ディラーに行った時に、Golf V Variantのエンジンカバーの取り外し方法について聞いてみました。なんせ、こんなの取っ払ったことがないので、どのような手順で取り外せばいいのか皆目分からなかったからです。
営業さんが「簡単ですよ!」と。。。単純に引っ張れば外れるということだったので、早速、家に帰ってからボンネットを開けてチャレンジしてみました。
単純に引っ張れば言い訳ではなく、2箇所程エアーの入り口と出口部分については、パイプを外しておく必要がありました。上部(赤丸の左側)のパイプは金具で引っかかっているので、2箇所パチンと外せばOK。同時にエアフローのコネクターも外します。
次に、下側(赤丸の右側)にある吸入口にあたるパイプ(クランプって言うんですね)ですが、金具のわっかを押し開きながらずらして外します。(後に、これをはめ込むのがエライ大変なことになるのでした・・・)
パイプを外し、左側の下側から上に持ち上げます。時計周りで少しづつ引っ張っていくと、あるタイミングでバスっという感じで取り外せます。本当に4箇所くらいでポッチに嵌っているだけなので、思い切り上に持ち上げれば簡単に外れるようになっていました。
エンジン側を除くと、赤い丸が付いた箇所が取り外すために触った箇所となります。2リッター4気筒エンジンなんで、カバーを外すとおもったいじょうに小さいエンジンですね~
カバー内にエアフィルターが入っているため、今度は取り外したカバー側で、銀の熱対策プレートを4つの星型ネジを外します。放熱板を取り除くと、写真の赤丸にあるようなツメが見えるようになります。まだ、このままでは外れないので、次に8箇所のネジを外します。
写真赤丸の8箇所のネジを外します。私のときはディラーの点検時にちゃんと嵌めていなかったのか、角がしっかりと嵌っていなくて浮いていましたよ~
なんで、横着して脇からとか考えずにネジは全部外してしまったほうが、後々面倒が無いし失敗もしないと思います。
カバーのさらに内カバーを外すと、ようやくエアフィルターとご対面~
ここまでで20分はかかりました。。。
3年間使ったエアフィルターは、なんか真ん中あたりに染みみたいなのがあるし、かなり汚れてしました。
しかも、取り除こうと端っこを持ったとたん、パタンと2つに折れ曲がってしまいました・・・
それほど、ノーマルフィルターは強度が無いです。
で、どうせならば、交換前にフィルター部分やその他もろもろの箇所を拭き掃除などをして綺麗にしました。ここまで空けるのにかなり苦労するので、こういう時に作業をケチると後で後悔しそうだから。
掃除を完了してから、元のとおりに新しいエアフィルターをセット。かなりぴったりにカチッと嵌ります。フィルターの縁がゴムになっているので、しっとりとした感じで嵌るので、かなり安心感がありました。取り付け時の注意点としては、適当に嵌めないことでしょうか。製品の品質が良いので、本当にパッチリと嵌りますから。
また、逆の手順で内カバーを嵌め込みます。上側のツメに引っ掛けた後、ネジを左上側から対角線でクロスしながら半分づつぐらいを締め付けます。
写真のビックリマークの部分は最後に締め付けるのですが、ちゃんと嵌るとカバーには一切の浮きがない状態でしっかりと嵌ります。ネジを締め付ける順番次第では、どこかがしっくりと来ない部分が出てきます。私の場合は、左下と右下でした。。。どうしても微妙に浮いてしまっていたのですが、下側センターのネジを最後に締め付けるようにすることで、左右の浮きがなくなりピッタシと嵌りました。結構、慣れないとここで右往左往すると思います。
内カバーが嵌れば、銀のプレート(放熱板)をネジ留して完了です。後はエンジンに上から被せればOK。カバーの上側から挿入して下側の左下側にあるポッチに嵌るように押さえ込みます。
カバーが嵌れば、エアフローのコネクターを接続し、エアフローパイプ側をパチンと留め具を2箇所はめ込んで、最後は吸入口側を嵌めれば終了です。
さて・・・
ここでかなり作業的に嵌りました。パイプを固定する金具(クランプ)が私の握力ではどうしてもめいっぱいに開けずに、クランプ内にパイプを入れることすら困難でした。
そもそも、手ではなくプライヤーみたいなもので挟んでみるも、クランプを全開で開けることが出来なかったんです・・・
こんなことを1時間ばかし格闘した末、
自力では絶対に無理!ってことで諦めました。
で、こういうのは、これ専用の必要な工具が売られているに違いない!と思いつき、近所のアストロプロダクトへ!
すると、やっぱりありましたよ!
ホースクランププライヤーなる工具が・・・・
早速、1380円で購入してチャリで帰ってきました。
たまたま売られていたから良かったものの、売り切れていたら暫くは車が利用できない状態になっていたでしょう。
そもそも、そんなに売れる商品でもないのか、在庫も2個しかありませんでしたし。。。
さっきまで、
どうやっても嵌めることが出来なかったクランプが、意図も簡単に嵌め込みすることが出来ました。悪戦苦闘した1時間はなんだったんでしょうか・・・
っていうか、この工具が無ければエアフィルター交換は出来ないと言っても過言ではないですね。嵌り終わると、クランプは悪戦苦闘した跡で塗装がはげはげに・・・
エンジンをかけてみて、特に問題ないことを確認。作業終了です。
専用工具があったとしても、作業時間としては45分はかかりそうです。慣れれば目標30分以内ってところでしょうか。
私は色々在りまして2時間ばかしかかりました。まあ、いい勉強にはなりました。かなりDIY経験値としてはレベルアップできた感があります。
早速、近所を試走行しアクセル全開してみてみるも、パワーアップした感はまったく無く。とりあえず、綺麗になったから気分が良くなった程度で終わってしまいました。。。
あれだけ苦労したから、ちょっとは新しいエアフィルターでパワーアップするか?!という期待をしてみたものの、ちょっと残念!
エアフィルター交換するには以下の工具が必要です。工具さえあれば簡単な地道な作業でしかないのでDIYとしては初級以上中級未満ぐらいの難しさでしょうか。