[CBR250Four] リヤフェンダーの青色カーボン調シート(気泡を針穴で抜いて、貼り付け強化)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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そのカーボン調シートに塗布した 3Mスプレーのり は、場所によってバインダーに若干の膜厚差が生じてしまっていたようです。
# スプレー式ではあっても、シートに均一に
# 「糊」を塗布するのが難しかった、の意味。
貼り直しした際には十分に圧着した(つもりでした)が、日中の外気温度が35℃を越えるような猛暑となった際に、時間の経過とともにシートとフェンダーとの間に気泡が発生してしまいました(一つ前の画像を参照)。
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そこで、気泡が生じた際の古来からの解消法である 「針穴を開けて空気を逃がす」 ことで、密着性を高める手法を採ることにしました。
準備したのは、手持ちの携帯裁縫キットです。器械体操の全国大会に出場する際に、ゼッケンをユニフォームに縫い付けるために持っているものです。このキットの中から、待ち針(針の頭が球状のもの)を選択します。
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画像は、カスタマイズした樹脂リヤフェンダーの左側(改善前)です。
シートに閉じ込められていたであろう気泡は、盛夏の外気温度の上昇に伴って膨(ふく)らみが活発化しています(泣)。
# このままでは、せっかくのカスタマイズも
# 見栄えの悪い 「出来損ない」 ですね…。
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気泡を狙って、思い切って待ち針を刺します。
その際に、針をランダムに刺すのではなく、車両後方から前方に向かって穴を開けるように統一しました。理由は、ピンホールの開口部分が 「車両後ろ向き」 になっていた方が 何かと目立たない…と思ったからです。
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カーボン調シートに針穴を開けて、気泡を追いやったあとで再度の圧着を行ったときの様子(改善後)。
上記の4枚目(2つ上)の画像と較べると、表面性状は ずいぶんスッキリと改善できたと思います。
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さらに少し引いたアングルで撮影した状態です。
通常は、この距離まで近づいて 「しげしげ」 と(他人から)見られることはないでしょうから、見栄え的には一応の改善が出来た…と思います。
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こちらは車両右側の様子です(改善前)。
車両の右側(樹脂フェンダーの右側)に貼ったカーボン調シートにも、気泡が発生しています。このままでは、「決して近くに寄って見ないで仕様」 になってしまいます(汗)。
左側と同様に、車両後方から前方に向けて針穴を開けつつ、気泡を追いやります。
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気泡を追いやって、カーボン調シートを圧着し直している途中の様子です。
大部分は改善できましたが、まだ細部に小さな気泡が残っているので、このままムリのない範囲で気泡抜きを進めます。
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気泡を抜いて、抜いたあとのマジョーラブルーのカーボン調シートを圧着し直したあとの様子(改善後)。
圧着により、針穴(ピンホール)の痕跡は分からないようになります。この状態を数日間、寝かせて様子見して、問題なければ今度こそ完成となる見込みです。
# 思い描いていた通りのカスタマイズを
# 「恒久的に」 実現するためには、
# それなりの手間がかかるものですね。
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