"X-Edition"その後・・・

トヨタ、レクサスISにお買い得な特別仕様車
トヨタは、レクサス“IS250”に特別仕様車『X-Edition（Xエディション）』を設定し、全国のレクサス店を通じて、2010年1月6日より販売を開始する。
特別仕様車『X-Edition』は、IS250をベースに、専用ブラックファブリックシート、センターコンソールリッド、ドアトリム、ステアリングのステッチを専用色オレンジとすることで、アクセントのある内装デザインとしたほか、装備を厳選し、お得感の高い価格としている。
■価格　X-Edition：372万円から414万5000円
2009年12月10日（木）のみんカラニュースより


先日24ヶ月点検を受けに行った際、担当SC氏とラウンジ内でいろいろと会話をしていたところ、上記の話題になりました。この記事にあるように昨年末に発表し、年明け早々から販売を開始してから3ヶ月が経った現在でも・・・ＭｙＤでは一台も契約が無いそうです。
商談の中で興味を示すお客さんはチラホラと居るそうですが、最終的に契約に結び付くことは現在まで無いそうです。この特別仕様車を商談の中でお客さんに説明する際に、どうしても標準車両との違い、他グレードとの比較をする流れになってしまうようで、そうなると・・・なかなか苦戦しているようです。そもそも、世の中のハイブリッドブームで商談中にＩＳからＨＳに流れていくお客さんも多いようですので、ＩＳ全体が最近では苦戦を強いられているようですね。

このX-Editionをひとつのグレード（実際はグレード名ではない）として考えれば、これはこれで良いと思うのですが、標準タイプが年次改良で簡素化されて、その簡素化された標準タイプから更に装備を簡素化しているという実情を商談中に突き付けられると、購入になかなか踏み切れない心理が働くのかもしれませんね。記事では装備を"厳選"して・・・と書いてありますが。でも、一度オレンジステッチの内装を実車で見てみたいとは思いますね。

このところのＭｙＤではＨＳ、ＲＸハイブリッド、そしてほぼ100％法人契約の新型ＬＳ、この3種以外は苦戦を強いられているそうです。皆さんのディーラではいかがでしょうか。

国内進出当時は世間に流されないこだわりを持ったレクサス像があったと思うのですが、やはり世間の流れには逆らえないのか、全ての面においてそのこだわりが薄らいできているような気がするのは私だけでしょうか。

しかしながら、レクサス車は好きです。
特にＩＳ。
エンジンは250.
前期最終型。
漆黒。
バージョンＳ。
あっ、私の車だ（笑）

こんなオチです。