カタログ紹介、今回はホンダ・トゥデイの初代前期型。
昭和62年10月発行版です。
昭和60年9月デビュー。初代ライフの販売終了以来11年ぶりに軽乗用車市場へ復帰。
以前後期型の紹介時にも触れましたが、前期型は丸目顔でシンプルイズベスト路線で
売り出しました。イメキャラの今井美樹、若いですね~*^^*
初代トゥデイは、このサイドビューが全てを物語りますね。特に前期型は丸目なので
初代シティを上から潰した、みたいな印象^^;
何気に好きなのがリヤバンパーに埋め込まれたリヤコンビランプ。中期・後期では
横長になっていくんですが、この前期型のそっけないのがいいんですよね~
初代の特徴でもあるワンアームワイパー。ドアミラーアームがジャバラなのも
何気に好きポイント。
「乗用車」とは前述しましたが、4ナンバーなので厳密には商用車。なので
リヤシート背もたれは直立、リヤサイドウインドーには保護バー付き。
ダッシュボードはホンダらしい2段式デザイン。タコメーターの設定が無いので
1眼スペースしかないインパネ。もっとも中期型以降はデザインが一新される為
これは前期型のみ。
他メーカーがパワーウォーズを繰り広げる中、軽トラ・アクティベースの2気筒
エンジンのみという潔さ。EH型直2・550cc(31ps/4.4kgm)を搭載しましたが、
まあさすがにキツかったのか、中期型で3気筒に換装されます。足回りは
前ストラット・後トーションビームのサス。ミッションはATも用意。
ブレーキは全車に前ディスクを装着。タイヤは135SR12。
装備関係。ホイールカバー、アルミホイールはOPTですが、鉄チンのままが一番
似合ってますね~
ラインナップ。上からGタイプ、Mタイプ、Fタイプの3グレード構成。ミッションは
全車4速MTと3速ATを設定。
Gタイプ。熱線吸収ブルーガラス、サイドストライプ、トリコット+ファブリック地
シート、シガーライター、デジタル時計、間欠ワイパー、リヤワイパー等を装備。
ボディカラーは受注生産のイエローを含む全5色。インテリアはホワイトのみブラウン、
他はグレーが設定されます。
右:Mタイプ。ブラックドアサッシュ、トリコット地シート、時計付きAMラジオ、
サーボ付き前ブレーキ、リヤ熱線等を装備。ボディカラーはGタイプと同じですが
インテリアは全てグレーの設定となります。
左:Fタイプ。ビニールレザー地シートを装備、OPTでサーボ付き前ブレーキを設定。
ほか、全車に前後マッドガード、ホイールカバー、アルミホイールをOPT設定。
ボディカラーは2色に絞られますが、インテリアが全車ブラウンに。
装備表と諸元表。
最後に性能曲線と寸法図。
軽の新しいカタチを提唱し見事にヒット。この辺は現代のホンダにも通じる
スピリットですね~
トゥデイのオーディオで聴きたい昭和62年当時のヒット曲。
イメキャラの彼女の作品から、野性の風/今井美樹
彼女の初期の曲ですね。作曲・筒美京平、編曲・久石譲の布陣!
映画「漂流教室」の主題歌としてスマッシュヒット、彼女が歌手としても女優としても
メジャーになるのは少し後ですが、私はこの曲が一番好きですね~
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Posted at
2024/05/04 17:53:00