フルカーボンボンネット製作　Part.5(表型抜き、裏面型修正と1枚だけ貼り込み)

どうやらウチのロドくん修理もほぼ終わったみたいで、「あとボンネット待ち」って言われました。
ヤベーw

マスターの納品が遅れたせい・・・(言い訳



ってことで今日も夜勤明けでちょっとだけがんばります。


硬化はしっかりしていますね。
とりあえずビニールを剥がして、ピールプライを20cm幅ずつ破くように、インフュージョンメディアと一緒に剥がしていきます。
カッターで切れ込みを入れて、ペンチで掴んで、型を足で踏んづけて押さえながらベリベリと・・・

ピールプライが見えるとカーボンが登場するんですが、一部ポコっと膨らんでる・・・


「ぁ、失敗じゃんこれ・・・」


ってショックで写真撮り忘れました。

どーしようもないので離型します。

カーボンが薄くて柔軟性があるので離型はしやすいです。


ポコって膨らんでたのは、ピールプライ剥がした時に一部離型したからっぽい。
一応形にはなっていましたが、樹脂含浸が甘いです。
真空にならなかったからね。

試しに、軽く表面均してクリア塗ってみるか…

それにしても薄いなぁ。
3プライでもよかったかなぁ？

とりあえず表は置いておいて、裏面作成に取り掛かります。


まずは離型した際に残った、穴を塞いだアルミテープや隙間を埋めたワックス粘土を除去します。

型の修正です。

白いところは型側が負けて、かけちゃったところ
グレーのところはマスター側がくっついて負けちゃって型にくっついちゃったところ

くっついちゃったところはざっと削り落とし、穴が空いてるところはエポキシ接着剤5分型(工具箱に余ってたやつ)を流し込みました。

均したところ。

ほかにもちらほら。

600番まで研磨しました。

ま、裏骨だし。
離型できればおk。

離型剤を塗り忘れがないように塗布します。

シールテープをカットせずに1周貼り付け。段差修正しているとはいえ、うねりが大きいところはしっかりと押さえつけます。

6kカーボンクロスをとりあえず1プライ。
裏骨なのであまり見た目は気にせずです。

凸凹が多くて面倒くさい。
スプレー糊吹きながら貼っていきますが、所々浮きが心配なところも。
躊躇なく切れ込みを入れて型馴染みを優先します。
1m幅じゃ足りないところは端切れを使って埋めました。

貼り込みの際は大きめの豚毛ブラシを使ってます。
素手で撫でるとめっちゃチクチクして蕁麻疹みたいになるのでタイベック防護服+手袋してますが、滑りが悪いので作業しずらい。なので型にクロスを沿わせるのに、コシの強いブラシは便利です。




ここで会議で遅くなるはずだった相方様が早々に家に帰ってきたみたいなので、早上がり。(21:40だけどw)


表と違って、ネジ部分周囲は補強のために数枚重ねていく予定です。
#200のUDとかも使ってみようかと。

続きはまた明日・・・