IHI RHX6 （F1タービン） ツインターボ  

お仕事でもお付き合いのある IHI（石川島播磨重工業）製
RHX6 ボールベアリングタービン（俗称＝F1タービン・ペケロク）をツインで装着

コンプレッサーSPEC ： TCW10
EXハウジングSPEC ： A/R 20mm （P20）

過給圧設定は、ウエスゲートは 1.6kgf/cm² で開放
電子式ブーストコントローラーで常用 1.8kgf/cm² 、スクランブルモードで 2.0kgf/cm² に設定

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以下、余談…

RX6の特徴で、まず豊富なサイズ選択が出来る事が挙げられる。
市場で出回っている物でコンプレッサー側は４種類 ［ TCW10、TCW15、TCW76、TCW77 ]
エキゾースト側は7種類 [ A/R13、A/R16、A/R18、A/R20、A/R22、A/R25、A/R27 ]
その組み合わせにより様々なエンジンの特性や車の仕様に合わせたセレクトが可能である。

また、RX6の忘れてはいけない特徴の一つに、同等の風量を確保する他メーカーのボールベアリングタービンに比べて相対的に小型・軽量である事が挙げられる。

それと、ボールベアリングタービンの一般的な特色の一つとしてフラットなブースト上昇感が言われるが、RX6にはその様なフラット感よりもフローティングメタルタービンのように高回転域で2次曲線的なブーストの上昇感を強く感じるタービンである。
特にハイブースト時こそ、このタービンの高耐久性と特色がより色濃く表れ、RX6本来の性能が発揮される領域と言って良いだろう。
車のキャラクターとして、ハイブーストでターボカーらしいフィーリングを重視する人には、他のタービンには替えがたい存在のタービンと言えるかも知れない。

関連情報URL：http://www.ihi.co.jp/itj/