
また更新に間が空いてしまいました・・・
カタログ紹介、今回はチャンスがあれば欲しい旧車の一つ、デボネアV。
平成元年10月発行の後期型です。
昭和61年フルチェン。「走るシーラカンス」こと初代から実に22年ぶりの
フルチェンでV6エンジン、FF化と大きく様変わりし新たにデボネアVを
名乗るように。この時のマイチェンで後期型に移行、前期型にあった
2Lスーパーチャージャーに代わり、3L・DOHCエンジンを追加したのが
最大のトピックでした。

ショーファードリブンからハイオーナーカー市場への回帰を図るべく
(元々初代はそのクラスだった)、多くのバリエーションを展開する
積極的な販売戦略でしたが、当時は高級車も威風堂々からスタイリッシュな
デザインへの移行がトレンドになりつつあった中、やたら四角いボディに
そびえ立つ立派なグリルといった旧来然の高級車スタイルは目新しさが無く、
人気は盛り上がらず。
ただ、ハードトップでなくセダン一択のボディ設定は、流行りのデザインで
後席の居住性が犠牲になるくらいなら・・・と思わせたり、ネームバリューが良いとは
とても思えなかったデボネアの名を敢えて継承したところなんかは
やっぱり三菱系企業の重役車としての任務も捨てきれなかったんだろうな~
とか思ったり。
しかしサイドビューなんかもう「凸」の文字そのまんまなスタイルですね💦
ド派手なエアロでキワモノ扱いされたロイヤルAMGが話題になりましたが、
このようにリヤスポが付いただけでも結構エグいですね~
でも、逆にその潔さに惚れてしまうんですよね~。当時はただのハコにしか
見えなかったんですが、今見るとアメ車っぽいし、ショーファー感もあって
欲しい旧車の一つになってます!リヤのタイヤがちょっと隠れてる
ホイールアーチ処理なんかはムチャクチャカッコイイですね~
ダッシュ周りは意外と外観ほど重厚感がなく感じますね~。
奥に見える三菱エンブレムが誇らしげ。
デボネアVの特徴でもあったシートデザイン。丸太を積み重ねたような・・・
高級車だけあって装備は充実。お約束のフェンダーマーカーも!
エンジンは全車V6、3000の6G72はDOHC(200ps/27.0kgm)と
SOHC(155ps/24.0kgm)、2000SOHCの6G71(120ps/17.5kgm)。
ミッションは全車4速ATのみ、3000はホールドモード付。ブレーキは
4輪Vディスク(2000はフロントのみ)。
ではラインナップ。グレード構成は下位のLG、中間のスーパーサルーン系、
パーソナル志向のエクシード系、上級のロイヤル系に分かれます。
まずは2000搭載グレード。なお2000は全て受注生産。
LG。ベンチシート&コラムAT/セパレートシート&フロアATを設定。
当時価格195.3/208.6万円。
175SR14タイヤ+フルホイールカバー、オートエアコン、AM/FMラジオ、
パワステ、センタードアロック等を装備。セパレート車にはタコメーター、
電動格納ドアミラー(ベンチシート車は電動リモコンフェンダーミラー)、
チルトステア、カセットデッキ、ベロア地ルーズシート等も装備。
ボディカラーは全3色。
スーパーサルーン。こちらもベンチ&コラムAT/セパレート&フロアATを設定。
当時価格220.5/228.4万円。
195/70R14タイヤ等、セパレート車には車速感応間欠ワイパーを装備。
またベンチ車にもベロア地ルーズシート、チルトステア、カセットデッキ等が
装備されます。ボディカラーは全4色。
次に3000SOHC搭載車。
LG。ベンチ&コラムAT/セパレート&フロアAT(受注生産)を設定。
当時価格216.3/228.6万円。
2000LGに加えて195/70R14タイヤ、大型バンパーを装備。
ボディカラーは2000と同じ全3色。
スーパーサルーン。これ以降はセパレート&フロアATのみの設定
(ロイヤルカスタム除く)。当時価格240.4万円。
車速感応間欠ワイパー、カラードガラス等を装備。ボディカラーは
2000と同じ全4色。
スーパーサルーンエクストラ。当時価格272.0万円。
スーパーサルーンに上級グレードの装備を加えたモデルで、ドアキー照明、
運転席パワーシート、テレスコステア、車速感応電子制御パワステ、
オートドアロック等を特別装備。他、照明付きバニティミラー等を装備。
ボディカラーは2トーン1色を含む全6色。
エクシード。当時価格269.6万円。
デュアルエアコン等を、またエクシード系専用でピンストライプ、
スポーツサスを装備。ボディカラーは2トーン1色を含む全6色。
ロイヤルカスタム。ベンチ&コラムATのみの設定の受注生産車。
当時価格290.4万円。
ドアキー照明、リヤパワーシート、オートドアロック、オートライト等を装備。
ただし車速感応間欠ワイパーはベンチ車全車装着無し。ボディカラーは
2トーン1色を含む全6色。
ロイヤル。受注生産車で当時価格303.3万円。
運転席パワーシート、ドア連動電動ハイチルトステア、テレスコステア、
ダイヤトーンASS付アコースティックオーディオ、ステアリング&後席
オーディオスイッチ、車速感応電子制御パワステ、クルコン等を装備。
ボディカラーはロイヤルカスタムと同じ全6色。
最後に3000DOHC搭載車。
エクシード。当時価格303.3万円。
SOHCエクシードに加えて205/65R15タイヤ+アルミホイール、キーレス、
車速感応電子制御パワステ、ABS等を装備。ボディカラーはSOHCと同じ
全6色。
スーパーエクシード。当時価格336.2万円。
リヤスポを専用装備。ほか、運転席パワーシート、テレスコステア、
オートドアロック、クルコン等を装備。ボディカラーは写真のダークブルー/
ガンメタの専用2トーン色含む全5色。
ロイヤル。当時価格338.8万円。
SOHCロイヤルに加えて205/65R15タイヤ+アルミホイール、キーレス、
ABS等を装備、ただしドアキー照明は付きません。ボディカラーは
SOHCと同じ全6色。
ロイヤルエクストラ。当時価格366.4万円。
本革シート、電子制御サスを装備。ボディカラーはロイヤルと同じ全6色。
アクアスキュータム。当時価格340.0万円。
イギリスのファッションブランドとのコラボで、シート地がオリジナルの
チェック柄に。また、ボディサイドにエクシード系と同様のピンストライプが
入ります。それ以外の装備はロイヤルと同様。ボディカラーは写真の
ダークグリーン/ガンメタの専用2トーン色を含む全4色。
ロイヤルAMG。受注生産車で当時価格451.6万円。
専用デザインのフルエアロを纏います。また、デュアルエキパイ、
CDプレーヤー付ダイヤトーンハイパワーオーディオを専用装備、
ほか、電子制御サスも装備します。ボディカラーは専用色の
サラエボホワイト一択のみ。
もし選ぶ余地があるのなら、ロイヤルカスタムのブラックがいいですね~
経済性を考慮するなら2000LGのベンコラも面白いですね。あとエクシード系の
ワインレッドもシブい・・・AMG?レアもの好きな私でもちょい引くなぁ💦
装備群。サンルーフの設定が無いのがこのクルマの性格付けを表してますね。
諸元表。
外観図。
装備表。
装備表にはOPT設定が記されてませんが、色々設定されているようです。
しかしこの純正エアロ、AMGに匹敵するエグさ!
結局パッとしないまま平成4年に3代目へフルチェンしますが、翌年デビューした
ディアマンテのヒットはデボネアVの居場所を完全に奪ってしまいましたね・・・