先月参加した車坂峠HCレースの話。
5/20(日)に長野県の小諸で開催された車坂峠のHCレースに参加してきました。
今回は久しぶりにマリモ君と二人での参加でした。
ボッチ参加でストイックな気分を楽しむのも悪くないですが、やっぱり仲間と一緒にアホな話をしながらレースイベントに参加するのが面白いですね~(^^)/
一緒にレース遊びが出来る仲間が増えたらいいなぁととみに思います。
さて、今回の車坂峠HCレースには明確な目標を持って挑みました。
今回の車坂峠HCレースは第14回大会。
私は第8回大会からずっと継続して参加しているので、今年で6回目の挑戦です。
毎年参加して、毎回だいたい1分位づつタイムを縮めてきました。
昨年の大会タイムを更新すると、それまでに行ってきたトレーニングの成果や、去年の自分よりも進化している事がハッキリと感じられてめちゃ気持ちいいです。
なんだけど昨年は
自分のくだらないミスでタイムの更新が出来ませんでした。
なのでベストタイムは一昨年の大会タイムで51分29秒位。
そこから今まで、どうにか50分を切りたいって思いがずっとありました。
なので、今年は去年更新するハズだった分も合わせて2分はタイムを短縮したい。
そして50分を切る事を大目標として練習や減量等の準備を行ってきました。
まずは準備の話から。
今回のレース前に幾つか用意した物があります。
私はいつも3本ローラーを持参して、レース前のアップをしています。
んが、前回の日光白根山HCもそうなんだけど大会会場が舗装されていないと3本ローラーって使えないんですよね。
んでウォーミングアップがとれず、いかんともしがたい気持ちになった事が過去に数回ありました。
固定ローラーも持っているし、それだと舗装されていない場所でも使えるけれども、持っているのは結構錆びてて人前で使うのがハズい&固定ローラーだとタイヤが削れて減るので、レース用のタイヤをアップ時のローラーで消耗させるのがイヤン。
って事でアップ用のローラー買いましょ。
その選定にあたり幾つか条件をば。
①設置場所が砂利等で舗装されていなくても使える。
②タイヤが減らない。(減りにくい)
③軽自動車の狭い車内にレース機材一式まとめて入れるので、なるべくコンパクトに持ち運べるヤツで。
④アップにしか使わないので、負荷装置はそんなに重視しないです。
この条件で考えるともうコレ一択って感じで。
購入したのは ミノウラ ハイブリッドローラー FG220 でした(^^)

折りたたんだ図。超コンパクトですなっ
持ち運び用のキャリーバックもついててグッドっ!

メカっぽくてこれカッコいいなっ!
ミノウラに見た目の素敵さは求めていなかったので、予想外のカッコよさに嬉しくなりました♪
こんな感じでフロントフォークを固定して、リアタイヤは自重でローラーに押し付ける感じで使います。

一応負荷装置もあって、オンとオフの2段階ですが、負荷自体はメチャ弱いですな。アップ用だからオケ(^^)
ちなみに上位機種のFG550になるとしっかりした負荷装置が付くそうですが、その分あまりコンパクトには畳めないようで、私はFG220で丁度よしです(^^)/
それから、フロアポンプを新調しました。
上にも書いたけど、車が狭いからなるべくコンパクトなフロアポンプが欲しかったんですね。
購入したのはコレ

レザインのトラベルモデルです。ポリッシュされてて見た目がとっても好みです♪
好みすぎてフロアポンプにワックスを掛けちゃったよ(笑)
持ち運びに配慮して作られているので、とてもコンパクトですな。

これまた持ち運び用にしっかりした布製のキャリーバッグが付属。とてもステキです♪
どちらも自分の使用環境にマッチした満足できる良い物感がしてます(^^)
いい物買ったな~と満足感高し!
それからレース前のトレーニングと減量について。
練習量は直近の4週間で1週間のTSS合計が550~650位。自分の中ではかなり乗り込めた感じです。
時期的に田んぼ仕事が忙しいので、前回の日光白根HC同様に実走練習はほぼなし。
毎日空いた時間を見つけてはローラー上でモガモガしていました。
減量については素晴らしく上手くいきました。
今回の大会前日寝起きの計測で体重55kg台。体脂肪6%台まで絞れました。
去年のピークで体重55kg台。体脂肪5%台まで絞る事が出来たので、今回の大会前の状態だともう少し脂肪を筋肉に置き換える事が出来るハズなのですが、まだ春先のシーズン始めだしこれだけ肉体を作れれば上等でしょうよ(^^)
今年は3食の合間に食べる補食を少し変更しました。

去年までは無添加の煎り大豆のみにしていたのですが、今年は煎り大豆+昆布と小魚アーモンドを追加しています。
毎日ローラー上で多量の汗を流すので、ミネラル的な物が足りないんじゃないかな~と思ってなんとなく用意してみたんだけど、めっちゃ美味いです(^^)
毎日のささやかな楽しみになっています♪
それから、大好物のラーメンについて。
シーズン中は減量の為なるべく食べない様にしているのですが、どうしても食べたくなった場合。

近所の背油系ラーメン屋さんにて、ラーメンの麺をキャベツとモヤシに変更して、ネギ大量にトッピングして食べています。
麺が入っていないのでこれはもうラーメンとは呼べないのですが、ラーメンのスープで食べる野菜も美味いものでまぁ満足出来ます。
なにより背油ラーメンを食ってしまった~という自責の念が減るのがいいです(^^;)
あ~でもやっぱり麺が食いたいなっ!
炭水化物を思いっきり頬張りたいなっ!
。
。
。
そんな準備やらトレーニングやら減量やらを毎日粛々とこなした先の当日の話。
マリモ君とは現地で集合。昨年大会までは4カ所ほどあった大会駐車場が今年は一つの大きな駐車場に集約されており、すぐ合流できてグッド。
HCレース前の朝食がビーフジャーキーなマリモ君おはよう♪
大会駐車場は舗装されていませんでした。
購入後一発目の大会が早速の砂利(笑)

アップ用のローラー台としてFG220を用意して大正解でしたな♪
マリモ君とキャッキャしながらレースの準備をしていたら、隣に駐車したおじさんが超気さくな方で色々話しかけられました♪
知らない人とでもやっぱり自転車談義は面白いな(^^)/
そのおじさん、ふとみたらすごいバイクに乗っていました。

ボッテキアのクロモリで30数年前のバイクとの事。ホリゾンタルでラグドフレームで細いクロモリでって雰囲気ありますな~♪
ワンオーナーで塗装もオリジナルのままだって。趣味の逸品として最高じゃないですかっ

最近レプリカが発売されたんだけど、オリジナルと比べるといろいろ見劣りするそうです。
そしてコンポはスーパーレコードでしたっ

やっぱカンパはカッコいいなっ!30数年前のフレームに最新(12速が発表されたから最新ではないか)のコンポをアセンブル。
生唾ゴクリものですな(^^)/
気のいいおじさんはシャッター押してくれるとのことで、レース前にマリモ君と記念撮影(^^)
そんでレース本番の話。
上にも書いたけどとにかく50分を切りたいって気持ちで準備してきたわけですが、なんとも残念な事に今年はスタート地点が変更されて500m程コースが短くなりました。
スタート直後の緩い斜面が500m程無くなったのね。
あいや~
以前の大会タイムと比べてどれだけタイムを縮められるかってトコロに私がHCレースを楽しむ動機があるので。
コースが短くなったらタイムが縮まって当然ですがな。
どれだけタイムを縮める事が出来ても、そこに自分の努力以外の要因が混ざってしまったらそれはちとツマラナイです
まぁ仕方がないか。
ストラバで各区間のタイムは以前の大会時の記録と比較できるし、まぁいいやとすぐに切り替え。
開会式とスタート地点が同じ場所になった事とか、スタート地点にもトイレが用意された事とか、良くなった部分も多くあるし(^^)
んで、スタート地点が今までと変更されて並ぶのに戸惑った事もあり、スタートは先頭から3列目位のトコロ。
自分の前に20人位の人数がいますな。
周りを見渡すと実業団の登録レースの話がちらほら聞こえてきますな。
こりゃ強者が多そうだぞっ(^^;)
よーいドン。
と同時にせっせと加速して、先頭集団10人位のパックで進む。
1km位進んだトコロでちと自分には最後まで持たないペースですわ~
こりゃ無理だ。
お見送り。
少し離れた第2集団は5人位のパックだったか。
2~3kmは一緒に走るがこれも厳しくなってきた。
イッパイイッパイで再びお見送り。
以降はほぼ一人旅でした。
ただ、カーブを抜けて視界が開ける度に前走集団のジャージがちらちら見えてはいました。
時間をかけて少しづつ見える時間が減っていく前走集団。
先頭集団みたいにすぐ見えなくなるワケじゃないから、次元が違うかのような実力差ってワケではなさそうだけど
でも逆に少しづつ離されていくのは自分の能力不足をじわじわと実感しちゃうのでメンタル的に厳しいですな(^^;)
まぁ現状では一緒に走れるレベルではないってだけの事なので、ションボリする必要は全くないですけどもね。
そんなワケで自分の気持ちをコントロールして、ブレさせないように。折れないように。
自身の定めた目標を達成するためにワッショイ!ワッショイ!
そのまま出せる限りのパワーを維持して最後はキッチリとトランザムしてフィニッシュ。
そんな感じで46分53秒でフィニッシュできました。
年代別 14位
平均パワー 237w
Nパワー 242w
平均W/kg 4.3w
これまでと比べてコースが500m短縮された事を差し引きしても46分台のタイムはめちゃくちゃ嬉しいです!!
コース短縮がなくても50分切りは確実に達成できていますね!!
ストラバの区間合計でも3分以上ベストタイムを更新しているし、目標は大きく達成出来たと言えます!
素晴らしいっ!えらいっ!よくやったっ!俺!
レース後は預けていた下山荷物を回収したらゴール前でレース観戦。

私はいつもヒルクライム中に鼻水がでるので、背中のポケットにハンカチを入れているのですが、それを尻の下に敷けばレーパンが痛まないことに気付いたよ(^^)
自分ご褒美として下山荷物にみたらし団子を入れておきました。

団子をパクつきながら他人のゴール前の最終モガキを眺めるのもオツなものですな(^^)/
のんびりしていたらマリモ君も登ってきたぞ

ワッショイ!ワッショイ!!
彼のレース結果は!?

この表情とポーズが答えでしょうか?
ゴール地点の高峰高原ホテル前はこんな感じで

昨年からですが、同日に隣の群馬県では参加者5000人規模の榛名山HCレースが行われています。
そんな訳でこちらの参加者は去年の約半分にまで減って340人程度とのことです。
トイレや食事等、何をするにもゆったりできるから私は規模の小さいHCレースって好きだよ(^^)
なんて、規模の大きいレースに参加したことがないだけでありますっ
今週末に開催されるMt.富士HCに初めて参加する予定ですが、参加した事のあるHCレースとは規模が違いすぎて今からちと不安でありますな(^^;)
ゴール地点でのもてなしは例年通りのトン汁とバナナとコーヒーです。

トン汁はオカワリして2杯食べました。ちと味が薄いようにも感じたのは体が塩分を欲していたからかしら。
今回もフロントはカーボンホイールからアルミホイールに取り換えて下山しました。

ゴール地点にはバイクラックもあるので、フロントのブレーキシュー交換が楽ちんでした♪
ゴール地点で標高1975mです。景色もいいねぇ♪

そして自分のバイク、ぐぅカッコイイ!
そそ、レースではなくてエンジョイクラスだと二人乗りの自転車で子供と一緒に参加されている方もちらほら見かけました。
いいなぁ。私も娘と一緒に参加してみたいです。
来年はこれ買って俺らも子供と一緒に参加するかや~ってマリモ君と話していました。

今回、長年の目標であった50分切りを達成する事ができたので、車坂峠HCの一つ位だったらタイムに拘らず子供とノンビリ走るHCイベントとして楽しむ方向にしてもいいかな~と(^^)
下山後は受付時に貰った800円分無料の食事券を使ってランチパーティなのですが、私もマリモ君もノンビリしすぎた為か殆どのお店の食べ物が売り切れ状態でした。
500mlのペットボトル2本と500円のクレープ食べて終わり。
当然空腹MAXにて、高速道路でバキューンと地元に帰還して、大好きな中華とラーメンのお店でお疲れ様会としました。
かどまん 卯ノ木店
レース後なので、食欲リミッター解除ですっ!!
食べたかった物を思いっきり食べる事で自分を労い、次戦の為の減量に繋げるのです。
だからこれは必要な事です。食べていいんです。
炒飯大盛 920円

炒飯激うまっ!ボリューム最高っ!普段減量の為我慢している分、レース後に思いっきり頬張る幸せったらないな♪
餃子 500円

とってもジューシィーです。美味しっ!美味しっ!
本当は岩のり醤油ラーメンも追加注文しようと思ったのだけど、店内がかなり混んでいて提供されるのに時間がかかりそうなので、ラーメンは注文するのを諦めた。。。
ラーメンを諦めた分だけ少し早く帰宅できたので、その日のうちに決戦バイクのメンテナンス&サイコンやペダル類を練習バイクに載せ替えて、夜にローラートレーニングを行いました。
トレーニングといっても疲労抜きに170w程度でクルクル回してアクティブリカバリー30分。
気楽にローラー回していたら、今回のレースの達成感がより湧いてきた。
タイムを大幅に短縮して、自分で自分の努力を褒めたたえる感じ、気持ちいいねぇ~(^^)/
それから会場近くの道の駅 雷電くるみの里にて購入した家族へのおみやげ。

くるみ入りの太巻きはこの大きさでわずか450円!しかも美味しっ!これは来年も買おう♪
っとそんな感じの2018 車坂峠HCレース参戦でした。
大会に携わった全てのスタッフと参加された皆さんにお疲れ様でした。
とても気持ちよく走れました。ありがとうございました。
参加者が約半数になったなんて話を聞くと、来年以降の開催が心配になりますが、どうか今後も継続していただきたいですっ!
おしまい。
さて、いよいよ明後日は富士ヒルだっ!
一緒に参加の903Rさん、morninghouseさん、どうぞよろしくお願いいたします(^^)/
まずは前日受付の会場で無事に合流出来ます様に(笑)