2009年07月23日
エコカー減税の不思議とエコでなくてもエコカー減税対応
今年はエコカー減税により、ハイブリッドカーが売れまくりのようですが、実際、ハイブリッドやエコカー減税の対応車が実際に燃費が良いかというとそうでもないということは、皆さんご存知のこと。
この制度の盲点というか、知りつつ車作りを有利に行うトヨタの戦略は、本来のエコカーのあり方とは、かなりかけ離れています。真面目にその車本来の性能を上げるために車重を軽くしていき、本来のあるべき車に仕立て上げられた車ほど、この優遇設置から外れてしまいかねない車になってしまうという本末転倒な始末・・・
重さなんか関係ない。逆に重い車が売れなくなるということは、ミニバン主体なマーケットだと、車業界として大打撃に繋がるのでしょうけど・・・
また、排気量が大きい車が売れなくなるのは良いことだとも思います。同一時間に対してのCO2排出量は、排気量が小さいほうが少ない筈!
ただ、トヨタのあり方は利益を上げる一企業としては当たり前の対応ですが・・・
国は、このエコカー減税対応車の区分仕様を策定するときに、おかしいな?とは思わなかったのでしょうか?
穿ってみると、それを知りつつ特定企業が利益を出しやすいように配慮したように見受けられます。
今のこの条件だと小型車であるほど不利な内容になっていると思われるから。。。
エコかどうかは、海外のようにCO2の排出量だけで算出するのが公平でしょう。CO2の排出量の単位はg/kmなので、距離あたりの排出量ということになっています。
ということは、どんなにエコカーでCO2排出量が少なくても、エコカーではないが、あまり距離を走らない人と、生涯排出量で比較した場合、距離を沢山走る人たちはエコではなくなってしまいますね。
車もあくまで道具としてみた場合、結局エコかどうかは、それを使う人次第ということになります。
また、エコカーかどうかの区分を一般利用と商用利用とで同一で括ってしまうのも問題かと・・・
商用で利用されるトラックなどは、別途、区分を分けてあげる配慮も必要かなと。一般乗用車に比べ、色々と税金を高く設定されているならば、その代わりに日本全国の有料道路を無料にするなど物流業界に対しては配慮するなども必要かも?
そうすれば、流通コストが抑えられ、全ての商品に上乗せされているコストが下げられ、それがすべての消費者へ還元されると思うのですよね~
日本の道路環境的には、小型車が多いほうが安全にも繋がりそうですけど。
なんて考えてみた。
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Posted at
2009/07/23 11:23:59
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