2014年09月28日
車体の寿命を考えて
ボディチューニングネタです。
①強靭と言える剛性を持っている事。
②寿命、耐久性が高い事。
③車内環境が快適である事。
④軽い事。
前回は①の事をメインに書いたので今日は②の事をメインに行きます。
今回も文字ばっかり長いので物好きな人だけどうぞ(^_^;)
そもそも車体の寿命ってなんでしょうか?
おそらくですが新車時に近いの状態をいつ迄維持出来るかを判断して寿命と考える人が多いはず。
ただどんな車でも新車の状態をいつ迄も維持出来るなんて事は有りませんよね、では実際にはいつ寿命が来たと判断するのでしょうか?
ガタガタと物凄い振動が出る様になったら?
ギシギシと異音が鳴り止まなくなったら?
それとも実際にボディが歪んでアライメントが取れなくなったらでしょうか?
正直に言うと私もよくわかっていません。
お知り合いで有名な方には80万km以上走行しているNAに乗っている人も居ます。
一つ言える事は車の寿命ってオーナーの心が離れた時なんじゃないかなと思います。
て、これは補強とはなんの関係も無いのですが私の本音でも有ります。
NCはシャシーが変わってしまったので分からないですが、少なくともNAとNBは10万kmや20万km程度で寿命を迎える事なんて有り得ません。
それなりに距離を乗っている方には納得出来る事と思います。
殆どの場合ボディ以外の所が沢山劣化してくる為
「この車もそろそろ寿命だな」
と思ってしまう事が殆どだと考えます。
ロードスターの場合、あの緩いボディが長寿命を生み出していると思います。
緩い = 振動の逃がしが多い
となっている模様です。
面白い例がタクシーで多く採用されているクラウンコンフォート。
この車は他の乗用車に比べてスポット溶接の数が4分の3とも3分の2とも言われています。
実際に運転した事が有る人は解ると思いますが柔らかい足回りの筈なのに、クローズドボディの筈なのによじれますよね?
これが自動車メーカーの出した一つの答え、10万kmくらいで買い換えるなんて有り得ない、40万kmでも50万kmでも走る事を前提とした車をメーカーが作るとこうなると言う訳ですね。
でも我らがロードスターはスポーツカーです、ゆるゆるの車体で果たして楽しく走れるのでしょうか?
純正状態を否定する気は有りませんが初めて私が乗った時は怖くてアクセルを床まで踏めませんでした。
まずは純正状態で乗ってみてどう感じるかが最初の判断材料ですね。
私は柔過ぎると感じました、だから補強をしようと思いました。
色々と試しました
マツダスピード
オートエグゼ
クスコ
レイル
etc
年2〜3個づつ付けたり外したりと4年くらい色々やって出した結論は単品の補強ではただバランスが崩れるだけと言う事。
それからは
「このパーツを付ければここが補強されるだろう」
と言う考え方から
「この部分を補強したいけど、どのパーツを組み合わせたら良いか?」
と言う考え方に変わりました。
これは一部を補強する事でそれ以外の部分に負荷がかかるかまで考えて補強する事。
そして大事なのは逃がしを何処にするかと言う事。
で前回の話に戻る訳ですが私はメーカーの考えた逃がし、つまりゴムや樹脂は強化しない事と決めました。
何故その部分に柔らかいゴムが使われているのか?
何故NA8になってもNBになっても柔らかいままなのか?
私はそれを硬くする事でハッキリとしたデメリットが有るからだろうと判断しました。
様は振動や衝撃の吸収、減衰と言った逃がしの役割を持っているから。
ショックのアッパーマウント
アームのブッシュ
エンジン、デフのマウント
これらが何故あの硬度のゴムで作られているのか?
それは寿命や快適性に影響が出るからあの硬度以上にはしないのだと考えた結果、私は純正品以外は使わなくなりました。
たとえ走行性能が落ちても、シフトフィーリングが悪くなっても、トラクションが逃げたとしても、寿命が短くなるよりは良い。
あとシャシーがしっかりしているとブッシュの柔らかさは気にならなくなりますね。
逆に補強をしていなくても強化ブッシュで硬いショックを組む方がシャシーへのダメージが大きい様に感じます。
色々と言いましたが最終的には自分の使い方で仕様は決まると言う事は確かです。
私が毛嫌いしている強化ブッシュやトルクダンパーもジムカーナやサーキットを走るのには非常に効果的でシフトミスの低減や逃がしが減る為に路面状況が分かり易く腰砕け感が減る為に怖く無くアクセルが踏める様になります。
ですがもうサーキットを走らない私には必要の無いパーツです。
ボディの話からそれますが、多連スロットもハイカムもバキューム制御やスロットル制御で必要なフルコンも今の高回転を使わなくなった私の乗り方ではデチューンにしかならないので必要の無い物です。
チューニングとは改造する事では有りません、チューニングとは自分の使い方に合わせて仕様を変更、調整する事です。
私自信にも言える事ですがこの事は間違えない様にしましょう。
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Posted at
2014/09/28 20:26:22
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