ミニのインジェクター洗浄 & 燃圧調整でトルクアップと燃費向上 その①
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
以下は昨年に行った作業の備忘録となります。
整備の際に撮影した画像と一緒に、今後の為にも記録しておきたいと思いました。
2年前に中古でミニを購入した際、過去の整備記録が何も残されていませんでした。
しかも購入したショップに納車する時に確認した際にも、どこを整備し、どのパーツを交換・調整したのかさえも不明でうやむやにされてしまうというありさま;;
今から思えばよくもまあこんなショップで購入したもんだ・・
だがしかし、そこはミニ専門である事を看板に掲げている XXX
ま、安さにつられて買ってしまった自分が悪いのだが。。
そのお陰で今までまともに整備されていなかったという前提の元で、まず出来ることは自分でやってやろういうクセがしっかり身に付いてしまった ^^;
という訳で、インジェクションの中の心臓部とも言える 『インジェクター』 を超音波洗浄で綺麗にして、始動性の向上・アイドリングの安定を更に目指してゆくことにします。
殆どのミニの場合、スパークプラグやエアフィルター等は定期的に交換や掃除がなされてますが、このインジェクターはよっぽど何かの不都合でもない限り、一度も洗浄されることもなく現在に至っていると思われます。
愛車のミニに関しては現状、始動性、アイドリング等についても何の問題も無く元気に走ってくれています ◎
逆に元気な内にちゃんとメンテしてあげることが大切だと感じています。
調子が悪くなってからでは、既にもう他に悪影響を及ぼしている可能性もありますから。
2
という訳で、インジェクターを洗浄すべくエアフィルターケースを外してゆきます。
自分のはオリジナルのフィルターケースが装着されているので、脱着も容易です ◎
黄色のドーム状のカバーの下にインジェクターが、そしてその手前のケースの中に燃圧調整用のスプリングが収められています。
今回のインジェクター洗浄のついでに、燃圧調整用のスプリングのバネレートを変更し燃圧向上も目指すことにしました ◎
3
色々と他の方のブログを見ていると、このインジェクターを抜き取る際に、『プライヤーで先端部分を掴んでこじりながら外す。』 とありましたが、そのやり方は絶対にXです。
このインジェクターは、インジェクション本体側のソケットにかなりしっかりとハマっています。
強引にプライヤーを挟んでゴキゴキと捻れば、おそらくインジェクター電極部分の樹脂製で出来た部分が割れてしまう可能性があります。
もし逆にプライヤーでコジって簡単に外れてしまうようなら、Oリングが劣化してるかやせ細って耐用年数を過ぎている可能性があります。
このタイプのインジェクターは現在国内では単品では販売されてはいません。
(※ 海外からなら復刻された同タイプの物を輸入することが可能です)
もし国内で購入するのであれば、15万程するインジェクションAssyをまるごと購入するか、中古のインジェクションをAssyで購入するしかなさそうです。
ある意味貴重なインジェクターなのですから、ここは破損させないよう丁寧に抜き取っていきましょう ◎
外す際は端子の両端部分にマイナスドライバーをあてがい、テコの要領で片方ずつ交互に少しづつ持ち上げてゆきます。
そうして暫くすると 『シュポン!』 という音とともにインジェクターが抜けます。
逆の作業で、再びインジェクターを元通りに差し込む場合には手で押し込んだぐらいでは決してハマってくれません。
もし簡単にハマるようならば、Oリングが装着されていない可能性があります。
インジェクター上部に布などを置き、先端が尖っていない工具をあてがいゴムハンマー等で優しくトントンと押し込んでいけば確実に差し込めます。
スポッ!という差込感が必ずあります。
インジェクター装着後、上の黄色のドームを被せて捩じ込んでいった時に、もしドームがピタッと収まってくれないようであれば、100%確実にインジェクターが差し込めていません。
なぜこんな事を長々説明しているかというと、実はこの作業はヘタをすると車両火災を引き起こす危険性が大だからなんです。
インジェクターが確実に装着されていない状態で、キーを回せばしっかりと嵌まっていないインジェクターの隙間から大量のガソリンがエンジンルームに飛散します。
もしエンジンが熱を帯びているか、火がつきやすいものが近くにあった場合は大火災を起こす可能性が非常に高いんです。
あくまでもこれは自己責任で作業してください。
4
最初は眼鏡などを洗うための超音波洗浄機を中古で購入し、洗浄しようかと考えていましたが、それはやめました。
何故ならメガネなどに付着した汚れと、インジェクターに付着した汚れではその汚れの性質自体が基本的に異なるからです。
メガネに付着するのは基本的に体から分泌される 『皮脂汚れ』 であり、
インジェクターに付着する汚れは元は原油の 『カーボン・タール・スラッジ』 なんです。
しかもミニに使用されるのは濃い 『ハイオク』 なんです。
インジェクター先端部のノズルに付着したミクロ単位の汚れは、車輌用の超音波洗浄機でなければ確実には洗い落としきれません。
調べてみたところ、カーセール青木さんではこの車輌用洗浄システムを導入しているようで
97年~ ¥6,900
~96年 ¥8,200
の金額で施工してくれているようです。
自分は今回、インジェクター洗浄だけを専門にしている会社にお願いすることにしました。
IRS 株式会社アイ・アール・エス
http://www.irs-japan.com/
97年~ミニの場合で¥4,500程(オプション無し)でやってくれました。
納期は僅か2日ほどでした ◎
返送されてきたときはご覧のように、真空パック状態で、しかもシリカゲル入りという念の入れようで ^^
5
洗浄前のインジェクターの画像を撮り忘れてしまったが、
IRSでの超音波洗浄後はご覧のとおり、先端部分はピカピカに輝いていました ♪
6
今回のインジェクター洗浄ついでに、燃圧調整用のスプリングもバネレートを高めた物に交換してみることにしました。
この燃圧を高めてあげることによって、ガソリンの吐出量が増加しパワーとトルクがアップし、結果アクセルの踏み込みが少なくて済む分、燃費アップにも貢献してくれるのです ◎
こういったスプリングではなく、単にバネ替りにシムをカマスことによって燃圧を高めるという方法もありますが、自分は数値が取りやすいという点でスプリングを使用しました。
そこでカーセール青木さんの燃圧調整用のスプリングを入手しました。ヤフオクでも販売されています。
他にも15%アップのものもあるようですが、10%アップぐらいにとどめておく事にします。
何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしですかね。
7
まずはスプリングが収められている上部プレートの脱落防止用フックを取り外していきます。
これは樹脂で出来ているので、無理にこじると割れてしまいます XXX
8
そうしたらお次に上部のプレートを外してゆくんですが、
まずこのプレートの上下の向きを忘れないでください。
そしてこのプレートを固定している4本のボルトが、どのぐらいのトルクで締め付けられていたかも覚えておいてください。
このボルトは軽~く締められているはずです。
取り付けの際に、プレートが歪むほど決して強く締め込まないことが重要です。
その②に続く・・・
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