カタログ紹介、前回に続きいすゞ・117クーペの今回は後期型。
昭和54年3月発行版です。
昭和52年、角目ライトや樹脂付きバンパーで近代化された後期型へ移行。その時点で
デビューからもう9年が経過してますが、ボディデザインの美しさは衰えてないですね。
逆に旧と新が混在したミスマッチ感が萌えますね~
このリヤからの眺めが一番美しい!中期型からの薄く横長なリヤコンビランプは
後期型でも継承されました。重心の低さを助長してカッコイイですね~
スペシャルだったXC-Jにはさらにボンネットに唐獅子のグラフィックが入り
ド派手になりました(^^;)
ダッシュボードはデザインを一新。レーシーな雰囲気が無くなったのはちょい残念。
ラグジュアリーなインテリア。細缶のファンタオレンジが懐かしい~
エンジンは☆☆(スター)シリーズと銘打った排ガス規制対応の2000を追加、
直4・2000のG200型にはDOHC+ECGI(135PS/17.0kgm)、SOHC+ECGI
(120ps・/16.5kgm)、SOHCキャブ(115ps/16.0kgm)の3種と唯一残された
G180型1800キャブ(110ps/15.5kgm)の全4種。
足回りは前Wウィッシュボーン・後セミフローティングリーフで一部に
トルクロッド付き。ブレーキは全車前ディスク、一部は4輪ディスク化。
ではラインナップ。
上:最上位のXE。2000DOHC+ECGI搭載、3速ATと5速MTを設定。
電動リモコンミラー、デジタル時計、オートエアコン等を専用で装備、ほか
電磁ドアロック、パワステ、パワーウインドー等も装備。
中:XG。2000DOHC+ECGI搭載、5速MTのみの設定。
やや硬派なグレードで、強化型ショックアブソーバーを専用装着。ほか、
ヘッドランプウォッシャー等を装備しますが、オーディオレスとなります。
下:XC-J。2000SOHC+ECGI搭載、3速ATと5速MTを設定。
前述の唐獅子グラフィックの他、カラードバンパー、マッドガード装着等の
専用エクステリアに。ほか185/70HR13ラジアルタイヤ、アルミホイール、
リヤスタビ(MT車)等を装備。
上:XC。エンジン、ミッション設定はXC-Jと同じ。
4輪ディスクブレーキ、リヤトルクロッド(MT車)、カセットデッキ等を装備。
中:XT-L。2000SOHCキャブ搭載、3速ATと5速MTを設定。
XTをベースにXE並みの装備を奢ったグレードで、電磁ドアロック、パワステ、
パワーウインドー等を特別装備。ほか、165SR13ラジアルタイヤ、マップランプ、
ウッドパネル・ステアリング・シフトノブ(MT車)等を装備。
下:XT。エンジン、ミッション設定はXT-Lと同じ。装備は1800XTと同じ。
1800XT。1800キャブ、5速MTのみの設定。
6.45-13バイアスタイヤ+キャップ付きホイール装着。全車にリヤ熱線、間欠ワイパー、
タコメーター、時計、AM/FMラジオ、電磁トランクオープナー、助手席ウォークイン、
トランクスルー等を装備。
詳しい装備はこちらで。
諸元表。
カラーバリエーション。XGはシルバー、XC-Jはレッドのみの設定。
最後に4面図。
この後、クーペモデルでは異例のディーゼルエンジンを追加、後継車の
ピアッツァが登場する昭和56年まで販売されました。
117クーペのオーディオで聴きたい昭和54年当時のヒット曲。
カリフォルニア・コネクション/水谷豊
熱中時代、あんちゃん、事件記者チャボ・・・今の「相棒」のイメージよりも、
この頃の彼が私は好きですね~でも、今でも尊敬する俳優さんの一人です!
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Posted at
2024/02/18 23:07:28