九州自動車道（福岡IC～太宰府IC）の災害現場を通ってみた

　昨日、下関まで花火大会を見に行く途中に、8/12の13:50に通行止めが解除された九州自動車道（福岡IC～太宰府IC）の災害現場を通りました。往路は上り線、復路は土砂崩れが起きた下り線を走行しています。
　上り線を通行した時は渋滞中でしたので現場をじっくりと観察できました。現場にはNEXCOの職員が警戒にあたっており、現場の手前には工事中を示すLEDの表示板が設置されていて50km/hの速度規制が継続中。土砂崩れが起きた下り線側の路肩には鉄製の仮設防護柵（高さ約７ｍ、長さ約７０ｍ）が設置されている関係で路肩が狭くなっているのが速度規制の理由らしい。土砂崩れが起きた斜面は防護柵に遮られて見えにくかったのですが、斜面上に残っていた不安定な土砂は殆ど除去されていました。
　本復旧工事は現在も継続中で、土砂が崩れた斜面には監視カメラや地盤の伸縮計を設置して24時間体制で斜面の変化をチェックするそうで、現行基準の半分以下の雨量でも通行止めにするなどの安全対策をとるようです。