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Reki@981のブログ一覧

2023年02月24日 イイね!

統・GT4RSの疑問在解消


前回の続きです。

3.エンジンの慣らしの距離は?

取扱説明書に記載の通り、走行距離1,500kmに達するまでは慣らし運転が必要になります。エンジン回転数の上限は7,000rpmになります。



これは他のモデルと比較すると、走行距離は半分、回転数の上限は3,000rpmも高いことになります(通常モデルの慣らしは、走行距離3,000km、回転数の上限4,000rpm)。

ポルシェのレーシングカー直系のエンジンは、通常のモデルと比較した際に部品の公差が異なるとのことです(より公差は厳しく、部品のバラツキが少なくなる)。この結果、公差が少ない→部品の干渉(フリクション)が少ない→慣らしの距離、回転数の上限が緩くなっているようです。

なお、なぜかUSの取扱説明書の記載が異なるのですが、これはどうやらUSの内容が誤っているようです。USのオーナーが走行距離1,500kmで慣らし運転プログラムが表示されなくなることを確認済みです。

日本

走行距離が1,500kmに達するまでは慣らし運転が必要になります。
エンジン回転数が7,000rpmを超えないようにしてください。

EU

The first 1,500km (932miles) are required for this.
Avoid high engine speeds above 7,000pm.

US

The parts require the first 1,875mil (3,000km) for this purpose.
Avoid high engine speeds of 4,000pm or more.


ポルシェの GT 部門責任者であるアンドレアス・プレウニンガー(Andreas Preuninger)氏が過去に慣らしについて語っていましたので参考に載せておきます。

I can only tell you how I personally do it, or how we do it at Weissach for the first 500 kilometers or 300 miles, we don't drive that car ever over 5000 rpm, never.
From then on, every 200 kilometers, we up the rpms by 500, so we end up at 1300, 1400 kilometers at the threshold before we can really go full throttle, at 800 or 900 miles.

これをまとめると、

~500km: ~5000pm
~700km: ~5500rpm
~900km: ~6000rpm
~1100km: ~6500rpm
~1300km: ~7000rpm
~1500km: ~7500rpm
1500km~:レッドライン

ということになる…と思います。取扱説明書に記載の内容と沿っているようにも見えます。

※レーシングカー直系のエンジンの場合です。

自分は慎重派なので、以前の911で行った際と同様の慣らしを行う予定です(走行距離1,000kmでオイル交換1回目、走行距離2,500kmの2回目のオイル交換で慣らし終了)。


4.エンジンオイルは半分しか交換出来ない?

サービスマニュアルの記載内容より、エンジンオイルの総量8.1Lに対し、エンジン冷間時における最大可能排出量は4.1Lになります。このため、総量の約半分しかエンジンオイルは抜くことが出来ません。

ただし、油温と排出時間によっては最大7.0Lまで抜くことが出来るようです(実際の温度や時間における記載は残念ながらなし)。これはエンジンが同じ、992GT3も同様です。

またね。

Reki
Posted at 2023/02/24 18:37:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | Porsche GT4RS | 日記
2023年02月23日 イイね!

GT4RSの疑問を解消

GT4RSについて、
調べた内容やメカニックから聞いた内容を共有したいと思います。

1.NACAダクトの先はどうなっているのか?

こうなっています。



排気側は少し歪な形状です。

GT4RSは他のモデル同様に下回りにブレーキ用のエアスポイラーを備えているため、ディスクローターの上半分はNACAダクトからの風を、下半分はエアスポイラーからの風を使用して冷却しているようです。

2.洗車の際にエアインテークに水が入っても問題ないか?

エアインテークに入った水は、



室内のダクトを経由して、

写真

エンジン用のエアフィルターの付いたこちらのパーツに到達します。



こちらのパーツ裏返すとわかるのですが、下側に排水用の穴が開いています。



なので、エアインテークに入った空気は上に上りエアフィルターを通してエンジンへ、水は下の排水用の穴から抜ける仕組みになっています。

このため、洗車の際にエアインテークに水が入っても問題ない構造にはなっています。ただし、排水用の穴は小さく、また穴の上に水を蓄えることが出来るキャパを持っていますが、その容量はあまり多く見えません。



排水量<流入量となると、エンジン側に水が回ってしまう恐れがあるため、洗車の際にある程度は注意した方が良さそうです。

なお、以前乗っていた458イタリアも実はGT4RSと同じ位置にエアインテークがあります(あまり知られていない)。こちらはディーラーに聞いた際に「養生テープ等でマスキングしてから洗車してください」と言われたので、毎回穴を塞いで洗車していました。



気になる方はGT4RSも穴を塞いだ方がいいかもしれません(ディーラーではここまで行わないとは言ってはいました)。

調べて驚いたのが、このエンジンフィルター、SuncoastPartsで$590.00(¥76,700)でした。メーカー希望小売価格に至っては$882.68(¥114,748)…。



素の718ケイマンのエンジンフィルター:$39.99(¥5,199)
カレラGTのエンジンフィルター:$180.00(¥23,400)
918スパイダーのエンジンフィルター:$350.00(¥45,500)
GT4RSのエンジンフィルター:$590.00(¥76,700)

たぶん歴代のポルシェの中で最も高価なエンジンフィルターです。

続く

Reki
Posted at 2023/02/23 21:12:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | Porsche GT4RS | 日記
2021年08月01日 イイね!

トナラー申し訳ありません!


空いている駐車場で、
トナラーは良くないこととわかっているのですが、
今回は許してください。

駐車場にフェラーリのレーシングカーが止まっていることなど、
中々無いではないですか(笑)

alt

※乗降りには最新の注意を払いました。

Reki

Posted at 2021/08/01 08:28:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ferrari 458 Italia | 日記
2020年09月28日 イイね!

ブランチに初参加!


お久しぶりです。
Rekiです。

はじめてフェラーリ・ブランチに参加してきました。

春のフェラーリ・ブランチがコロナの影響で中止になり、秋もダメかと思ったのですが、今年は午前と午後の2部制にすることで、密を避け開催することに。通常秋のブランチはスペチアーレ・モデルとクラシック・モデルを対象に開催しますが、今年はどのモデルでもOKとのことでエントリーしました。



車両入場は9時から、さらに場内準備で遅れることがあるとのことで9時15分に着くように時間調整していったら、最後尾から2台目でした…。早速初参加の洗礼を受けてしまった、皆さん早くに集まるのですね。

参加台数は例年と比較し少ないですが、それでもすごいモデルがたくさん。
まずはこちら、



フェラーリ488GTBのスペシャルモデル488ピスタ。
限定モデルではないとはいえ、この台数は驚きですね。



ホントに何台いるのか…。



ラ・フェラーリも止まっていました!
みんな撮影に夢中かと思ったら、撮影をしているのは自分くらい…。
み…皆さん、見慣れているのかな…。



なんだか場違い感を感じつつ、せっせと撮影を続けました。

奥山清行さんがピニンファリーナにいた際にデザインしたエンツォ・フェラーリ、
実物のカッコよさが半端じゃなかった。



個人的にフェラーリの中で一番好きなデザインです。
ピニンファリーナがデザインした車が好きっていうのもあります。



ひ…低い、フロントほとんど芝生に触れていますね。



こちらもラ・フェラーリと同じく限定モデルなのですが、
皆さん撮影をする様子はほぼなく。

おかげで撮影はしやすかった…。

自分が乗っている458の最新モデル、F8も来ていました。
まだまだ日本に入ってきている台数は少ないので、大変貴重です。



フロントのSダクトはもはや定番。



F40を意識したリアウィンドウ。
エンジンの搭載位置が一段と低くなっていました。




そして今年の目玉がこちら、



フェラーリ モンツァ SP2、
そして、



フェラーリ モンツァ SP1。
正式な値段は公表されていませんが、噂では3億5千万ほど…。

プレミアムが付く昨今の車事情を考慮すると2台で10億ほどか…。
というか皆さんこのモデルは撮影するのですね。



こちら内装…、よく見たらカギが置きっぱなし。。。



サイドビューを見ると、過去と現代のデザインが調和した素晴らしいデザイン。



これは見ていて飽きないですね。

この日の天気は曇りで雨も降る予報もあったのですが、
天候が一時的な晴れてきたこともあり、この後2台ともデモ走行を行いました。

いやぁ~、いい音ですね。
自分もいつかはV12のモデルに乗ってみたい。




最後は会場の真ん中で多くの人に囲まれていました。

今年の目標である、ブランチに参加できたことだけで大満足の一日でした。

本当は談笑等楽しむイベントだと思うのですが、夢中で撮影していたらあっという間に終わってしまった…。次回はもう少し積極的にコミュニケーションをとろうと思う今日この頃です(とりあえず人見知りを直さねば…)。

あっ、今回は自分の車の写真がほぼなかったため、最後に1枚だけ。



Reki
Posted at 2020/09/28 21:48:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ferrari 458 Italia | 日記
2019年12月09日 イイね!

458イタリア納車から3ヶ月


458イタリア納車3ヶ月のインプレッション。
主に前に乗っていた991型の911と比較してみました。


1.とにかく固い足回り

458の運転を始めると毎回足回りの固さに驚きます。

458と911はホイールのサイズも幅も扁平率全く同じなのに、ここまで変わるとは…。911のPASMをスポーツモードにした時よりも固く、今まで気にしたこともない道でも凹凸が気になります。

911で道が悪いな…と思った道を走ったら、もはやダートコースのようでした(笑)。あまりの振動でドライブレコーダーが反応した時にはさすがに笑ってしまいました。

458にはステアリングに「サスペンションの減衰力制御スイッチ」があり、これを使用するとだいぶ緩和されます。正直長野の道はあまりよくない良くない箇所が多いので、今では常用しています。


2.街中を流すと911よりも静か

朝一のエンジン始動音は911と同じぐらいですね。

今まで自宅の駐車場で聞いた始動音を比べると、エキシージ(V6)>458≒911>ケイマンになります。早朝にエンジンをかける際は、周りに気を使います。

街中を流すと室内に響いてくる音は911よりも若干ですが静かです。911を普段走らせる際は、スポーツエグゾーストをオンにしてバルブを開いた状態で走っていました。458のバルブはスイッチではなく回転数で決まるため、街中を3000回転以下で走るような際の音は911の方がうるさいです。


3.性格が違うトランスミッション

トランスミッションは911同様に7速のDCTですが、比べてみると911とは異なります。

まず458には疑似クリープがありません。街中を走っている際はそこまで気になりませんが、バックで駐車を行う際には取り回しにとても苦労します。

911のようにシフトレバーはないため、変速はパドルシフトのみです。911はハンドルを切るとパドルシフトの位置も合わせて動きますが、458は位置が固定されていて動きません。ただし、458の方がパドルシフトのサイズが大きく、実際に運転してみると458の方が操作性が良いことは意外でした。

911の7速目は高速巡航時のもので、高速道路で使用するとエンジン回転数を抑えた運転ができます。458は…そんなこと考えていませんね。やっぱり、比べてみるとポルシェの方が同じ7速DCTでも実用性を重視していることがわかります。

マニュアルモードで走るとDCTにも性格が出ます。

911のDCT(PDK)はシフトアップのショックが少なかったです。その反面シフトダウンは苦手で、ある回転数以下(主に3000回転以下)でシフトダウンすると変速がギクシャクします。

これに対して458は性格が真逆で、低い回転数で変速しても違和感なくシフトダウンが行えます。逆に回転数が高い状態でシフトアップした際のショックが大きいです。

この衝撃がなかなか曲者で、思わずアクセルを緩めてしまうほどです。最近ではだいぶ慣れてきましたが、458と同様にシフトダウンが行えて、911と同様にシフトアップが行えるトランスミッションがあれば理想なのですが、どこかにトレードオフがあるのか…。


4.ブレーキはやっぱりポルシェが優秀

458をはじめて運転した際はブレーキの利きに驚きました。効いて驚いたのではなく、効かなくて驚きました(笑)。大雨の中で運転していたことが大きいのでが、カーボンセラミックブレーキは冷えていると素人でもわかるほど性能が顕著に落ちます。感覚としては軽自動車に乗っているときのブレーキ感覚に近いです(ブレーキペダルを踏んでから効き始めるまでラグがあります)。

もちろん458もブレーキの温度が上がってくると問題なく効くのですが、朝一、街中を流しているとき、峠道を攻めているときでブレーキの効きが変わるため、ブレーキには若干気を使います。

ここら辺911は優秀でした。環境や状況を問わず、いつでも思った通りに安心して止まれる車でした。ただ、この違いはカーボンセラミックブレーキとスチールブレーキの違いが大きいと思います。ポルシェの911でもカーボンセラミックブレーキを選択すると同じなのかもしれません。

余談ですが、カーボンセラミックブレーキはホイールが本当に汚れません(最近洗車して驚きました)。


5.排気量は4499cc

故に税金が高い…間違えました。発熱が凄いです。

今の時期はだいぶ良くなりましたが、夏場はミラーを見た際に「蜃気楼が見えるんじゃないか」ってくらい熱くなります。このため、911に乗っていた際にはなかった習慣として458では自宅に戻った後に必ずエンジンフードをしばらく開けるようにしています(そもそも911はエンジンフード開けてもあまり効果がないですね…)。

発熱の副産物として(ドライサンプの効果ですが)、458のエンジンは水温・油温の立ち上がりが極めて良いです。乗り始めて5分もすれば、どちらも70℃を超えています。911は水温が上がるのは早いのですが、油温がなかなか上がらず…。始動直後はしばらくエンジンを回せなくて、よくモヤモヤしていました。

燃費は5km/L…くらいですね。あまり考えないようにしています(2.7Lのケイマンが9.0km/L、3.4Lの911は7.5km/Lくらいでしたので、順調に?下がっていますね/笑)。


6.やっぱり高回転NAは最高

街中を走っている際、458は911よりも静かです。ただし、マネッティーノスイッチをレースモードにすると化けます。

回転数が3000回転を超えるとバルブが開くため、ちょっとした直線があればバルブを開いた音が聞けます。ただし、このバルブの開閉が曲者で、バルブを開閉する前後では音が濁ります。特にバルブを開いた直後の音が、低く唸ったような音になるのは残念です。

そもそもレースモードのため、回転数が3000回転以下になる前提で作られたモードではないですね。

レブリミットまで回した際の音は…、思わず笑ってしまいます。この車を選んで間違いなかったと思う瞬間です。

個人的にポルシェの音と、フェラーリの音を比べるのはナンセンスと思っています。これは違う楽器の音を聞いてどちらの楽器の方の良いと比べるようなもので、やっぱりポルシェのフラット6はそれだけ独特な音がします。

911ではレブリミットまで回すとエグゾーストサウンドと一緒にエンジンのメカニカルノイズが室内に響いてきました。これに対して、458は純粋なエグゾーストサウンドの割合が大きく感じます。ポルシェとの最も大きな違いが、その音に何を思うか…です。ポルシェの音は、やっぱりポルシェです。これに対し458の音を聞いていると、頭の片隅でF1を思い出します。

この違いは…やっぱり大きいですね。

もちろんV12エンジンを積んだフェラーリにはかないませんが、V8エンジンでもその片鱗くらいは感じ取れます。

なお、エンジンのレスポンスは911も458も素晴らしいです。本当に気持ちよくエンジンが上まで吹き上がります。これは最近のターボ化されたエンジンでは味わえないこと。やっぱり高回転NAは素晴らしいです。


7.ただし乗って行く場所を選ぶ

458に乗って変わったのが、乗って行く場所です。911はどこへでも楽しく走りに行けましたが、458は走る道を選びます。

車幅が1937mmもあるため細いトンネルなどがある峠道は厳しいですし、サスペンションが固いため道が悪いと乗っていて疲れます。そして570PS/9,000rpmを生かせる道は田舎の長野ではとても少ないです。

思い返すと峠道を楽しく走れたのは、若干非力な2.7Lのケイマンが一番だったかもしれません。

alt

もう3ヶ月…

どういう巡り合わせか、458のオーナーになってもう3ヶ月…。本当はもっと乗って色々な場所に行きたいのですが、今年は本当に秋が短いですね。

長野では先週に雪が降り、駐車場を見ると多くの車がスタッドレスへの履き替えを終えていました。高速を走ると塩カルの撒かれている箇所もちらほらとあります。

このため、しばらくは冬眠し、来年の春に備えたいと思います。
4月初めはブランチ、4月下旬にはオーナーズデイズが待っています。

果たして同じ世代のオーナーさんと巡り合えるかどうかが気がかりですが、今後がとても楽しみです。

Reki

Posted at 2019/12/09 22:35:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ferrari 458 Italia | 日記

プロフィール

「統・GT4RSの疑問在解消 http://cvw.jp/b/1744920/46766633/
何シテル?   02/24 18:37
はじめまして、レキと申します。 清水の舞台から飛び降りる覚悟で981型Caymanの注文書にハンコをしてきました。 同時にブログをはじめてみました。 不束...
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