[モンキーR改] 路上復帰への道13_花咲かG でサビ取りの巻(その1・初回投入編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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念のため、花咲かG を投入する前に、現在の燃料タンク内部の様子を内視鏡で画像記録しておきます。
後ほど、花咲かGで処理したあとのタンク内部の様子も記録する予定であることから、「before/after」 の変化(効果代)を確認するためでもあります。
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内視鏡のモニター画面に、燃料タンク内部の後方を写しているところ。
内視鏡のプローブ(レンズ)を、給油口から後方に向けて挿入していますので、モニターに映る画像は、その正面がタンク後方に相当します。
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こちらは、上記のモニター越しの間接画像ではなく、内視鏡本体で(SDカードに)記録した直接画像になります。
底部の隅や垂直方向の縦壁には、まだガンコなサビが残っているのですが、約20年間放置していた当初の状態と較べると、サビはすいぶんと落ちた状態と言えます(ので、今回から「花咲かG」で処理することに決めた次第です)。
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ところで一つ、気になることがあります。「燃料タンクの底面のサビはずいぶん落とせたのですが、天面のサビはどうなんだろう?」…ということです。
タンクの天面(=天井)には、直接的にはサンポール溶液を掛けていませんし、浸漬する場合であっても、天面には気泡が残ってしまうこともあり得ます。
そこで、内視鏡のフレキシブルチューブ先端を「U字型」に折り曲げて、レンズが燃料タンク天面を写すようにします。
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内視鏡による、タンク天面付近の状態を記録した画像です。
# うーん…。これは衝撃的。
# 天面には、サビがまだまだ残っていたのか。
ここで、もしもサンポールによる酸洗いを継続実施するならば、たとえ狙いの目標部位を天面に置いたとしても、その過程で サビが落とせている底面などにも酸洗いを施してしまうことになります。
サビ落としがでできていると考えられる部位を、これ以上 むやみに減肉(板厚の減少)させるわけにはいきませんので、以後は「花咲かG」に絞ってサビ取り処置をすることにしました。
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左側: 花咲かG タンククリーナーの全景。
右側: 容量2Lなどの空きペットボトル。
当初は花咲かG の公式説明動画などにあるように、準備したバケツの中にタンククリーナーとお湯を入れて、よく混合させる気でいました。
しかし空のペットボトルがあるならば、最初からこのペットボトルに規定量を入れて撹拌(かくはん)させれば良いだけのこと…と気が付きます。その方が、処理液の移し替えの際にも便利です。
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ペットボトルにお湯を入れ、その湯量に見合った量の花咲かG(タンククリーナー)を混合させるところ。
なお花咲かG の注意書きには、希釈率は10倍~20倍、とあります。
(希釈例): 花咲かG 0.4L + 水7.6L → 合計8.0L
上記は20倍の希釈で、モンキーR のタンク容量7Lに、取り分けする いわゆるリンス分1Lを含めて合計8L としたときのもの。
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ペットボトルのキャップを閉め、ボトル本体を振ることで混合を促します。
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ペットボトルから燃料タンク内に直接注水できますので、「バケツ+ろうと(じょうご)」 を使う方法よりも、かなり楽になります。
(これを3~4回、繰り返します。)
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モンキーR の燃料タンクいっぱいに、花咲かG(希釈率:20倍)を満たしたところ。
最初は湯面(水面)に気泡がありますが、時間の経過とともに次第に消えていきます。タンクの天面にも花咲かG が行き渡る(触れられる)ように、タンクを軽く揺すったり傾けたりします。
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タンクの給油口の口元いっぱいに花咲かGを入れたつもりであっても、しばらくすると補充できるようになりますので、適時、補充します。
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最後にタンクキャップを取り付けて、タンク本体を多少傾けるなどの措置を行ってから、しばらく放置して様子見します。
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