
【Vol.2 魔界の入り口?】の続きです。
魔界を脱出したスバリスト小隊の3台は、またさらに山奥へ!?
(;^_^A

まるで「千と千尋の神隠し」のオープニングのような場所に駐車。
(;''∀'')

「普通車は車止めのあるもう少し先まで入れる」という事前情報でしたが、
念のため林道入り口手前で駐車して歩くことに。
判断迷いましたが、結果は道が荒れていて正解でしたw
(;´Д`A ```

最初はハイキング気分で3人めっちゃウキウキ散策だったんですよ。
最初はね。
(^^;

車止めの先からは、どんどん草生して足場が悪くなる道。
道すらも草に埋もれて分からなくなる始末。
棒を振り回して草や虫を払いながら進みます。
先の見えない道にジワジワくる暑さ、クマへの恐怖と運動不足。
気力・体力がどんどん低下していく・・・
(~_~;)
注:これでも最近道が整備されたそうで、
以前は川を渡ったり、急な崖をボロい階段で登り降りしたそうですw

クマや虫に怯え、40分歩き続け・・・
ぬお!?突然目の前に現れる
「推薦産業遺産」のモニュメントが!
ついにキタか!
━━━━(゚∀゚)━━━━!!

顔を持ち上げると・・・・
え?あの草生した中に佇む黒い物体が目的地!?
(;・∀・)

近付いてみると・・・・
ぬおおお!?すげぇ!
めちゃカッコいい♡♥♡♥
(≧▽≦)

我々が訪れたのは
「持倉鉱山跡」
江戸時代から採掘が始まり銅や蛍石を産出しましたが、大正9年に閉山。
以降放置されました。
この建物は事務所だったようです。
(*^^*)

銅の精錬後にでる鉱滓で造られた「からみ煉瓦」は黒くてめちゃ重い。
そのため、大正時代から長期放置され、新潟の風雪にも晒されても、
現在までほぼそのままの形で残っているという。
(;´∀`)

さらにどことなく大正時代の雰囲気も感じられ、威風堂々という言葉が似合う。
しかもこの「からみ煉瓦」の製造期間は短く、活用された例は希少だという。
これは確かに「産業遺産」にふさわしい
(`・ω・´)b

川の向こうにも同じ「からみ煉瓦」で造られた坑口、精錬施設跡が見えます。
しかし橋が無いので川を歩いて渡らなければならず、懐中電灯も必要。
今回は訪問を止めておきます(←実はビビってるw)
(;´Д`A ```

山奥にひっそりと佇む、日本におけるパルテノン神殿のような
貴重な施設、しかし一人ではなかなか訪れる気になれず・・・
この三人だからこそ、訪問が実現出来ました!
\(^o^)/
つづく
注:ネットでは持倉鉱山は「日本(新潟)のマチュピチュ」とも言われているようですが、四国・新居浜市の「別子銅山東平地区」の方がよりマチュピチュに似ていて、持倉鉱山は個人的に「パルテノン神殿」の方がより雰囲気に合っていると感じましたw
Posted at 2025/09/14 17:28:29 | |
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