スバル用品(株) SAA後席用ステップガード(ブラック、左右一式)の取付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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ステップガードの材質はEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)。
これを樹脂製の内装トリムに両面テープで貼り付けすることから、プライマー(下地処理剤)が同梱されています。
ステップガードはその名の通り、乗員の足の踏み場になることから、キックされてもズレないような接着力が必要です。
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SAA製のステップガードの裏面を事前観察します。
単に裏面全体に両面テープが貼り付けされているだけでなく、曲面(R形状)部分にはマジックテープも備わっていることが分かります。
このマジックテープは、ちょうど車両のフロアパネルカーペットに張り付くようになっています(画像で黄色の囲み部分)。
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しかも、ステップガードの裏面には「車両の内装トリムの端部(フチ、縁)」と形状的に合致するような段差が設けられていることも分かりました。
ステップガードの段差部分を内装材に引っかけるようにしながら、前述のマジックテープをフロアパネルカーペットに(補助的に)貼り付けする構造です。
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このように、工夫された貼り付け構造が適用されているステップガードですが、あくまで補助的な役割であり、主たる接着力を発揮させる役割(メインパーツ)は両面テープです。
内装材にプライマーを塗る範囲を確定させるため、仮置きしたステップガードの外形に沿って養生テープでマーキングしました(画像は後席右側)。
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養生テープで囲まれた範囲が、プライマーを塗るエリアになります。
貼付のプライマーを開封すると、処理剤を染み込ませたシートが入っています。この日は外気温度が34℃を越える高い日でしたので、素早く樹脂トリム材の表面(ステップガードの相手部品)に塗布します。
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プライマーを塗布した状態。高外気温という条件下ですので、処理剤は比較的短時間で乾燥します。
冬場とは異なり、すぐに乾燥するものの、乾燥を待つ間の時間がムダにならないよう、ここまでと同じ作業を後席の反対側(左側、助手席の後ろ側)にもやっておくことにします。
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こちらは、その後席左側の様子。
ステップガードの位置決めを行い、外形に合わせて養生テープでマーキングして、プライマーの塗布範囲を明確化します。
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既述の後席右側と同様、こちら(後席左側)のトリム材にもプライマーを塗布します。
こうした一連の作業を後席左側で進めている間に、放置していた後席右側のプライマーが乾燥して(ステップガードの貼り付けが可能な状態になって)います。
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後席右側の作業に戻ります。
ステップガード裏側の段差やマジックテープの位置がズレないように確認しながら、両面テープの剥離フィルムを剥がし、順次圧着させていきます。
圧着は、気泡が混入しないように中央から端部に向かって押し出すように貼り付けていけば良いでしょう。
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圧着し終えた状態(後席右側)。
特に、ステップガードの端部は入念に圧着させます。ステップガードと樹脂トリム材との間に隙間があると、ホコリや汚れが堆積してしまったり、剥がれの原因となることを防ぐためです。
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後席右側の貼り付け作業が完了すると、ちょうど後席左側に仕込んでいたプライマーが乾燥する頃になっています。
右側の場合と同様、しっかりと位置決めを行いつつ、両面テープを圧着させます(その他の注意点も同様)。
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後席左側の完成図(矢視:斜め後方から)。ステップガードの柄はヘキサゴン(六角形)です。
2.4STI Sport# では、(その他の)樹脂内装材は その柄がカーボン調のものが多いのですが、足元という環境下で材質がEPDMの場合は、カーボン柄の再現は難しいのでしょうね。
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後席左側のステップガードを別アングルから撮影(矢視:正面を上方から下方へ)。
デザインは無骨で「遊びの要素」が感じられませんが(>あくまで私見です)、これでステップを(内装材にキズが付くことを避けながら)より自由に活用できるようになりました。
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