たーへるあなとみあ 第弐集(CVH解体新書 ヘッド補足 カム・ピストン トータル編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2
個人輸入で購入出来るハイカムは
国産車のハイカム相場に比べると激安ではありますが‥
曲がり・腐食の確認
(2本ゴミカムを掴まされました)
面取り(ばりバリバリ)
リフターと共に表面処理
(タフトライド等がよいかも)
を施されて使用される事をおすすめします
耐久性が低い物も多く手間を掛けないと極短命に終わりを迎える確率が高いかと思われます。
今回はNewmanCams(チル鋳鉄素地)にハイパーモリショット処理を試しました
まだテスト継続中ですが耐久性向上としての効果は少々不安が残ります
摩耗が進む様であれば次は同仕様でタフトライドSQを試してみたいと思ってはおりますが‥保ってほしいなぁ
(後日談 マルチナイトを試したら曲っちまいました(-_-;)油冷処理ならイケるのか?)
そもそもCVHの場合
カム山の潤滑が微妙なので
ヘッド側にも細工をしてあったりします
3
カム山の潤滑はタペットからの溢油が
黄緑で囲った真鍮のノズル?からカム山に垂らされるのですが
本国ではオイル管理の悪い車がノズルにスラッジが蓋をしてしまいカムがやられるとの説明がありました
北米仕様では真鍮のノズルは付いて無いとか有るとか‥
私もノズルを外して穴径拡大とか考えたのですが‥
外してしまうとカムに油が当たらないっぽいので止めました。
ノズルへの給油量は
純正HLAとKENTのソリッドリフターでは気にならなかったのですが、Newmanのソリッドリフターに変えてから低回転域では殆どのオイルはオレンジ方向に流れてしまいカムへの給油は限定的になってしまいました
Newmanの形状が純正と異なるのが要因と思われますが、個体差や摩耗具合で上への溢油量が減少すると、同様になる可能性も0では無いのかも
となるとスラッジとかの問題だけではない気もします(基本設計の方ね)
少々強引ですが溝を切って全域で油を切らさない ‥とイイナな小加工です
バルブに関してはCVHのバルブスプリングはかなり硬いとのアチラの記事
(素人には比較対象が無いのでなんともですが、カムの摩耗も何となく納得)
その割に『6000以上でバルブサージング?』のネタが出ますよね
うちのは『アチコチ削ってあってチョットだけビッグバルブ』&『調整がひたすら苦行なメカタペ』が軽量なのと、スプリングがダブルなおかげか
現行(純正+1000)のトップエンドまで何の不安もなくいけるのですが‥
2バルブならではのバルブ重量から来るサージングと
抑え込むためのスプリング荷重
そしてカムの摩耗
うぅむ…三つ巴
上と耐久性を狙うのであれば、やはりカムだけぽん付けではなく
何らかの対策は必要になって来ると思われます。
4
さてピストンです
88/89/91SMのハート型燃焼室のヘッドには
写真のトップ形状のピストンがセットになっておりますな
婆豚あたりでも
STD
+0.25
+0.5
+1mm
とサイズも色々ありますが‥
マーレ辺りの有名処ピストンも気になる
しかし形が‥アレレ? てなりますね
アレはヘミ(半球形燃焼室)ヘッド用ですので‥残念ですが付きません ハイ
国内ではCVHのヘミヘッドは希少ですので流用も難しく、本国の掲示板等の意見を要約すると
『ヘミヘッドは魅力的だけんども、たかだか+5psを得っために現行を機械加工でヘミ化して高っけぇピストンを組むのは賢くなぐねか?』
まぁそうなりますわな(-_-;)
その後の拡張性を含めると何とも言い難い所ではありますが‥
じゃハイスワールヘッドがダメダメかと言うと‥
イヤそうでも無い‥かな?と
最近は其の筋の玄人がヨウツベで惜しげもなくノウハウを晒してくれております。
内燃機関を皆で盛り上げようという心意気がひしひと感じられ、有難い限り
そんなプロ中のプロのテクニックの匂いをひと欠片
スキッシュエリアを潰す
削るではありません
出来る限り薄くして混合気を燃焼室にギュッと集めると言う事
Dr.トミマツはクリアランス0!わざとピストンをヘッドに当てる(軽くタッチ)と言っとった😱
スキッシュエリアが多い(空間が厚い)と燃焼室が薄く広くなり燃焼が遅くなるとの事
あぁ眼からウ◯コが
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