ENAPETAL ENAPETAL E-12 純正形状ショックアブソーバー
GC8インプレッサではショックアブソーバーは距離は走っていないとは言え、びっくりポンの約17年間、純正形状のトキコHTSダンパーを使ってきました。今回はこれに代わるものとしてエナペタルE-12純正形状タイプを選んでみました。
トキコHTSダンパーパーツレビュー
http://minkara.carview.co.jp/userid/211056/car/188639/900420/parts.aspx
トキコHTSダンパー 取付時ブログ
https://minkara.carview.co.jp/userid/211056/blog/5255462/
消耗品ですから、どうしても仕方ない。トキコHTSダンパーはここ数年間ではオイル漏れや車高の下がりすぎで、コーナーによってはフロントはタイヤハウス内、マッドガードにタイヤが当たるようになっていました。令和6年前半には車高は落ちていましたが、減衰力調整をする事によって、気にせず乗り続けていました。ただ、やはり、道の悪い一般道ではかなりシビアになってきたので、今回の交換を考えました。
これはもうアカン。
しかし、トキコHTSダンパーと同じような純正形状のショックで減衰力調整機能付きのモノが欲しくて探しましたが、減衰力調整のできる純正形状ショックアブソーバーは、既に販売中の商品はなく、廃盤。特別に作ってもらうしか、同じようなモノはないようでした。(令和6年5月頃)他のメーカーでも色々と検討してみましたが、やはりこちら。ビルシュタインを扱うエナペタルさんでお願いすることにしました。
オーダーシートがあり、使う予定のスプリングやタイヤ、その他色々と必要な情報をまず申し込み、これに合わせて、オーナーの希望を聞き、それに見合ったショックアブソーバーを作成していただく形でした。
今回は、スバル純正ショックの下取りが必要で、取付部やお皿の部分等をそのまま利用するとかで、普通に錆びていなかったり、曲がり等がない純正ショックを用意する必要がありました。うまいこと某ネットショッピングで安めの見た目問題なさそうな抜け抜けの中期用純正ショックを用意し、これを送った上で、半端じゃない極上の車庫調が買える位の値段はしましたが、私のように街乗りメイン、たまに峠道位の用途では車庫調は必要ないと判断し、変にこだわって純正形状タイプをオーダーしてみました。(←時代遅れなのかもしれない人)
要は、純正形状で固定式だとビルシュタインのショックアブソーバーをオーダーする事になるんですが、これをベースに減衰力調整式にして頂くと、エナペタル製のE-12という商品になるようで、今回はエナペタルE-12を作っていただきました。正立式のトキコHTSダンパーと違い、今回は倒立式のようです。純正形状ですが、オーバーホールもできるとのことで、純正形状には先がないGC8の足回りという事で決め手になったような気がします。
固定式の方が構造的にストロークは確保できるそうですね。
外観の色は、ブルー、シルバー、ビルシュタインのイエローの3色から選べます。エナペタル製はブルーだと聞き、やはりイエローと悩みましたが、今回はブルーにしました。
廃盤になる前に、ストックとして置いていた、新品のスバル純正、 STIの3センチローダウンサスをこのE-12と組み、不足分の部品以外は新品を購入した上で、これを組み合わせ、ここからの足回りとして、使えるものは使って友人の整備士さんに交換していただきました。
とりあえず、交換した第一印象の感想は、「ワンダホー! (素晴らしいッ)」の一言です。減衰力設定は、デフォルトで中間設定の6になっているようですが、それでも突き上げ感もなく、乗り味は私がオーダーした通りだと今のところ感じています。
費用は高価だし、勿体ないと言われそうですが、思った通りで街乗りでの乗り心地の良さと、軽い峠道での操作性の良さは、すぐに感じられることができました。現状で道の悪いところではちょっとしたゴツゴツ感はありますが、個人的にはほぼ問題ないと思います。車高調のような芯からくるようなアタリはありません。
気になるのはSTIの3センチローダウンサスとの組み合わせです。これに合わせてかどうか、最初からかなり車高は下がっています。純正ショックとの組み合わせの場合と異なり、かなり低いように思っています。当たり前か^ ^
こうなると、ヘタってきたときに、すぐにインナーフェンダーをこすりそうな気がしてきました。最悪、純正スプリングに戻せば少し車高は上がるかなと考えています。
ここで初めて車高調なら、高さも変えられたなと少しだけ後悔しました。(^^;;
ちょっとマイナスかなと言うのは、高価な事とそのくらいでしょうか。どのくらいもつか耐久性も楽しみですし、よく言うビルシュタインの脚は少し走ってからその良さが出てくると言うところ、減衰力調整も楽しみです。また、様子を見て追記してみたいと思っています。またまたやってしまったかも...。まだまだ乗る気マンマンな現状でした。(≧▽≦)/
追記 同じエナペタルで、ショックアブソーバーを同時期に、同じスプリングでご自身で取付け、減衰力固定式の方で組んだ方がおられたようで慌てて全く同じものだとここで紹介していました。本当にすみませんでした。m(_ _)m 訂正です。そちらも検索して是非ご覧いただけたらと思います。わかりやすく解説されてます。
追記2 さらに500キロほど走ってからのレビューです。今のところ、減衰力調整を色々と試していますが、やはりデフォルトから固めに振ると、道が悪いとそれなりにゴツゴツ感が気になり始めた為、柔らか目にしてみました。するとアタリは確かになくなりますが、一般道でも少し収まりが悪い気がしてきました。少しフワフワします。コーナーでのロールも少し大きいかも。道の悪さで違いが出ているようです。高速道路や舗装に問題の無いシチュエーションでは滑らかで、道の良いところでは、マッチングも良いのか、まるで滑るように走るような感覚があります。引っかかりがないええ感じだと思っています。
追記3 このショックは倒立式で頭に、つまり上側に減衰力調整ダイヤルはついていません。乗り慣れてきての感想ですが、街乗りでは少し固い目の印象。減衰調整によってフロントもリアも現在、結構柔らかめに振っています。それでかなり楽に、しかもスポーティーに乗れているように思います。スプリングとの相性やタイヤの硬さもあるのかもしれません。
追記4 全体に慣れてきて、どこでも硬い印象です。STIローダウンサスを取付するとオーダー時にバネを指定しましたが、ダウン量が多く、ストロークも確保ができていないのかもです。不快な硬さではないんですが、先でへたると結構ヤバいかも。リアを固定してフロントのみ減衰力調整もかなりやってみましたが、私のGC8に最適なのは中間辺りかも。1段ごとに変化が微妙でわかりにくい気がしています。取付た状態で回す方向は時計周りだと柔らかめになるはずですが、違いが分かりにくいかも。もう少し煮詰めてみたい。
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届いた時の箱です。当たり前ですが、結構重いし、デカイです。結構送料もかかります。
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開封時の中身です。梱包がしっかりすぎてゲンブツを確認するだけで大変でした。
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ダストブーツも専用のものが付いてきます。ショック頭のナットも付属してきました。
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減衰力調整ダイヤルはこの下の位置です。フロントはハンドル目一杯きれば調整OKでした。
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アタマ側です。ナットが付いてきます。買い足さなくてOK。(用意してしまってました。:汗)
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STIの3cmローダウンサスの新品を実は大事に保管していましたので、これをようやく使う事に。
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エナペタルさんからこの位置のブレーキホースをとめる金具の形状を確認されました。
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いつもの整備工場で取付交換してもらいました。いつもありがとうございます。
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HTSダンパー交換前の高さ画像。低くてカッコはいいけど、フェンダー内で曲がる時あたっていました。
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交換前。ハンドルを切ると当たり、マッドガードが一部破損してしまっています。指約1本くらい入る。
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交換前。リアはまあ、なんともなかったですが、低いのは確かかも。それなりでした。
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交換後。これ、高さはほぼ変わってない。でもインナーにあたることは無いようです。今のところOK。
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これ、大丈夫やろうか?と心配です。ヘタッたらすぐOUTくさいですやん。今はこのままいきます。
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交換後。こう比べるとリアもおなじくらい下がっている。まじか...。
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減衰調整の方法 取扱説明書の一部です。時計回りに回していくとハードに振る形になるようです。
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