さて、今回は真面目です。
以前
2024GW能登ツーリングのレポートを書きましたが、実質それの続きになります。
震災後の豪雨災害で受けた影響がどれ程あって、どれだけの復興具合なのかをツーリング好きの視点からレポートしようかなと。
私個人の能登半島に関わる時系列的には
2023年5月、SSTR参加
↓
2024年元旦、震災
↓
2024年SSTR延期
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2024年GWに能登ツーリング&レポート
↓
2024年SSTR、秋開催決定
↓
2024SSTR参加申込
↓
2024年9月末、豪雨災害
↓
2024年SSTR、復旧作業の妨げになる為に奥能登方面の応援ポイント削除
↓
2024年10月、SSTR2024参加(能登には寄らず)
↓
2025SSTR開催決定&参加申込み
↓
2025年5月、SSTR2025参加&完走
こんな感じです。
なので、当たり前ですが豪雨災害は報道でしか知らない訳です。
なので、今回は2024GW能登ツーリングのルートをメインに再訪しつつ、豪雨災害後の復興度合いをライダー目線でレポートしようと思います。
ライダーが能登半島ツーリングを楽しむ
↓
能登半島でお金を使う
↓
能登半島の経済が潤う
こんな循環にしないと、復興応援なんて続きませんからね。
で、千里浜を後にして、まずは北上。
で、ここでレインウェア全脱ぎ。
厳門クルーズは再開しているのか分かりませんが、そちらの乗り場です。
若干霧雨っぽい状態ではありますが、路面は乾いてますし、予報は曇りながらも雨は降らないっぽいので。
そして
朝食!
SSTRアタック(?)用に買い込んでいたクイックチャージな食べ物の1つですが、本番ではなく復路で役に立つとは……本番がストイック過ぎましたねw
そして、ここからが能登半島ツーリングの本番です。
ちなみにヘルメットカメラには録画してませんでしたが
志賀原子力発電所近くの道は、2024年に見た上の画像から一切変わっていませんでした。
歩道を歩く人はいないという判断なのか、優先順位の問題なのかは分かりませんが、2024年から変わってませんでしたね。
で、次に向かったのは
大笹波水田(棚田)です。
展望台は完全に放置ですが、水田は元気いっぱいの様です。
営業中とかいう旗が立ってましたし、美味しいお米が出来ることを祈ります!
で、次は
剱地八幡神社です。
ローカル神社で、近所のおじいちゃんに神社のカレンダーを貰った事があるので『また会えないかなぁ……』と再訪を続けてますが、人っ子一人会えません!
第一村人さん出てきてよ!
そんなこんなで、次に向かったのは
権現岩。
かつてはトトロ岩と言われてましたが、片耳が崩れ落ちてからは……
輪島の看板後ろに隠れる様に……残念でなりません……。
そして次はコチラ。
去年来た時と変わっておりません……。
早朝ではありませんので、人の気配があってもよさそうなものですが、それも無し。
元々物置のような場所だったのだとは思いますが、完全に放置ですね。
撤去するにもお金が掛かりますし、現状で実害が無いのであれば放置は仕方がないですよね。
そして次が本命の1つ……なのですが。
通行止め……orz
画像がボケけててすみません……霧雨の影響です……。
で、
門前町を海沿いから山中を抜けて皆月海岸まで行くつもりでしたが、地元民&工事関係者以外は通行止め。
道路情報では通れる事になっていましたが、仕方がありません。
門前町は
門前モータースポーツ公園というダートラ場があるので、復興を期待したいところです。
さすがにそちらも山中なので確認には行きませんでした。
元々、
大沢地区・間垣の里は震災後から通行止めのままですから行けないのはわかってましたが、通行止め解除になってたはずの場所が行けなかったのは残念です。
しかし、今も尚通行止めのままな間垣の里は一体どれほどの被害を受けているのか……あの風情溢れる間垣の里が復活してくれることを切に願います……。
そして戻って来たところで目にするのが
道下サンセットパークにある仮設住宅。
ここ……ぶっちゃけた話をすると環境はあまり良くないんじゃないですかね……。
いや、仮設住宅自体はシッカリしてるとは思いますよ。
でも、普段の生活が……車でちょっと走ったところにはゲンキー門前店やらクスリのアオキやらコメリやらがありますので、営業してくれさえしてくれていれば生活は成り立つかもしれませんが、大きな街から孤立し過ぎなんですよね……。
一番近いのは間違いなく輪島市ですが、輪島市自体が被害甚大な上に輪島市へのルートが未だ寸断状態ですので、次点の穴水町になると思います……が、穴水町自体がそんなに大きくないですしね……。
元々そういう生活圏だと言ってしまえばそれまでかもしれませんが『行けるけど行かない』のと『実質孤立状態』ってのは別次元の話だと思うんですよねぇ……精神的な意味で。
東日本大震災の時はもっととんでもない場所に仮設住宅かあったのも確認してますので、それよりはマシと言えるのは確かですが、そもそも比較するものじゃないですし……。
あくまで私の感想なので現地の方々がどう感じてるのかは分かりませんが、私ならかなりきついと思います……。
そして次に向かったのが
国道249号の行き止まり。
ここが輪島へのルートになりますが、未だに通行止め……。
すると、そこに軽トラのおっちゃんが。
『なに、輪島に行きたいのかい?』
『そうなんですけど、行き止まりなんで引き返そうかなと』
『んじゃー、抜けれるから着いてきなー』
と、ありがたいお言葉を!
何でも土日は工事お休みで、今は迂回路経由なら輪島にも抜けられるとの事で、地元の方に素直に甘えさせてもらいました。
迷惑掛かるといけないのでモザイク掛けてますが、おっちゃんありがとう!
ちなみに、途中の道は
山肌が完全に無くなっていたり山ごと崩れ落ちていたりと、通れるだけマシって状態でした。
更に迂回路も
電柱が倒れたままとか(電線は機能してます!)未だ酷い状態でしたが、それでも復旧作業か進んでいるのは間違いありません(軽トラ速すぎて置いていかれてますw)。
1日も早く輪島へのルートが復活する事を願います。
そして南西から輪島市へアプローチする形になりますが
この辺から仮設住宅を多く見かけるようになります。
場所的に輪島市内が無理だったのは分かりますが、こちらも車が無い方々じゃ孤立は避けられません……。
車があればなんとかなりはするとは思いますが、じゃあそのガソリン代は?と考えると……復興って一筋縄じゃ行きませんね、ホントに……。
そしてやって来ました。
朝市通り(から一本外れた道)です。
撤去が終わったと報道で見ましたので、それならばと来てみました。
撤去が終わったと言い切っていいのかは分かりませんが、法的な問題も抱えてるでしょうし……。
ですが、この辺りが輪島市の経済の中心だったのは間違いないでしょうし、人を呼び込む為にもこの辺りの復旧は急務だと思います……が、難しいですよねぇ……。
兎にも角にも、早期に復活してくれることを願います。
そして、次は
道の駅・輪島へ。
ここは
去年来た時と変わっていません。
それでも
真横にある仮設住宅に住んでいらっしゃるおじいちゃんおばあちゃん達の憩いの場として機能しているみたいでしたので、現状では充分役に立ってるのかなとは思いました。
そしてここから前回行けなかった場所へ向かいます。
ってな訳で、次に続きます。