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イイね!
2018年11月27日

ポールが名古屋にやって来た、ヤァ!ヤァ!ヤァ!

ポールが名古屋にやって来た、ヤァ!ヤァ!ヤァ!










え?ようやくアップするのかよ!って感じかもしれないですが…(汗
前回、興奮のあまり?開演前までのレポで終わっていたのでやっとこさの続き。


以前も書いたように、これだけ雲の上のとんでもないアーティストの事となると、
もはや、自分ごときが何を書いたところで、永遠にまとまるワケがないのも承知、
自身の約半世紀の人生も絡めて、いろいろとカオスと化してしまいそうなのです。
しかも、きっと同じような人は地球上に恐ろしいほどいることでしょう、ええ(遠い目

音楽ライターをしていた頃も、ビートルズ関連の話題は積極的に出すことはなく。
穿ってはみたもののいつまでも正鵠を射ないのを知ってるからキリがない…。


自身もミュージシャンとして、曲を作ったりプロデュースすることもありましたが、
いかんせん、何をどうやっても根底にビートルズが見え隠れしちゃってます(汗
何かレコーディングすると、必ずビートルズらしさが消えてるか確認するほど(笑


どれくらい凄い人なのか?という話題を口にする事が既に滑稽ですらあります。
それでも知らない人には、「レコードを10億枚売った人ですよ」と言ってみたり、
「この世に経済効果を軽く10兆円以上叩き出してるんですよ」と言ってみたり、
「彼の資産は軽く見積もって1000億円以上ですよ」って言ってみたり…ね(爆

ワイドショー的にはすぐにそういう話題に終始するでしょ。
以前ドタキャンしたとか何だとか…って、そういうのも、いい加減どーでもいい。

何もかもが天文学的スケールなので、もうワケがわかんない話なんですが…
私から言わせれば、そんなのは全てクソみたいなもんですよ、ええ。


そんなところは正真正銘の音楽ファンにとっちゃ正直全くどーでも良い話。
一番凄いのは、こんなおじいちゃんになっても若者に全然引けをとらないほど
精力的に音楽活動をする姿そのものです。お金なら死ぬほど持っているワケで。
地位も名声もお金も手にしたら、お酒とかクスリなんかに溺れてしまうのがオチ。
でもポール師匠は違う。溺れそうになった若い頃もあったけど、溺れていない。
まるで中小企業の社長の如く、毎日精力的にガンガン働きまくっている。

それに、自身がダントツで世界トップのポップミュージシャンということを弁えてます。
表立ってはエゴもおごりも見られない。自身が音楽が純粋に大好きな人であって、
だからこそ観客が求めているモノをよく承知している。セットリストはその顕れです。
これだけ売れてたらやたらと奇を衒ってみたり、天邪鬼になったって良いものの…。


やっぱりね、ホンモノっていうのは何もかもが別格なんでしょうね。


あとね、デブってないし、ハゲてもいないところも実は凄いと思ってますよ、ええ(笑

彼はれっきとした、ロケンローラーですしね。しぇけなべいべー!な人なんですよ。
76歳になっても若い子からキャーキャー言われて紛れもなく一流のトップスター。

20代、30代の若者が、たった2時間足らずのステージでゼェゼェ言ったりして、
片や80代間近な爺さんが3時間近いステージを世界中で演じ続けている事実。
ロックミュージシャンのクセしてそこらの大学生みたいな風貌のミュージシャンとか。
私が憧れたミュージシャンたちはそうじゃない、見た目からして圧倒的に別モノ。


凄くないワケがないよね。もう師匠はバケモノだと思って間違いないよね、うん(笑


因みに、ストーンズの人たちもバケモノでしょうね。引退する気サラサラ無さそう。
80歳近いのにとんでもないスタジアムでまだまだ動きまくってるんだからね。
しかもメンバー誰1人とデブってないし、かっこいいままだし。なんじゃそりゃって。


…ふぅ。本編の前から脱線しかけてるではないか(爆



と、こんな具合ですが、極力?脱線しないように淡々と思い出レポを残します(笑


本当はね、手元に楽器があるとものすごーく伝えやすい話なんですよね。
私、ほぼ全ての楽器の演奏を1人で再現できますから(笑
再現しすぎてアップルレコードから訴えられそうになった野郎でもありますしね(謎



さてさて。



改めて、今回の名古屋公演のサウンドチェックと本番のセットリストを。


【サウンドチェック編】

01. Letting Go
02. Honey Don't
03. Save Us
04. Jet  
05. Drive My Car
06. C Moon
07. Whole Lotta Shakin' Goin' On
08. It's So Easy
09. Four Five Seconds
10. Ram On
11. Midnight Special
12. Lady Madonna

【本編】

01. A Hard Day's Night
02. Junior's Farm
03. Can't Buy Me Love
04. Letting Go
05. Who Cares
06. Got To Get You Into My Life
07. Come On To Me
08. Let Me Roll It ~ Foxy Lady (Outro)
09. I've Got A Feeling
10. Let 'em In
11. My Valentine
12. 1985
13. Maybe I'm Amazed
14. I've Just Seen A Face
15. In Spite Of All The Danger
16. From Me To You
17. Love Me Do
18. Blackbird
19. Here Today
20. Queenie Eye
21. Lady Madonna
22. Eleanor Rigby
23. Fuh You
24. Being For The Benefit Of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band On The Run
28. Back In The U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live And Let Die
31. Hey Jude

【アンコール】

01. Birthday
02. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
03. Helter Skelter
04. Golden Slumbers
05. Carry That Weight
06. The End



本番前のサウンドチェックに参加された方が、ものすご~く羨ましい限りです。
開場は16時半で、会場入りしたのは16時近かったハズなのに到着してすぐに
ステージに現れてこれだけの曲を本番前に披露って、やっぱりバケモノとしか…。

下手するとスタンドインで当人は楽屋でのんびり、ってケースも多いですしね。
大物らしからぬ?サービス精神旺盛?…本当に音楽が好きな人なんでしょうね。



それでは。



2018年日本ツアーの最終日、開演したのは19時近くになってからでした。

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開演約20分前から徐々に会場の音響レベルが上がっていきました。

ポールやビートルズナンバーのカバー曲だったり、リメイク版だったり、
様々なナンバーが流れる中、会場の照明が落ちて暗転すると…


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流れてきたのは、2005年にリリースされた「ツインフリークス」からの曲。
これはポールが何を思ったかハウス音楽に足を突っ込んだ際のアルバム(笑

ステージ両脇の大型ビジョンにポールの代名詞と言えるCGで描かれた
ヘフナーのバイオリンベースが浮かび上がると場内のボルテージもUP!


因みに、このバイオリンベース…一般の素人でもきっとよくご存知ですよね。
しかし、実際に弾いてみると、「なんじゃこりゃ」っていう、残念なベースです(爆
ポールが使わなかったらここまで世界的メジャーな楽器にはならなかったでしょう。
コレをめちゃくちゃ良い!とか言ってる人はただの盲信です、断言してあげます(笑

まず、ギターみたいに小さいし、ベッコベコな音しかしないので迫力もないし、
そもそも低音のズシンと来る重たさなんて皆無です。おまけにモコモコした音。

え?なんでそんなベースをビートルズの頃から愛用していたの?って話ですが…

単純に、60年代っていわゆるエレキ楽器がめちゃくちゃ高価だったんですよね。
特に今では誰もが当たり前のように手にしているギブソンやフェンダーの楽器は、
いずれもアメリカのブランドです。当時、車を買うくらいアホみたいに高額な商品。
今でこそ億万長者のポールも…デビュー当時はお金が無かったんでしょうね(汗

後にジミ・ヘンドリクスがそのフェンダーのギターをステージで燃やしてましたが、
めちゃくちゃ高価でレアなギターをそんな使い方しやがって!と、フェンダー社長は
当時かなりブチギレしていた…なんて話も語り草になってますよね。

というワケで、このヘフナーのベースって特別高価な楽器ではない、という話です。


そして、このベースだったからこそ!というのが、ポール師匠の楽曲の魅力の1つ。
このベース、スケールがやたら小さいので、小学生でも余裕で指が届いてしまうほど。
ということは、=それだけフレーズが細かく弾ける…ワケで、ポールは基本、歌い手。
歌いながら細かいフレーズを刻むには最適だったのかもしれませんね。

もしも最初にフェンダーのベースを手にしていたら、方向性に影響が出てたでしょう。

ただ、このベースによって偉大なる数々の名曲をレコーディングしてきてるので、
後付け的に、ビートルズ的だとか、リバプールサウンドっていうのを確立されて、
今に至るんじゃないかな、と思うワケです。まぁ雰囲気は十分にありますもんね。

ソロになってからもこのバイオリンベースをレコーディングでガンガン使ってるので、
単なるキッカケでなく、実際このモコっとしたサウンドを気に入ってるんでしょうね。



…って、もう既に脱線しまくってる気がしないでもないので、このくらいで(大汗


というか、ビートルズファンだったら誰もが当然のように知っている話ですけどね(汗



ってなワケで、ヘフナーベースを抱えてフツーにノコノコとステージに登場です。
76歳のおじいちゃんに、コレでもか!っていうくらい黄色い声が沸き上がります(汗

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オープニングはお約束、「A Hard Day's Night」です。
当時の邦題は「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」というデタラメですが、
これは故・水野晴郎さんがつけたことは有名ですよね。
そう、今やってるソフトバンクのCMは彼の名作?のパロディですよね、うん。

もうこの超有名なイントロのフレーズ、"じゃかじゃ~ん"って音1つで、
徹夜で談義出来ると、アルフィーの坂崎さんが何度も豪語しておりましたが
恐らく、ビートルズファンはそれだけで3日3晩は話し込めるでしょうね(爆

デビューして間もない頃のヒット曲ですが、この頃イニシアチブをとってたのは
間違いなくリーダーでもあるジョンで、実際作ったのも歌ってるのもジョンです。
しかし、Bメロのキーが高すぎて、そこはポールに頼った…というワケです。

昨今のポールのコンサートでは周知の通りビートルズナンバーも多いんですが、
基本的にはポールが作った(歌っている)ナンバーをソロとして演奏しているので、
ジョン主体の曲をこうして演奏(しかも1曲目)というのはレアかもしれませんね。

それにしても…見ての通り、PAブースの後ろ側のブロックでの鑑賞だったので、
ステージのポール師匠は遥か彼方…ですね…大型ビジョンが頼みの綱です(汗
しかし、その頃…飛びぬけて小さいウチの嫁さんは、このビジョンですら見えず(爆

目の前のじいさんファン達の後ろ姿から76歳のじいさんをチラ見する状態でした(爆


心配していた76歳のポール師匠の歌声ですが…想像以上に出ていて少しビックリ。
50年以上経っても原曲キーで演奏しながら歌い切ってしまう姿にただただ茫然…。

あと、心配だったのは、(外音用の)フライングスピーカーの数の少なさ…でしょうか。
最近のPA事情はギョーカイを離れてから長いのでイマイチわかっちゃいないんですが、
会場の規模のワリには少ないなぁ、と思ったんですよね。
しかし、出音は十分でした。ただ、初っ端からしばらくは案の定、ドラム音は埋もれ気味。
開演前にドラムテクであろう人が軽くスネアを鳴らしてましたが、ピッチは思ったより低めで
ギターサウンドのヌケが良すぎるのか狙ってるのか、ドラムのヌケはイマイチでした。

でもまぁポールって元々モッコモコなのが好きみたいだから、こんなもんなのかな?とも。
実際私もPAやってた頃は、リハではヌケまくってOKとしたものの、いざ本番となると、
場合によっちゃ観客がパンパンに入ってて、どうやってもヌケが悪くなってしまって、
なんかもう力技を使いまくってライン録りの音がウンコになってた事もありましたし…(汗



ほとんど間髪入れずに2曲目は…って、ここへ来てまだ2曲目ですけどどうしましょう(脇汗

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2曲目は東京では「Hi, Hi, Hi」を演奏してたようですが、名古屋は「Junior's Farm」
共にウィングス時代のナンバーですが、以前のツアーでも披露しているアゲアゲ曲。
引き続きポール師匠はヘフナーベースを片手に歌ってます。


ってかね、よくマニアックなファンで、彼の手にするベースはよく話題に挙げるけど…
肝心な?アンプとかについてはほとんど語られてない気がするのは私だけ…かしらん。

ポールは私も以前何度か試したことのあるメサブギのプロディジーを使ってるっぽい。
私もその昔愛用していて、アメリカの本社でアンプを組んで日本に持ち帰ってます(笑

私の知る限り20年くらいベースアンプがメサブギというのは変わってない気がしますが
ヘッドはちょいちょい変わってる気が…。まぁヴィンテージ楽器じゃないですもんね(汗

ただ、レコーディングでは使ってなくて、あくまでライブ用として住み分けてるっぽいです。
こうした会場でガツンと音を前に出すことを前提として割り切ってるんでしょうかね。

因みに、上手(かみて)にいるギタリスト、ブライアンはポールがギターやピアノ演奏時は
ベースを弾いてますが、そのアンプはアッシュダウンでしたが、そういやポール師匠って
レコーディングではアッシュダウンを使ってたような…だからなのか??未確認です。


んでもってギターに関しては…あ、もう後からにしましょうかね、うん(汗



3曲目はビートルズの初期ヒット曲、「Can't Buy Me Love」で会場はさらに大盛り上がり。
こちらもビートルズ初期…1964年のナンバーですね。54年前…かぁ…はぁ~。

ウチの相方は、ビートルズやポールのド定番の曲は知ってますが、若干マイナー曲だと
イマイチ知らなかったりするので、こういうどメジャーなナンバーはありがたいですね(笑

しかし、実はこの超盛り上がっている中で、私の座席の近くにはイタダケないファンも…。

よっぽど文句を言ってやろうかと思って近くのスタッフを呼ぼうとしたらすぐに気が付いて、
警備員に注意されてようやく収まりましたが…それは、盗撮です。要はビデオ録画ですね。
百歩譲って、その気持ちは十分解りますが、驚いたことにあからさまに撮影していた1人は
自撮り棒を使ってずっと片手を突き上げていたんですよね。めっちゃ視界に入りまくり…(怒
夫婦で4万円も払って見に来てるのは、オマエの腕を見る為じゃねー!って感じです、はい。

そして、私の目の前の客も、堂々とビデオカメラでオープニングから撮影しっぱなしでした。

こんな場所と状況でキレイに撮れるワケないし、撮れるとしたら業者ですよね、そのスジの。
千歩譲って見て見ぬフリ出来るレベルならともかく、そいつもめちゃくちゃ邪魔しまくりでして。
もうほんと、興覚めするからマジ勘弁ですよ。写真OKでも映像は禁止となってますからね…。

あと、隣の客も隣の客で、大量に食事を買い込んでオープニングから食べてたんですよね(爆
確かに、最近のコンサートは飲食が一部認められてはいますが、アリーナ席は禁止なハズ。
だいたいね、こんな場所で飲食出来る状況か?と、問いたい。小一時間、問うてみたい(汗

今日は音楽関係者ではなく、純粋な音楽ファンとして家族で楽しみでやって来てるのに、
こういう輩が場の雰囲気をことごとく潰していくのかと思うと、色々考えさせられますねぇ…。



さて、気を取り直して…ちょっとした挨拶?を挟んで4曲目は大人しめに、「Letting Go」です。
こちらはウィングスの往年のナンバーで、1975年でしたかね。いや~、シブいっす。

この当時もライブではホーンセクションをバックに従えてましたが、ここでもようやく登場です!

今回のツアーではホーンセクションは観客側から登場するという、ちょっとした粋な演出。
ナゴヤドームではPAブースの下手(しもて)側、Dブロックあたりにいたみたいですが…
私の席からではPAブースが邪魔で全くその様子を見ることが出来ませんでした、残念~。

それにしても、驚いたのは…このホーンのぶっちぎりな音の良さと演奏力!キレッキレ!
もうシンセ使っちゃいました!って言ってもバレないくらい完璧すぎるお三方でしたよ、ええ。
何せ今回のツアーの目玉の1つでもありますしね。しかも、音量的にもフィーチャーしまくり。

正直、ホーンの音がやたら目立ちすぎて、他の楽器がダッキングしてたのはここだけの話(汗



そして、ここでもまた軽くカタコトの日本語を交えて軽くMCが入り、新曲「Who Cares」へ。
ついにポール師匠の名古屋弁が聞けるか!?と思いきや…ここでは標準語でしたね(汗

今回のツアーに先立ってリリースされた新譜「エジプト・ステーション」からの1曲です。


そして、次に演奏したのが…個人的にとっても大好きな、「Got To Get You Into My Life」
恋人無しにはいられない人生を歌ってるけど、要するにマリファナ無しではいられない!
ってことですよね、ポール師匠…だから成田で捕まっちゃうんだよ(爆

因みにこの曲は勿論、ビートルズの1966年のナンバーで、アルバム「リボルバー」から。
もうライブなんてやってられへん!もうしまいやわ!って言って日本に来る前でしたっけ(笑

何と言っても今回、ホーンセクションを従えてるので、原曲でもそれが入っているだけに、
なんかもう、ウィングス時代が蘇ったような、そんな気持ちで聴き惚れましたね、ええ。
ウィングスのライブ映像を今でもたまに見るんですが、めちゃくちゃカッコイイんですよ。
ちょうどその頃のポール師匠って、やりたい放題だったろうから、そりゃ良いでしょうね(笑

それにしてもホーンセクションがド完璧すぎてもう笑えて来ちゃうほどでしたねぇ。
ポール師匠のベースは前述のように、モコモコサウンドだけに、そりゃ目立つわな~って。



そして、畳みかけるように…7曲目に突入。新譜からリード曲である「Come On To You」

この曲もまたホーンをフィーチャーしていてカッコイイ。ポールらしいウォームなサウンドに
キレっキレなホーン、加えて間奏にはエレキシタールという、ビートルズ的でもあるナンバー。
そう、至る所にそれらを散りばめているところに秀才肌のポールらしさを垣間見ますね…。

それに、歌詞もなかなかイケイケ。キレイに韻を踏んでるし、今のポールの声にもバッチリ。
今回の新譜はつくづくよく出来てるなぁ、と。そりゃ全米でのヒットも頷けるってもんですね。

しかし、珍しく?この時途中でポールがサビの4小節を間違えてすっ飛ばしてしまって、
あれ?ってなったのを私は見逃しませんでしたよ、そんな所も含めて師匠大好きです(笑



そして、8曲目に入るところでベースからレスポールギターにスイッチします。
曲はライブではまず外すことのないウィングスではお馴染みの「Let Me Roll It」です。

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ジョンがビートルズ時代に書いたような曲調だったので当時話題になったようですが、
ビートルズを脱退し、解散してソロになってからもやっぱり意識していたんでしょうねぇ。

因みに最近はライブでは必ずこの曲にはこのグラフィックが描かれたレスポールを手に
披露してるんですが、以前チャリティでこのデザインを手がけたロージー・ブルックスに
出会って感銘を受け、所有するヴィンテージモデルにペイントを施したらしいですね。

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よく見るとサイケな絵柄…でもなく、100人の子供たちが万歳している光景です。
これは、子供たちを癌から救おうというポールの願いというか、意思表示らしく、
目立たないところでチャリティや社会福祉に常に携わるポールらしいギターでした。

そして、この「Let Me Roll It」のアウトロで、どこかで聴き覚えのあるフレーズが…。

そう、ジミ・ヘンドリックスの名曲「Foxy Lady」のリフレインを演奏しております。
これはMCでも話してますが、ジミに捧げているそうです。
ジミヘンと言えば、知らない人はいない超有名なギターレジェンドなわけですが、
生前、お互いに意識していたのは周知の通り、ジミは誰よりも早くビートルズの
レコードを聴いて、その場でカバーを披露したというのは有名な話でしたよね。

この60年代後半の音楽業界っていうのは実に面白いもんです。

ビートルズの台頭によってそれはもう、周囲はさぞかし大騒ぎだったことでしょう。
こぞって第二第三のビートルズを世間に送り込もうとせんとするレコード会社や、
クソ喰らえビートルズ!な人たち、少しでも肖ろうとする人たち…まさにカオスです。

そしてまたポール師匠って、ああ見えて(どう見えるんだか)物凄~くシタカカさん。
もう楽曲とかについポロっとそういうところが出ちゃってたりするんですよね、ええ。
「Let Me Roll It」からの「Foxy Lady」ですからね、歌こそ入れてはいないものの…(汗

ま、そんなことはいずれまた…後ほど。



そして、そのまま曲は9曲目の「I've Got A Feeling」へと続きます。
これはビートルズ後期…というか、ラストアルバムとなった1970年に発売された
「レット・イット・ビー」からのナンバーですね。ポールにとっては曰く付きの…(汗

ポールはあまりに納得行かないもんだから訴訟を起こす寸前だったそうですが、
結局、それから33年経って彼の描いた本来の姿で再リリースとなりましたよね。

当時ビートルズはもうボロボロで解散状態にあり、アルバム制作も頓挫しまくり。
そんなテープをジョージ・マーティンに代わってフィル・スペクターが何とかまとめて
発表したのが「レット・イット・ビー」だったんですけどね。私は今でも嫌いじゃない。
だけど、当初のコンセプトからしたら真逆のプロデュースをされちゃってるんだから、
そりゃまぁ真面目なポールがブチギレするのも解らないでもないんですけどね。

この48年前に発表された「レット・イット・ビー」は、私にとって最初のビートルズ。
まさに、最初にピアノに触れた際、ポロっと弾いたのも「Let it Be」のイントロで。
良い悪い以前に、非常に自分にとっては思い入れのあるアルバムだったんですが、
何年も経ってからポールからボロクソに言われてることを知った衝撃と言ったら…(爆

因みにプロデューサーのフィル・スペクターは後に殺人を犯し、現在刑務所にいます。


ま、そんなアルバムからの1曲なワケですね(笑

で、この曲の面白い点は、救世主?として5人目のビートルズの如く鍵盤奏者として
ビリー・プレストンが参加、レコーディング技術の向上もあって、いわゆる一発録りで
早い話、イイ感じで作れる環境下にあったワケですよね。お金もふんだんにあるし。
ビリーは黒人だし、ポールたちは元々黒人音楽にインスパイアされてるもんだから、
こういう黒っぽい部分がモロに出てる曲は至って自然ですよね。

因みにこの曲は勿論ポールの曲なんですが、後半はジョンのまた違う曲なんですよね。
当時の2人の関係性を物語るかのように、違う曲を「ニコイチ」にしてるんですよね(笑
でも、それを巧く対位法を用いて違和感なく1曲にまとめてるところが秀才たる所以で。

ポールってニコイチとかサンコイチ…大好きですよね、名曲にやたら多いですしね(笑
それについても…多分、後ほどアレコレ書けるかなぁ、と。


さて、ライブの方に話は戻って…ライブではアウトロ部分で倍テンポにしてますよね。
っていうか、今回のセットリストの中でも、何曲かそのパターンで終わっていたので、
そういったノリがよっぽど好きなんでしょうね、うん(笑



んでもって、10曲目はウィングスの1973年のナンバーで「Let'Em In」になるんですが、
ここでポール師匠、ギターを置いてドラムセット脇にあるピアノへと向かいます。

ビートルズ解散から3年で、ちょうどソロとして世間に再認識された頃じゃないですかね。
ジョンは一層政治色の強い曲を発表する反面、ポールは至ってシンプルなラブソング…。

ほんと、この人たち…バッチバチですよね…(笑

曲調も実にシンプルで、イントロは学校のチャイムと思いきや、玄関のチャイムだそうで。
邦題は「幸せのノック」となっていて、歌の中で「中に入れたげて~」と、ひたすら訴えてます。
これから中では楽しいことするから皆も是非是非~ってところなんでしょうけど、
途中から軍楽の如くマーチに展開していく意味がイマイチどう受け止めたら良いやら、です。



静かに曲を終えるとここで軽くMCが入り、「奥さんのナンシーに捧げます…」と言って
奏でられたのが2012年発表のジャズアルバムにも収録されている「My Valentine」
ポール曰く、会場で奥さんがライブ鑑賞をしていたそうですが…相変わらずーですね(笑

この手の曲はさすがにジョンやジョージなんかは絶対に作らないし作れないでしょうね。

PVではナタリー・ポートマンとジョニー・デップが出演して手話を演じていましたが、
ライブ会場でも大型ビジョンに、ナタリーとジョニーのPV映像を流していました。
因みにこの曲中、スタッフがスイッチングをミスって違う所に映像を出しちゃってましたね(汗


そして、そのままピアノのポジションに留まって12曲目、ウィングス時代の「1985」を演奏。
いや~、めちゃくちゃカッコイイですね。このメンツでの演奏はさらにエッジが効いていて
素晴らしい限り。私自身、何度も聴いてきたハズなのに、こんな歳食ってから、今さらに
こうして再認識させられちゃうんですよね…。「バンド・オン・ザ・ラン」改めて聴き直そう(汗


そしてそして、さらにピアノをフィーチャーしたナンバーが続きます。
13曲目はポールが当時の妻であるリンダに捧げた、ビートルズ脱退後初ソロアルバムより
「Maybe I'm Amazed」ですね。ぶっちゃけ、1970年に発表されたこのソロデビュー作って、
昔は全然興味がありませんでしたね。だって…デモテープみたいな音質でしたしね(爆

ほぼ同時くらいでビートルズのラストアルバムとなる「レット・イット・ビー」が発表されますが、
そちらの方が圧倒的に良質だと思ってましたからね。改めて良いと感じるようになったのは、
それこそ2002年に来日した時くらいです。「Junk」とか、今じゃアルバム中で一番好きです。

ポールはジョンが脱退してそそくさとソロ活動を始めちゃったことに対してショックを受けて
ヒキコモリンになってた頃だったし、死亡説まで流れてた頃だから荒んでたんでしょうね…。
それでも1人で全部演奏まで担って短期間でやっつけちゃうところは…さすが秀才ですね。

しかし、今回の公演の中でも、この曲が一番歌いづらそうにしていた気がしましたが、はて。



ここでピアノセクションはひとまず終了して、オールディーズに浸ります。

14曲目はビートルズ中期、「ヘルプ!」の中から、「I've Just Seen A Face」です。
どうやら東京ドームでは「We Can Work It Out」なんかが披露されてたようですね。

この曲からポールはマーチンのアコギを片手に歌います。D28ですかね、弾いてみたい(汗

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演奏を始める前に、ここでようやく名古屋弁を繰り出したような記憶が…あれ?(汗
何故か、名古屋に住んでる人と、そうじゃない人を尋ねてました…なんじゃそりゃ(笑

改めて、念願の名古屋公演が実現したんだな…って、もうしみじみと感じるMCでした。

そして肝心の曲の方は…説明するまでもなく、ポール渾身のカントリーナンバーです。
イントロに全く違うスローな曲をひっつけちゃうところが、如何にもポールらしいですね。

ちょうどこの曲が出た1965年頃から、それまでのジョンが主導するバンドという印象は
じわじわと変わりつつありますね、作曲家としてのジョージも突出してきますもんね。
っていうか、サウンド面もガラリと変わりますよね、それまでとは随分違ってますもんね。




…ってなところで、物凄く中途半端になところですが、そろそろボリュームがいっぱいで
アップロードオーバーになりそうなので、一旦終えたいと思います(汗
ダラダラと書いてますが、これでもめっっっちゃくちゃ端折ったつもりで書いてました(涙
しかしこの調子だと、全然終えられそうにないですね、ええ…(大汗

これでもね、多分語りたい内容、語るべき内容のうち…0.03%も書いてないんです(爆

なので、ちゃんと内容を知りたい方は、是非、マニアなファンの方のレポートを参照で(笑


でもね、いろんなことがありすぎて、公演自体も「うわー!」っていう純粋な感動があって、
正直、もう端っから記憶が軽くブッ飛んでる状態だったので…細かい間違いなんかあれば
指摘してやって下さい…って、みんカラじゃそこまでモーレツな音楽ファンはいないか…(汗


やっぱり、こう好きすぎるものだとそう巧く書けないものですね、そういうことにしておこう(爆



続きはまたいずれ、…ってことで。<もういいって?(汗
ブログ一覧 | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
Posted at 2018/11/27 13:41:59

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この記事へのコメント

2018年11月28日 8:57
LET IT BEは映画が初体験でしたが、まだ洋楽を聴き始めたばかりの自分には、その後聴いてとても印象的なアルバムで、曲も粒ぞろいでした。あとになって、ジョン・レノンのプレイボーイインタビューなどを読んで、それぞれの人間関係と曲の関係が明らかになっていきましたし、LET IT BEの完全版も出たわけですが、I've gotta Feelingを聴けたのはうれしかったですね。ポールのライブの中にも、ジョンやジョージに対するリスペクトと思いが受け取れる入ったセットリストだったと思います。しかし、パート3では収まりそうにない勢いですね(笑)。
コメントへの返答
2018年11月29日 6:15
ビートルズは最初にどのアルバムを聴いたかでまた随分好みが分かれるような気もしますね。
自分は若い頃はストーンズもビートルズも初期はあまり好きな方じゃなかったです(汗
というか、70年代が好きすぎて、60年代に造詣が深くなかっただけ、って話も(笑

>リスペクトと思いが受け取れる入ったセットリスト

おじいちゃんになった今でこそ、って感じでしょうね。
思い出補正がどれだけかかってるか謎ですが、冷静に見ても…やはり凄いです。

>パート3では収まりそうにない勢い

ミュージシャンの間でも、ビートルズの話題を出すとキリがなくなるからわざと避ける傾向があったりしますしね…深すぎて(爆
それでも私は多分、全然浅い方ですけどね、ええ(笑
2018年12月1日 14:01
読み応えがあって素晴らしいです。(^^
あの日のことが総天然色&音声付きで脳内に蘇ります。
ぜひ、割愛せずに思いのたけを綴ってください。(^^/

2002年以降のライブは毎回参加していますが、今回初登場のホーンセクションが素晴らしかったですね。
これまでもシンセで再現してくれてはいましたが、やはり本物はいいです。

ポールの第一声は「どーもどーもどーも」でしたが、これはヒルトンからナゴヤドームへの移動中にZIP FMで電話インタビューでクリスさんから吹き込まれたセリフでした。
名古屋の挨拶と言えば「どーもどーもどーも」だって...

なので、別の何かを考えていたのを急遽変更した可能性が高いです。
2002年の大阪の第一声は「もうかりまっかー」でした。
これに匹敵するオモシロMCだったかもしれないのに... クリスのバカ。(;_;

私がビートルズだと意識して聴いた最初の曲はLet It Beでした。
ドラマで使われていたのが印象的で。
初めて購入したビートルズのシングルはLet It Be/Get Backのカップリングでした。
角川映画「獄門島」のサウンドトラックとして売られていました。(^^
コメントへの返答
2018年12月1日 20:09
>読み応えがあって素晴らしい

ありがとうございます。
今回の名古屋公演のレポって、ぜ~んぜん見かけないので…(大汗

>割愛せずに思いのたけを綴って

これでも99.97%くらいは割愛してるんですよ…(汗

>やはり本物はいい

圧倒的に違いましたね。ホーンが入ることによってそれを活かすナンバーが増えましたしね。

>クリスさんから吹き込まれたセリフ

あ、そーだったんですか…クリスめ…(恨
いや、別にいいんですが…吹き込むなら、生粋の名古屋人にしてもらいたかったです。

名古屋に住んではいても、実際名古屋のアレコレ知ってる人、少ないですから…言葉1つとっても。

因みに私は30%くらい東濃弁と瀬戸弁が混じってるので微妙ですけどね。<何

>これに匹敵するオモシロMCだったかも

「エビフリャー」とか言ってたかも?
そしたら今度はタモさんを恨んでしまうことに…(汗

>最初の曲はLet It Be

やっぱりアラフィフ世代はそうなっちゃうんでしょうね。
実際、私が小学校に入学した時、校内でLet it Beを演奏されましたし(^-^;

>角川映画「獄門島」のサウンドトラックとして

それって…古谷さんの??
新しい鹿賀丈史バージョンの悪霊島ではビートルズが挿入歌に起用されてましたよね。
まさに、なんでやねん!っていう…。
2018年12月1日 21:09
>今回の名古屋公演のレポって、ぜ~んぜん見かけない

ですね。(^^;

>これでも99.97%くらいは割愛

え〜、フルバージョンを読みたい〜(^^/

クリスさんの件、電話インタビューがあったのを聞き、RADICOで追っかけ視聴して確認しました。
ポール、「どーも、どーも、どーも」って練習してましたよ。(^^;
でも、そんな間際で聞いてすぐにライブへ反映するのはすごいですね。
私なんて、何か聞いてもすぐに忘れちゃうのに(爆)

>悪霊島

失礼しました!!
そっちです。(^^;

これ、数年前にWOWOWか何かでやっていたので見たのですが、ビートルズのオリジナルは使われていませんでした。
wikiで確認したところ、版権が切れて使えなくなったって。(;_;
コメントへの返答
2018年12月2日 5:42
>フルバージョンを読みたい

私の目の前にギターとベースとドラムとピアノがあったら、全て1つ1つ演奏しながらウンチクを折り混ぜつつ解説したりレポ出来るんですけどね、残念です(笑

ってか、音楽に詳しい人が全然いないみんカラでマニアックなことしても勿体ないです(汗

>すぐにライブへ反映する

ポールに限らず、演者にはそういう能力が常に求められる仕事なので…。
ステージの最中でも曲順を急遽変更したりとか、いくらでもありますからね。
となると、裏方の人たちも同様にそうした能力は求められるでしょうね。ってか、常に求められてましたし…私自身(^^;
2018年12月7日 15:47
えーと、時期を逸していますし、Alanさんのブログとは違った話なのですが、「ポール師匠」と関係がある話なのでこちらに書きます。

先日、車の中で「フール・オン・ザ・ヒル」を聞きながら奥さんに

「この曲 セルジオ・メンデス&ブラジル'66の曲なんだけど 丘の上の馬鹿なのか 馬鹿が丘の上に居るなのか どっちなんだろうね。学生時代からの疑問なんだよ。」

と言ったところ、すぐWikiで調べて

「丘の上のアホだって、それにセルジオ・メンデスではなくて、ビートルズのポール・マッカートニーの曲だって。」

「えっ!」

頭に浮かんだのが、この話しをAlanさんにしたら後ろから蹴られるかも知れない、でした(笑

つまらない話しで申し訳ありません。

コメントへの返答
2018年12月7日 20:31
>時期を逸しています

まーったく気にしたことがないですよ。

>丘の上のアホだって

私が山に登ると、山頂でたまにこの曲が脳内再生されますね。
…ちょっと哲学なんですよ。

しかし、セルジオメンデスって…渋好みでしょうか。
彼らと言えば、「マシュケナダ」ですよね。未だにテレビなんかでも耳にします。一生残るんだろうなぁ。


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