スプレー塗装のムラ消し作業

昨日に続いてスポイラーの補修作業です。
今日は昨日塗装したクリアー塗装時に出来た柚肌状のムラを取り艶出しを行います。
「塗装作業はムラが出来るので嫌いだ」と言う方多いと思いますが「ムラ消し作業」を行えば誰でもムラが取れピッカピカに出来ます。

今朝見たらかなり酷い柚肌ムラになっていました。

今日使う道具は、
・耐水ペーパー400番、1000番
・コンパウンド
以上です。

まずはクリアー塗装の柚肌ムラの段差をなだらかにするために400番耐水ペーパーで塗装面を平坦にします。
400番だとクリアー塗装が剥げるのでは？と言う心配はいりませんでした。

1500番、1000番そして800番でやってみても段差が上手く削れなかったで400番迄粗くしましたが最初は1500番で試し、ダメだったら1000番と言う様に粗い番手に変えて行けば安全に適性番手が選べます。

※塗料によって適性番手が変化するのでご注意ください。


400番で全面を研磨して仕上げると綺麗な艶消しになります。これはこれでいい感じです。

400番のペーパー目で均一に磨けましたら1000番ペーパーで磨きます。
400番の状態より艶が出ます。
1000番で取れないキズなどを発見したら400番に戻って消します。
全体に1000番の艶が出た状態になったら次の作業です。

きっちりと仕上げるには1000番で磨きが終わったら1500番、2000番と上げていきますが今回はそこまで厳密に仕上げる必要は無いのでペーパーは1000番で止めてコンパウンドによる艶出し仕上げに進みます。
私が使ったコンパウンドは3Mの細目コンパウンド「エフ・1」です。

写真中央から上部がコンパウンドで磨いた状態です。
艶が出て来ました♪

かるーくなぜる様にコンパウンドが消える迄磨きます。
ペーパーを1000番で止めたのでうっすら微細なペーパー目が残っていますが艶は出て来ました。

黙々とただコンパウンドで磨く作業を1時間程行うと良い感じに仕上がって来ました。

コンパウンドで艶出しが出来ましたら最後にこれまた3Mのクリーナーワックスで最終仕上げを行います。
コンパウンドだけでも充分に艶が出て良いのですが、更に艶を出していきます。

艶が出過ぎて写真上手く撮れませんが完璧な艶が出てくれました。
ピッカピカ✨✨✨✨✨
になってくれました。😍

取り付け完了です。
新品で買った時より艶は出ている様です。
普通の塗装でもクリアー塗装でも一度ペーパーがけで均等に慣らし工程を行い、
↓
目消し
↓
コンパウンド艶出し

と言う工程を行うと素人でも最高のプロの仕上げ状態に持っていけます。
作業結果には勿論満足です。😎

作業前のスポイラーです。😂