スクランブル

ガチガチの体にムチ打って、大急ぎで２件の工場見学。
プレス工場と電気スクーター工場です。
街中は電気スクーターだらけ！
リヤカーを牽引しているのも電気です。
私の年代では｢人民服＋自転車軍団｣の映像が浮かんで来ますが、かけらもありません。
高級車、トラック、電気スクーター、そして歩行者が交差点でスクランブル。
ただしスクランブル交差点ではありません。
｢自主的自由交差｣
右折する車の鼻先をかすめるスクーター。
道路中央で車の切れ目を狙っている歩行者。
対向車線に出て追い越しをかける路線バス。
すべてが新鮮な光景です。
そのＢＧＭにはクラクション！
どの車も完全停止せずにそれぞれが徐行でかわします。
人もクラクションシャワーを浴びても立ち止まる事なく歩き続け、その歩みに合わせて前後を車が抜けて行く。
止まったり走ったりすると、かわすタイミングがずれるので逆に危険のようです。
夕食は電気スクーター会社のスタッフと、本場の中華料理を食べました。
移動は会社の社長ご子息が自慢のレクサスに乗せてくれました。
店に着くと車は駐車場には入れず、店の前の歩道に乗り上げて、そこに立っている怪しげな男に金を渡すと、地下駐車場入口前を指したのでそこに止めました。
この入口は使っているのかいないのか…

ご子息は、ポロシャツ襟立て短パンサンダル携帯離さず、どこの国でも○○息子は同じようです。
信号は守らず、駐車場も？なご子息ですが、車だからと乾杯はジュースでした。