ZN6へGR86(ZN8)ミッション載せ替え

ぶっ壊れたミッションからGR86(ZN8)ミッションへ交換しました。

結論から言うとポン載せOK。
通常のミッション載せ替えと何ら変わりはありません。

なので作業手順は置いといて実際に旧86(ZN6)へGR86(ZN8)ミッションを載せ替えるときに役立つかもしれない情報などを記載することにします。
あくまでも「かもしれない」なのであしからず。

ZN8のミッションには赤で囲んだところが外見上違いましたが大差ないです。

ミッションアッセンブリーにはレリーズベアリング、シフトフォーク、レリーズシリンダが新品でセットされています。

セットしておいてくれてるのにアレですが個人的にレリーズベアリングのグリス溜めにはモリブデン系のグリスを塗りたいし、ちょっとプラスでやりたいのでベアリングは外します。

左の画像。
レリーズベアリングのクラッチカバーに当たる部分にはドライタイプのモリブデンスプレーを、元々グリス溜まりに塗布されていた透明なグリスは拭き取ってモリブデングリスに変更。

右の画像。
新品のスプラインには何も塗られていなかったので練りがらし状のスプライングリースを塗りました。
練りがらしグリスは最近売っているのをあまり見かけませんでしたがニチモリのクラッチグリースをアストロプロダクツでゲット！

このドライスプレー、モリブデングリス、練りがらしグリスは個人的見解なので修理書通りがオススメではありますが。

新品ミッションにシフトレバーを連結するにあたり、ココのカラーは再使用不可部品となっているので準備が必要です。
　CLAMP RING　SU003-00897
うまくやれば再使用できなくはないですが(笑)

レバー下のゴムブーツ、左右シフトピンも再使用不可にはなっているので一緒に準備するに越したことはないと思います。

カラーは連結するピンが抜けないように周りに被せてカシメる感じのパーツです。

ミッション上部にある2つのコネクターも新旧で変更なくポン付けできました。
コネクター加工は難易度低いですが手間なので助かりました(^^)

ひとつ上の画像と見比べてもらうとわかりますが新型ミッションはコネクター止めてるこのステー形状が違います。
何かもう一つコネクターつく感じですね。
そのままでも全く問題ありませんが、私はコンパクトなステー形状のZN6用に付け替えました。
軽量化へのこだわり(笑)

クラッチレリーズシリンダーは今回旧品をそのまま使い新品はストックしときました。
クラッチフルード交換するタイミングで良いかな〜と横着。

ミッション載せる前には念の為クラッチディスクのセンターが出ているかSSTを刺して確認しておくと安心です。

コレはマイ86初代ミッションのインプットシャフト。
ようやく使うときがきました(^^)


交換後のミッションはすこぶる快調！
完全にぶっ壊れる以前と比べても明らかに滑らかでシフトチェンジも速くできます。
ミッションのギアレシオに変更はありません。
暫くは慣らし運転的な軽負荷を心がけようかと思います。(ODO 118423)