熱い想いをどうぞ!
ケンウッドと聞いてやはり私の中では、
オーディオ専門のマニアックな会社というイメージです。
ケンウッドの前進の1980年代の頃は、FMラジオのCMで
「スレテオ~トリオ~♪」なんてよく流れてました。
まだ日本向けブランドは、トリオと言われていたころです。
ケンウッドは当時、海外向けブランドでした。
そして、高校生の頃、単品オーディオコンポが流行った時代、
当時は高校生ながらオーディオにはまって夏と冬のバイトで
稼いだバイト代をつぎ込んで単品コンポを買い足していきました。
単品コンポ良いところは、好きなメーカーの製品を組み合わせて
購入出来る事です。ケンウッドで欲しかったのは
FMチューナー、プリメインアンプ、スピーカーでした。
特にチューナーはケンウッドが性能が良いのが有名で
値段はチューナーにして異常に高かったですが、それでも
絶対買ってやると思ったものでした。
そしてFMチューナーとプリメインアンプはケンウッドのを
購入しました。アンプはサンスイとかもありましたが、
私はデザインと置いた時のチューとのバランスも考えて
ケンウッドにしました。
・FMチューナー
KT-1100D 定価 74,800円
・プリメインアンプ
KA-990D 定価 79,800円
でした。FMチューナーの音質の良さには本当ひっくりさせられ
ました。当時のエアチェック(若い方は分かるかな?)で
その実力をみせつけられたものです。
AKAIのタイマーを使って留守録もしてました。
またケンウッドの取説に記載のあったこ文言が、今でも
忘れられない文言で、他社ではまず書いていない言葉それが
「ケンウッドはオーディオマニアの集まりです」というものでした。
この記載を見た時、こころにグっとくるものがありました。
ケンウッドの製品を買って良かったと。
そういう人たちが作り上げた製品が悪いわけがないと。
そして、そのケンウッドへの思いは、カーオーディオでも
一緒で当時(1990年代)は、カロッツェリア(パイオニア)と
ケンウッドが純正スピーカーの入れ替えできるトレードインスピーカー
を発売しており、ここでも自分の車のスピーカーは絶対ケンウッドを
入れると。
実際にカー用品店で視聴してもカロッツェリアより、ケンウッドの
音色の方が自分の聴く音楽にあっていたのもあり、よりケンウッド愛が
強くなっておりました。
2DINや1DINコンポもデザインもよく、格好良かったんですよねぇ
もちろん音も良かった。
そんな中、何と私の乗っているX80系三兄弟専用のトレードインスピーカー
KFC-M179 という製品を発売してくれたました。これには驚きました。
X80系はフロントダッシュスピーカーは簡単に交換できるのですが
リヤトレイのスピーカーは特殊な構造でそのままトレードインで
交換できないんです。そこをケンウッドは、わざわわざ専用取り付け
ブラケットと変換コードを付属させたX80系専用トレードインスピーカーを
出してくれたんです。
当時、X80系といえば、普通のファミリーセダンのハイソカーであり
そこに専用の製品を出すメーカーなんてまぁなかったんです。
それをケンウッドはやってくれた。もうこれだけで、ケンウッドを
買わない理由はないと。
今のJZX81マークIIを購入した時は、当然X80専用の商品は販売終了で
手に入りませんでしたが、私はケンウッドのサービスに部品で
ブラケットと専用変換コードは手に入らないか問合せしたところ
部品は出るとの回答をいただき、これを購入して専用モデルの後継機に
ある、KFC-U1791を購入して、リヤトレイに取り付けました。
フロントダッシュには同じシリーズの10cmのKFC-U1091を入れました。
これだけでもう純正オーディオなのに音が見違えるほど良くなりました。
また私の車にはMOPのスーパーライブサウンドシステムが
付いていたのでそれを生かせれるサウンドに変化しました。
その後、高域が 70KHzまで出るいうバランスドームツィータが
ついた、KFC-LX170 という製品を購入しブラケットは前モデルから
移植して、現在も使用しています。
もう 20年ほどは使用してますが、まだまだ現役です。
その時に、フロントドアだけは昔から対応品がなかったので
少し加工して、LX170のツイーターが施パートになったモデルの
KFC-LS160 を購入してドアの内張りカバー少し加工して取り付けました。
この効果が非常に大きく、車内の音が激変しました。
またこれを機にフロントダッシュに付けていた10cmのKFC-U1091は
ちよっともったいないですが、クロスオーバーネットワークを
導入して、ツイーターメインで鳴るようにしました。低音は
ドアのLS160にと分離して、より聴きやすい音になりました。
さらにスピーカーまでの配線を LC-OFCの太いスピーカー
ケーブルに引き直して、より音がくっきりと出るようになりました。
この構成は 2025年の今でも変わりません。
現在でも車に乗って聴く音は本当満足のいくサウンドです。
ボリュームをかなり上げても破綻するとこのない素晴らしい
サウンドを奏でてくれるのはケンウッドスピーカーの性能の高さを
物語っているではないかなと思っています。
これからもケンウッドスピーカーが奏でる好きな音楽を
聴きながらドライブを楽しみたいと思います。