関東は梅雨明けしちゃいましたね。
こんなに早くに梅雨明けしちゃって、渇水大丈夫かいな?と思って、関東のダムの貯水率を調べてみたら、利根川水系77.9%(前年同日78.5%)、荒川水系98.3%(前年同日60.5%)、多摩川水系77.9%(前年同日78.4%)と、そんなひどい事になってなくて拍子抜けしたというか、ヨカッタヨカッタというか…まぁ、去年だとここから更に雨が降る所が、今年は降らないとなれば、あんまり安心ばかりもしていられないのかもしれませんが。
水は大切に使いましょう(ありきたりな結論)。
さて、走行中にエンジンが止まってしまう(止まりそうになる)“事がある”
ミドリゲス。
5月4日に引き上げてもらってから退院までは、1ヶ月半近くを要しました。
とりあえず退院出来たって事は、エンジンストールの原因が解決した(と思われる)って事で、まずはその真相について書いて行きましょう。
前回のブログへのコメントでも指摘してくれた人が何人もいた様に、僕もまず怪しいと思ったのは燃料系。燃料ポンプでした。
マーキュリーでも同様の見解だったらしく、まずはミドリゲスに燃圧計を取り付け、症状が出るまでひたすら走り回ってくれたそうですw
かなり、相当、めっちゃ走り回って、ようやく症状が発生した時の燃圧は…正常!( ̄▽ ̄ノ)ノエッ?
原因は燃ポンではありませんでした。
次に怪しまれたのが、カムシャフト(ポジション)センサー。
カムシャフトセンサーは、エンジン内のカムシャフトの位置(リフト量)をセンシングしてECUへ送るパーツで、これがちゃんと作動していないと適切なタイミングで適切な量の燃料噴射が出来ず、エンジンがちゃんと動けなくなってしまう…ものらしいです。僕もよくわかってないので、ネットで読んだ記事を適当にまとめてみましたw
冷えている時は症状が出なくて、エンジンが温まると(カムシャフトセンサーが熱くなると)症状が出るというもわりと典型的な出方らしくて、それがミドリゲスが症状を出した時に実によく符合します。
ドリパで連続全開走行時や、結構熱い空気が滞留しているC2山手トンネル内…うん、怪しい!
このカムシャフトセンサーを交換して、また相当走り回ってくれた様でした。
「かなり走ってみたんですけど、センサー交換してからは一度も発生してないんで大丈夫だと思います」
「後は、僕が更に距離走って確かめるしかないのねー」
「そうですね。よろしくお願いします」
という事で、エンジンストールの原因は、どうやらカムシャフトセンサーだった様です。
尚、カムシャフトセンサーが終わってたという事は、似たようなパーツのクランクシャフトセンサーもそろそろご臨終の可能性があると思われるので、後日交換予定。
で、ようやく6月15日にミドリゲス再度の退院となりましたが、退院までの1ヶ月半、エンジンストール以外にも色々と手を入れて貰ったところがありまして…。
まずは、タコメーターの0-1500rpmの辺りが暗くなってた(納車時から)ので、切れてるランプを交換するついでに、メーター内のランプを全部LEDにしちゃおうと思い立ち、ネットで買った青色のNBロードスター用LEDキットに交換をお願いしていました。
で、退院の時に、ライトをONにして、キレイに青く光るメーターにホクホク……んん?
「まだここ(0-1500rpmの所)が暗いままなんだけど?ランプ入れ忘れました?それとも不良品?」
「え~?おかしいですね?ちゃんと全部入れて、ちゃんと点灯も確認したんですけど…?」
という事で、もう一度メーターを取り外して、確認をお願いしました。
「おかしいですね~?全部ちゃんと点いてますよ?」
「でも、ここ暗いままやん?なんで?」
困った時はネットで調べるのです。便利な世の中なのですw
「あれ?同じNBのメーターなのに、これとこれちょっと違うぞ……あー!わかった!」
ミドリゲスのタコメーターとスピードメーターです。
ちょっと変だと思いませんか?(僕はこの瞬間まで思いませんでしたw)
0rpmと0km/hの始点が違いますよね。普通は、(たぶん)見た目のために、左右対称にするはずなんです。
しかし、ミドリゲスのメーターの始点は、タコが時計で言うと6時の位置、スピードが8時の位置になっていて左右バラバラ。おかしい…(と、ずっと思ってませんでした)。
実はこれ、タコメーターがMT用、スピードメーターがAT用だったのです!(衝撃の事実)
タコメーターにオレンジに光る『6Speed』(6速)。NB8Cで6速なのはMTだけで、ATは4速です(NB6Cは5MTと4AT)。
てな事で、タコメーターは明らかにMT用。そして、MT用のスピードメーターは、タコメーターと同じ6時位置が始点(らしい)です。うん、左右対称。
ミドリゲスは、ATをMTに載せ替えた個体です。だから安かったのです(こんだけトラブル続いてるので、だけじゃなかった気もしますが…)。
つまり、ミッションと共に、タコメーター“だけ”MT用に取り替えた訳ですな(理由は不明。レッドゾーンがAT:7200rpm/MT:7500rpmで違うせいか、6Speedの文字盤が欲しかったせいか…?)。それで左右非対称になってる、とw
交換したのはタコメーターだけ。スピードメーターとメーターケースはAT用のままです。
ここでポイントになるのがメーターケース。実は、NB8Cの場合、メーターケースもATとMTで違います。
この赤矢印の先の四角と変形五角の中空柱。これの有無がATとMTの違いです。
これ、何かって言うと、輸出用ATだけで使用する警告灯を入れる所だそうです。国内向けATでは使用していません。使ってないけど、メーターケースは輸出・国内共用なので、この柱がメーターランプの光を遮っちゃって、始点が6時位置にあるMT用メーターだと0-1500rpmが暗くなっちゃう訳ですわ。納得(゜д゜)(。_。)(゜д゜)(。_。)ウンウン
という事で、どうせ使ってないものなので、ニッパーでガシガシ
割って切ってしまいます。
これで、無事メーター内が全て光るようになりました(∩´∀`)∩ヤッター
次。
ミドリゲスのハザードスイッチは、定番のダッシュボード中央。
しかし、画像の通り、ナビ&オーディオ代わりのタブレットを取り付けて(タブレットは、カーオーディオのCDスロットに固定するタイプのホルダーを使用して取り付けています)しまうと、押せなく…なくはないですが、とても大変です(;´∀`)
という事で、ここにハザードスイッチを増設しました。
ガンちゃんことS15シルビアは、純正状態でここにハザードスイッチがあって、押しやすくて良いんですよ。
尚、なんとなくわかるかと思いますが、本来はシガーソケットがありました。
シガーソケットを潰したままだと、タブレットの充電とか出来なくて不便きわまりませんから、ナビシート側のセンターコンソール横に3口のシガーソケットを増設したのは言うまでもありませんw
シートは、納車時にフルバケ(BRIDE EXASIII)に交換済みでしたが、平らなノーマルシートに比べて、サイドサポートが立ち上がっているため、シートベルトバックルが(相対的に)下の方に行ってしまって、シートベルトがしにくくなっていました。
という事で、シートベルトバックルのステーにアルミ板をかませてロング化したよ。
これでシートベルトするのも楽々♪
フルバケは新品を買ったので、サイドサポートと肩の部分のスレ防止に、シートベルトガードとサイドプロテクターも買いました。
取り付けると、こんな感じ。
親方印という所の製品ですが、ガンちゃんの時も使ってて、イイ感じでがんす。
ホイールのTE37は白一色で寂しかったので、カッティングマシンを持ってる
lin linさんにお願いして『midrigues』ステッカーを作ってもらって、貼ってみました。
ボディのラインと同じ、3Mのフェアリーオレンジカラーのラッピングフィルムを使ってます(
あおえく用の余りとも言う)。
そんなこんなで、ミドリゲスが退院した翌日、
本庄サーキットへ向かう僕の姿がありました。
まるかきさんを始めとする、
車楽人アソシエーションの生徒有志が、本庄ドリフトチャレンジに参戦するので、その応援と撮影です。
その時に撮ってた写真は
ここに載せて貰ってるんで、よければ観てやってくださいませませ。
さやかちゃんは、同日、
D1LightsSeries Rd.2 MEIHANに出場していたので、写ってたりはしませんがw
サプライズで、
僕エリさんが遊びに来てくれたよ♪
最近、エリーゼにフロントリップを付けたくて付けたくて付けたくてしょうがない僕エリさん、挨拶もそこそこに、ドリ車のフロント周り見て回ってましたけどw
本庄サーキットまでの往復は、(100km/hピーピー以外は)エンジンストールを始めとする特段のトラブルも発生せず、
遂に遂に遂にミドリゲス完調!?
で、本庄サーキットへ行った翌週。今度は
富士スピードウェイへ向かう僕とミドリゲス。
もう毎度過ぎてアレですが、車楽人アソシエーションのドリパスクールの撮影ですしおすし。
午前中は曇りでドライコンディションでしたが、昼前頃から雨が振り始め、スクール終盤には激しい雨に加え、霧まで出始めたハードな一日でした。
そんなこんなな感じで撮ってた写真は
ここに載せて貰ってるんで、よければ観てやってくださいませませ。
そんで、ドリパスクールは、ドリフトと一緒にグリップのスクールもやってて、グリップクラスの最後に模擬レースをやるという事で、佐藤師匠から…
「よっし~さん、混ざって模擬レース出てください」
あれ?これって前回のエンジンストールと同じ流れじゃね?…と一瞬思いましたが、今回はカムシャフトセンサーも交換した後ですし、ミドリゲスは完調のはずです。
「おっしゃー、行くでー」
と、一瞬だけ気合を入れましたが、よくよく考えてみれば、R8さんのR8を筆頭に、参加車両は全てミドリゲスより性能が上の車ばかりです(一台だけAE86がいますが、この86はモディ費が4桁万円にのぼる、藤原豆腐店86並の仕上がりの車なので、やっぱりミドリゲスの遥か上の車でんがなまんがな)。
しかもしかも、雨は土砂降りで、ドリフトクラスではハイドロプレーニングを起こしてコースアウトしかける車も出るほどの弩級ウェットコンディションです。
そんな中、ミドリゲスのリアタイヤは、ドリタイヤ御用達のアジアンタイヤKENDA KR20。
昨今のアジアンタイヤ、だいぶグリップも良くなってきましたよね。KR20もドリタイヤとしては、そこそこグリップのある方です。しかし、しかしですね、アジアンタイヤ、ドライグリップは良くなっても、ウェットグリップはホント壊滅的なのばっかりですよ。もちろん、KR20も然り。
車の性能も上で、ハイグリップタイヤ履いてるグリップ専科の人たちについていける訳が、ないw
ついでに言うなら、ミドリゲスとAE86以外、AWDかFFで、ウェットだと超有利やんけ。
スタートフラッグが振られて、10周の模擬レース開始。
そりゃ、2周くらいは頑張りました。でも、無理です。リアがどうやっても流れまくりだし、前に進んでくれないし…。
段々と前に離されて行き…4周目くらいで諦めました。
『もう、前に離されまくりだし、このままただ走っても無駄だし…もうここからはドリフトしよう!』
という事で、そこから後は、見ている人に楽しんでもらおう(?)と、全コーナードリフトで走ることにしました。だって、ミドリゲス、ドリ車だしw
ドリフトクラスで見学していたまるかきさんが、その僕の足掻きの最後の2周辺りを撮っててくれたので晒してみますわ(;´Д`)
※音声は消してあります。
(別な意味で)頑張っちょるやろ?
最後、周回遅れにならなくて良かった~w
この中の衝撃映像!1:52くらいから数秒、ミドリゲスの
バックランプが点灯しています!?(ブレーキランプとは色が違うのでわかる)
見てるドリフトクラスで気付いた人は(まるかきさんは気付かなかったらしい)
「なんだアレ!?神岡ターンか!?
それとも、よっし~、新しい技開発したのか!?」
と、どよめいていたとかいなかったとか…?w
この時車内では、バックギアに入った時の「ピーッピーッピーッ」という電子音が鳴り響いていましたwww(元々ATだからバックギアに入れると鳴る)
当然、神岡ターンみたいな超高等技でもなければ、新しい技でバックギアに入れた訳でもなく、僕はこの時、普通にドリフトしてただけでした。
そうなんです。なんでか、バックギアに“入った事になってた”のです。ギアチェンジもしてないのに。ただ、アクセル踏んでただけなのに。
このバックランプ騒ぎは、この時だけで終わりでしたが、帰路につくためにエンジンをかけようとしたところ…
「セル回んね…!?∑(゚д゚lll)ガーン」
セルはキュとも言わず、沈黙したまま…。
周りの人たちに手伝って貰って、押しがけでエンジンをかけ(かかって良かった)、ミドリゲスはそのままマーキュリーに再々度の入院となったのでした(* ̄ノ ̄)/Ωチーン
そして、入院したまま、今日に至る…。