先日、知人に不幸な事が起こってしまい
ちょっと考える事があってこのブログ書いてます。
車遊び･･･色んな遊び方あるとは思います。
走りの方向で言えば高速道路、ワインディングetc･･･となるとは思うのですが
合法にはジムカーナー、サーキットですよね。
私の場合は、サーキット派なのでそこにスポットを当てると、やっぱりスピードを求める場所となり、その中で車の動きをコントロールする事を楽しむのではないでしょうか？
そうすれば自ずとタイヤの限界を使う事になり、ゴムで出来たタイヤは滑り出す訳ですよね。
この時簡単に2つに分けるとフロントタイヤが滑るかorリアタイヤが滑るか･･･
きっかけはスピードによる慣性、スリップアングル、加重etc･･･いろんな要素が絡んで起こる訳ですが
フロントタイヤが滑るいわゆるアンダーステアはサーキット経験が少ない人でも直接手に触れているステアリングからそれが伝わってくるのであまりビックリしないし、対処も"待つ"事が多くなるのでそれ程怖い感覚無いかもしれません。
しかし、リアタイヤが滑るのはシートを通してお尻や背中で感じ取る必要があり、そこには介在するモノが多く、更には手よりも鈍感な部分のセンサーを使うので反応に時間がかかる方向になり易いですね。
さらに対処もステアリングとペダル両方を最適に操作する必要があるので難しく怖いですよね。
厄介な事にはリアタイヤが滑るオーバーステアの場合、円弧が小さく内側に巻いて行くのでサーキットで言うとエスケープゾーンが少ない場合が多いです。
この、オーバーステアはアベレージスピードが高い国際サーキットクラスになると車種や駆動方式など関係無しに出ますよね。
特にFFやAWDの場合、ブレーキングやアクセルオフ、舵を入れて前に加重が移る事でリア加重が抜けてオーバーへと移行する事が多く、その時はリアのインフォメーションが少ないので滑り出しの過渡特性を掴むのは、なおの事難しいのかもしれません。
この怖いオーバーステア克服のためにジムカーナー場等を使ってドリ練などをするのですがその広さゆえスピードがのらないので、なかなか前加重での滑り出しを体験する事も難しいような気もします。
それゆえか？前加重がきっかけで出たオーバーステアを収束させるのにリアに加重を戻す(アクセルに踏みかえる)事が出来ずにいるサーキットビギナーの人多いのではないでしょうか？
私がエキスパートという訳ではないですよ^^;
私の場合は幸福にもPORSCHEで走り始めたので昔からのことわざ？で
「ポルシェはケツが出たらアクセルを踏め！」
みたいなのがあったので覚えられたのかもしれないです。
ちなみに私の場合のリアの過渡特性の確認方法を動画で載せておきます。
エキスパートの皆さん笑わないでね^^;
これは6月に鈴鹿に行った時のものですが思いの外リアが滑るので、その滑る境目を確認しようとして行っているものです。
鈴鹿で言うと丁度逆バンクが下っているのと、カントが少ないのでクーリングの速度域であっても舵を入れた状態でチョンとブレーキを踏んでも、舵を足しても簡単にリアがブレークしだしてくれます。
その出たリアをアクセルで繋げればドリフトになるのかな？
でも、そんな事出来ないので(爆)アクセルで加重をリアに戻してスライドを止めるように確認している所です。
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この確認方法が良いかどうかは分かりませんし責任も持てませんが、いきなりタイムばかり気にして攻めて走るよりも少し自分の車の挙動をチェックして慎重に少しづつタイムアップするようにしたいですね。
「この状態でもスピンしちゃいそう(；´д｀ )」
と言う人はそれ以前の練習してから国際サーキットは行くようにしたほうが良いかも･･･^^;
私自身、人様にドライビングをレクチャー出来る程偉くも上手でも無いですがこのブログを見て「へぇ～そうかぁ」「なるほどぉ～」なんて思ってくれる人がいて少しでも楽しいサーキットで不幸が起こらないように切に願って書きましたので「ここは違う！」と指摘下さる方はご遠慮なくコメントでどうぞ･･･
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サーキット | クルマ
Posted at
2008/07/18 18:54:58
