看護の日講演会　

90歳の元気助産婦さんのお話でありました。

すばらしい内容であったと感じました。



１）戦争体験。大阪市の空襲の現場を見たが、悲惨なのもであった。

２）戦争が終わり兵隊さんが戻ってきて、ベビーブームで子ども（人口）が一気に増えた。

３）昭和55年ごろから次第に子どもが減ってきた。

４）今では、少子化もひどく、このままでは日本が成り立たなくなる。

５）女性が働くことと産み育てることの両立を支える社会システムが整っていない。

６）結婚に適齢期はないが（何歳でも出会いはある）、出産には適齢期（25～35歳）がある。

７）2人では人口が増えない。3人産んでほしい。

８）できちゃった婚のほうが、障害を持った赤ん坊が生まれにくい。計画的な結婚、出産のほうが子どもに障害が出やすい。

９）0歳のときの関わりがその後の人生を決める。母親が主体になって赤ん坊の世話をする。赤ん坊を全面肯定する。父親はその母親を支える。

10）父親は母親と仲良くすることで、赤ん坊からの信頼を得る。母親は赤ん坊に安心安全を与えることで赤ん坊の信頼を得る。

11）その後も赤ん坊を抱きしめる。すると赤ん坊は自信をもって生きていく。

12）子が親を殺す事件は、親が赤ん坊時代に関わり方を間違ったから。

13）親は自分がよい暮らしをするために、子育てをすることがあるが、それは間違いで、一人前の大人に育てることが子育てです。

14）離婚をして、一人手で子育てをするという決心をする女性が増えているが、自分勝手である。

15）離婚は間違いである。子供のことを思ってとどまるべきである。

16）この人と一生、苦楽をともにしてよいと思ったときに結婚しなさい。


この話を父にしました。すこし自分なりに話を加えました。納得したようでした。


人生の意味は、命のつながりを未来に伝えること

異性との出会いや出産、育児は人生の使命（ちょっとおおげさかもしれない）大きな喜びであること


それを再確認しました。