに持って行きエアを充填すればOK)。
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 ムシを取付け空気圧を調整したら1本完了です(今回は車両をジャッキアップしたまま1輪づつ組み換えたので、4本揃った完了画像はありません)。
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 車両にホイールを装着して作業終了。

 この、ホイールを(ナットではなく)ボルトで固定するタイプ、整備性最悪で毎度イライラします(トヨタもコストダウンのためbZ4Xに採用してタイヤ脱落リコール喰らってますね)。
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 翌日空気圧を点検しエア漏れが無いことを確認。

 取り外したタイヤは近所のイエローハットに持ち込み処分してもらいました(\550×4本=\2,200)。

 ホイールバランスについては、これまで5セット以上手組みした経験中、1度もステアリングのブレは発生したことが無いので個人的には不要と思っています(もし発生したらその時点で対処するつもりです→先日高速に乗り確認ましたが、やはり今回も発生しませんでした)。

 通常、サマータイヤよりもスタッドレスタイヤの方が柔らかく組みやすいのですが、今回取り外したコンチネンタルのタイヤはBSのスタッドレスよりも柔らかく思ったよりも楽に作業することがができました。

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この記事へのコメント

2022年12月29日 10:50
ご自分で手組みすごいですね。憧れます。
コメントへの返答
2022年12月29日 14:30
こんにちは〜
コメントありがとうございます!

全然凄くないですよー。今は持ち込み可の激安タイヤ交換ショップだと1本1,500円とかで組み換えてくれるところもあるので、常識的に考えてこのサイズを手組みするメリットは全く無いと思います。

自動車関連業者の不誠実さには嫌気がさしており、業者に工賃払うくらいなら自分で工具を揃えて作業した方がマシという考え方なので、完全に自己満足の世界です(笑)。



プロフィール

「@デジT さん
コメントありがとうございます。このようなバカげた車が販売されることは今後ないでしょうねー」
何シテル?   01/26 08:26
ごくフツーのしがないサラリーマンです。 少し前まで軽くて速い車が好きだったのですが、いつの間にか趣味で所有する車が2台とも「フレーム構造、車重2t超、規格灯丸...
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