リアフェンダー加工　その１

某Ｚ亭にてコペンのリアフェンダーのツメを折ります。

ジャッキアップしてスプリングを抜き、フェンダーとの干渉をチェックします。

この時、アクスルの左右両輪をジャッキで上げます。

片方だけで持ち上げますとタイヤが内側へ逃げますので、正確にクリアランスを確認することができない為です。
（大きな段差や踏切等では両輪がストロークしますので＾＾；）

確認後、タイヤを外しフェンダーツメ折り機（フェンダーベンディングツール）を装着します。

ショートストロークのショックだと、ツール先端の樹脂ローラーがフェンダーに合いません。

車高調なら全長を伸ばすか、ノーマルショックを用意しましょう。

ヒートガンでシッカリ暖めて塗装を柔らかくします。

ドライヤーと違ってメッチャ熱くなります。

当て過ぎると塗装にダメージを与えるので注意して暖めてください。

そして少しずつ圧力をかけてフェンダーを曲げていきます。

それでも塗装が割れます。。。

ここまで来たら後戻りできませんので最後まで行きましょう。

はい！曲げました！！

従来まで接触していたフェンダーアーチ部分は逃がすことができました。

手前の樹脂バンパーが純正のライン。

タイヤハウス上部の赤丸部分が今回曲げた場所。

１０ｍｍ以内で外側に広げました。

しかし、曲げれない部分が発生しました。

バンパーとの境界部分です。

ここは表面と裏側の鉄板を溶接して袋状になっており合成が固い部分です。

ツメ折り機ルでは曲がりませんでした。

この部分がタイヤとの接触の可能性が出てきました。
（+45のタイヤでバンパーの樹脂に接触の痕有りですし。。。）

切除となると強度が心配なので、部分的に切断して外に引っ張り、開いた部分を溶接して強度確保にしようかと思います。

ワタシでは対応できませんので、ここから先はプロにお任せしようかと考えています。


その２（フェンダーの裏側）へ続く