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オンボロベンツ乗りのブログ一覧

2025年01月01日 イイね!

2025年1月1日 新年明けましておめでとうございます。

2025年1月1日 新年明けましておめでとうございます。2025年1月1日

新年明けましておめでとうございます。

2024年は会社が2度変わるというかなり異常なバタバタした1年になりました。
2025年は腰を据えてじっくりと現在の仕事を深めて行こうと考えておりますので、2025年も1年間私、オンボロベンツオヤジにお付き合いくださいますようどうぞよろしくお願い致します。

2024年は本当にバタバタした1年であり、またガソリン価格も高騰したことから我が愛車W210後期ワゴン (S210)E320アバンギャルドで遠距離ドライブに出掛けることはありませんでした。
その代わりに2023年5月の北海道ツーリングに合わせて納車された我が愛車PCX125は短距離・中距離ツーリングに大活躍しました。



新車購入のPCX125ですが、ファイナルリダクションギヤ界隈のベアリング不良および定番のクラッチ界隈のベアリング不良が原因で後輪を空転させた際のゴロゴロ音及び抵抗感が発生しましたが、バイクを購入したホンダウイング店の素晴らしい交渉により全てのベアリングの新品交換(ほとんどが日本製のNTNベアリング)を新車保証で無償整備して頂けました。
その後はクラッチ抜けとジャダー問題が発生しましたが、これもまた新車保証でクラッチシューなどを交換して頂くことが出来ました。

このような整備により我が愛車PCX125の状態は新車時以上の好調と言えるまでになっております。
2025年も富士五湖・その他山梨県・長野県などにはツーリングに出掛けるつもりですが、まだPCX125で出掛けたことがない千葉県の房総半島にも出掛けたいと思いますし、もう少し遠くにもPCX125で出掛けてみたいとも考えております。



一方で我が愛車W210後期ワゴン (S210)E320アバンギャルドは今年車齢24年となり、あまり遠距離の走行をせずに短距離運行ばかりだと不調を起こしかねないので、少なくとも1度は400㎞以上の中・長距離ドライブ旅に出掛けたいと考えております。

今年も1年間色々と新しいことにも取り組んで行こうと考えております。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

今年1年が皆様にとって幸多き素晴らしい1年間になりますことを心よりお祈り申し上げます。

オンボロベンツオヤジ
Posted at 2025/01/01 00:36:15 | コメント(5) | トラックバック(0) | W210 | 日記
2024年06月09日 イイね!

2024年6月10日 北海道ツーリングの際の屋根付き駐輪場のある宿について

2024年6月10日 北海道ツーリングの際の屋根付き駐輪場のある宿について2024年6月10日

そろそろ北海道ツーリングに旅立つ方がいらっしゃると思います。
バイクを屋外に駐輪すると雨や朝露でバイクがビッショリと濡れてしまうことが少なくないので、ホテル・民宿などの宿泊施設に宿泊する際はバイクを屋内(屋根下)に駐輪できる施設はポイントが高いですよね。
ということで、私が2023年最終週から出掛けた北海道ほぼ1周ツーリングの時に宿泊した施設のうち屋内駐輪が出来る施設をご紹介します。

1). 民宿宗谷岬
オンボロベンツオヤジイチオシの民宿です。
このブログのトップ写真が民宿宗谷岬のもので、バイクの後ろ(右側)のドアの中がバイク駐輪場です。
屋内というか床下倉庫スペースなのですが、一切雨に濡れないので雨天時の出発前準備などでも非常に助かる駐輪スペースです。
ちょっとした整備をする方もいるようです。
宗谷岬から200~300mの距離で、日本最北端のガソリンスタンドである安田石油から見える国道沿いの宿です。
この宿は夕食・朝食共にボリュームもあってメチャクチャ美味しいです。


それでいて1泊2食付きで10000万円程度なので超おススメです。
ちなみに稚内は宿泊費が高い街として有名であり、ましてや観光地宗谷岬の目と鼻の先にあるこの民宿宗谷岬に1万円程度で宿泊でき、さらに屋内駐輪場というのは最高の宿としか言いようがありません。
ちなみに2023年5月の段階では宿2階に独立した喫煙所があったので、喫煙者の私には助かりました。


2). 網走セントラルホテル
網走駅近くの大通り沿いにある一流ホテルです。

ホテルの建物自体は古いようですが、ちゃんと整備維持されているので全く問題ありません。
こちらのホテルは1階部分がくり抜かれたような構造になっており、その1階部分が駐車場になっているので屋内というよりも屋根下駐車場・駐輪場です。
ホテルの裏の通りが飲食街になっているので夕食を食べる場所に困ることはなく、またホテルの隣がセブンイレブンなので食事・買い出しにも非常に便利です。


3). ANAクラウンプラザ釧路
釧路の中心部にある一流ホテルです。
昔的に言うと全日空ホテルのひとつだった宿ですね。

黄色のビルがドカーンと立っているので目立ちます。
ホテルに地下駐車場があるので濡れたり汚れたりせずに駐輪できるのが良いですね。



4). ふく井ホテル (帯広駅前)
帯広駅前にあるふく井ホテルは非常に対応も良く、翌朝の朝食も美味しくおススメです。
釧路のホテルで朝食を摂った後に帯広方面に移動することを決めたのですが、バイクを屋根下に駐輪できる帯広駅界隈のホテルはいくつかあったものの、「確実にバイクを屋根下に停められると確約できる」と言ってくれたのはこの宿だけでした。
私は仕事でリッチモンドホテルに良く泊まったのでふく井ホテルの数軒隣のリッチモンドに電話したのですが、「数台は屋根下に停められるが、先着順なのでお約束は出来ない」と言われてしまってガックリでした。。。
一方でこのふく井ホテルは「ちゃんと場所を確保しますから安心して来てくださいね」と言って頂いたので即決で決定しました。
帯広駅前でホテルの目の前がセイコーマートですし、駅ナカには100円ショップもあるので非常に便利なロケーションでした。



5). ホテルアネックスイン (新ひだか町静内)
こちらのホテルはホテルの横にそれなりの大きさの駐車場があるのですが、過去に夏場で柔らかくなったアスファルトにサイドスタンドがめり込んでバイクが倒れたことがあるそうです。
それ以来バイクは駐車場ではなくてホテル入り口の屋根下に停めることになったそうです。
ということで、何台もバイクがあふれない限りは玄関の屋根下にバイクを停められます。

このホテルは朝食のバイキングがメチャクチャ美味しいのもポイントが高いです。
一見普通のビジネスホテルの朝食バイキングなのですが使っている食材が地元産でメチャクチャ美味しく、またミツバチの巣をスプーンですくって蜂蜜を取り出して食べることも出来て驚きでした。
またホテルスタッフの方がみな親切で、このホテルでお土産を買って使わない道具や衣類を箱に詰めて東京の自宅まで送ったりもしました。
ホテルから歩いて1・2分のところにある「北酒場」という居酒屋で食事をしたのですが、とてもローカルで落ち着く感じの雰囲気で食事も美味しくまたリピートしたいと思わせる居酒屋でした。
東京に戻って調べてみると、あの有名な居酒屋旅人である吉田類氏(吉田類の酒場放浪記)が2度も訪れているとのことで、そりゃ2度も来るよなと思わせる納得のお店でした。
日高はこの先に進むと宿が減るので、静内のこのホテルは北海道ツーリングの中継地点としては良い場所にあると思います。


6). ANAクラウンプラザ札幌 (札幌駅から徒歩7~8分)
こちらも昔的に言うところの全日空ホテルです。
今年の3月に北海道乗り鉄旅で訪問の際にも宿泊しましたが、札幌駅から徒歩7~8分程度ですしすすきのにも近く最高のロケーションです。

ホテル内にセイコーマートが入っているので超便利です。
地下駐車場なのでバイクが濡れることなくバイクを駐輪できて便利です。


番外編 ANAクラウンプラザ新潟
こちらももともとの全日空ホテルです。
このホテルの駐車場は露天駐車場なのですが、バイクについてはホテルの脇の軒下に駐輪させてくれました。

ANAクラウンプラザなのでホテルの部屋も非常にグレードが高くて良いですし、新日本海フェリーのフェリーターミナルに近いので北海道ツーリングの前泊に最高でした。

皆様から質問が来そうなので先に書いておきますが、私がやたらとANAクラウンプラザとかANAホリデイインに宿泊しているのは私がIHGグループホテルの会員になっているからです。
日本国内も軒数が多く、ヨーロッパ・アメリカ・東南アジア各国・インド等々どこに行っても「インターコンチネンタル」・「クラウンプラザ」・「ホリデイイン」等々のIHGグループの各ブランドが世界中にあります。
ということで、有償宿泊であれ無償特典宿泊であれ、選択の余地があって価格さえ予算内であれば基本はIHGグループのホテルを選択するようにしています。

こんな感じで2023年5月最終週からの北海道ほぼ1周ツーリングにおいて、北海道では現地8泊中6泊は屋内(屋根下)駐車場のあるホテルに宿泊したことになります。
先日購入したバイクハーフカバーがあればバイクが夜間に濡れる問題は無いのかも知れませんが、やはり雨天出発時に屋内で出発準備ができるというのも重要なことだと思いますので、これら屋内(屋根下)駐輪できるホテルを選択するのは非常に妥当な選択だと思います。

ではでは。
Posted at 2024/06/10 00:45:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング | 日記
2024年06月03日 イイね!

2024年6月3日 2024年に北海道ツーリングを検討している方へのアドバイス その5

2024年6月3日 2024年に北海道ツーリングを検討している方へのアドバイス その52024年6月3日

2024年の6月に入ったので、早い方だと今月出発してツーリングに出掛ける方もいらっしゃるかと思います。
7月・8月出発の方も徐々に準備を始める頃かと思いますので、今回は車両面でのアドバイス・注意事項を書いて行こうと思います。

1). バイクで北海道ツーリングをするとメチャクチャタイヤが摩耗する(特に中心部)
これは実際に北海道ツーリングに出掛けた人だけが良く分かる「北海道ツーリングあるある」です。

分かり難い写真で恐縮ですが、この北海道から帰宅後のリアタイヤを見て頂くとかなり中央部が摩耗してフラットに近くなっていることが分かるかと思います。
北海道はビックリするほど真っ直ぐな道が多く、タイヤの両端を使うような場所は多くありません。
全走行距離の95%位はタイヤ中央部しか使わなかったのではないかと思います。
実際に北海道でタイヤコードのワイヤーかナイロンコードが露出してしまって途方に暮れるライダーを目にしていますし、YouTubeを見て頂いてもリヤタイヤがダメになってしまった方が出てくる動画を見つけることが出来るかと思います。
車両とタイヤのメーカー・グレードによって摩耗のスピードは異なると思いますが、それほどガンガン走る訳でない私でも東京都多摩地区の家を出て、北海道から戻って来るまで約2700㎞を走行しています。
一日でほぼ毎日300㎞超え、日によっては400㎞とかを走る方だと北海道内だけで4000㎞近く走る人もいます。
北海道ツーリングではとにかくタイヤ中央部ばかりが摩耗するので、タイヤがちょっと微妙な状態で出掛けてしまうと非常にヤバいことになる可能性があります。
必ず十分に余裕があるタイヤで出掛けるか、あるいは出発前に特にリアタイヤは新品交換して出掛けるようにして下さい。

2). エンジンオイルを必ず交換してから出掛ける
これは言うまでもないですが、出掛ける前にエンジンオイルはちゃんと交換してから出掛けて下さい。
万が一オイルが減っている状態だったとしても、オイル交換をすればそれに気づきますよね。
短期間の北海道ツーリングに出掛ければ別ですが、普通に現地5日間とか走る方であれば北海道ツーリングに出掛けて自宅まで戻ってくると一般的なエンジンオイル交換サイクルに近い位の距離は走ると思います。
まぁ東京などの都市圏での市街地走行のようにストップ&ゴーがある訳ではなくひたすら距離ばかりが伸びて行くのが北海道ツーリングなのでエンジンオイルの劣化は都市部走行よりもよっぽど遅いのですが、それでも点検の意味も含めて出発前にエンジンオイル交換はしておくべきだと思います。
クルマでもバイクでも一緒ですが、バイクの個体ごとにエンジンオイルが減るクルマ・バイクとほとんど減らない個体に別れます。
もし自分のバイクが「エンジンオイルが減るタイプ」のバイクであるのなら、予備でエンジンオイルの1L缶をリアボックスなどに入れておいた方が良いかも知れませんね。
北海道は結構頻繁にホームセンターのDCMを見掛けるので購入できるとは思いますが、オイルを食うバイクであれば予備オイルを持参するのはアリだと思います。

3). 我が愛車PCX125はベルト駆動なので関係ないですが、チェーン駆動の普通のバイクに乗っている方は出掛け前にチェーンの張り調整と、チェーンルブの持参が必須
往路の新日本海フェリーの車両甲板で見たのですが、チェーンの張りが心配になる程かなり緩いバイクがいたり、チェーン・スプロケットに錆が浮いているバイクを目撃しました。
とにかく走行距離が伸びるのが北海道ツーリングです。
さらに大きな都市以外は原野みたいな場所が多い北海道です。
途中でトラブルになった場合、そもそも助けを呼ぶのに難儀する場所も少なくないですし、そもそも直してくれるショップすら多くありません。
錆が浮いているチェーンとスプロケットとか、やたらと張りが緩いチェーンといえば嫌な予感しかしません。。。
前項でエンジンオイル交換と書きましたが、チェーンの張り調整とチェーンメンテナンスは自宅出発前に必須のメンテナンスだと思います
また走行距離が伸びればチェーンルブの効果も無くなるので、必ずチェーンルブは北海道に持参するべきだと思います。

4). ロードサービスに加入することをおススメします
中型車・大型車に乗っている方はほぼ間違いなく任意保険に入っていて、最近の任意保険はロードサービスが付いていることが多いのでやや安心ですが、125㏄バイクの場合は自動車保険のファミリーバイク特約でカバーしている方が圧倒的に多いかと思います。
ミニバイク特約で乗っている125㏄未満バイクには自動車保険のロードサービスは適用されません
途中で止まったら終わりです。。。
「JAFに入っているから大丈夫!!!」と思っている方が多いかと思いますが、自走不能になってレッカーを無料でしてもらえる距離はJAFは15㎞です。。。
北海道の場合、例えばオロロンラインの北上中に自走不能になって、ちゃんと修理できる場所(=レッカーでの輸送先)が札幌で250㎞掛かるというシミュレーションは冗談ではありません。
私もファミリーバイク特約を使っているのですが、私はロードサービスはZuttoRide Clubに入っています。
ホンダ・スズキ・ヤマハ・カワサキのディーラーやホンダでいうウイング店のようなショップではほぼどこでも加入できますし、これら4社のメーカーが提供している新車購入時の盗難保険は引受会社がZuttoRide Clubです。
ZuttoRide Clubではバイクが出先で自走不能な状況になった場合、原則的に加入したバイク店(私の場合は東京都多摩地区)か自宅までレッカーで運んでもらえます。
ZuttoRide Clubのホームページで出ている例ですが、ロードサービスに一切加入していないバイクが出先で止まってしまった場合のレッカー費用例として、
レッカー基本料金: 8,800円
レッカー料金: 55,000円 (550円 x 100km)
合計: 63,800円
と出ています。
特に誇張された数字ではなく、ありがちな数字だと思います。
北海道の場合レッカーで運ぶ距離が非常に長いことが多いので、この数字では収まらないケースが多いと思います。
125㏄未満のバイク(小型自動二輪=原付2種)でファミリーバイク特約を使っている方は特にZuttoRide Clubなどのサービスに加入した上で北海道に出掛けることをおススメします。

5). 以前も書きましたが、ガス欠に要注意です。
中型車・大型車・カブなどで航続距離が250㎞~300㎞程度の車両は少なくないです。
北海道を走っているとガス欠で停まっているバイクやバイクを押して歩いている人を結構見掛けます。
本当にチョコチョコガソリンを給油することを心掛けて下さい。
あと、土曜日の夕方、日曜日は閉まっているガソリンスタンドが非常に多いのが北海道です。
土曜日の午後と日曜日は本当に自分のルートを決めた段階で給油計画をちゃんと考えて下さい。
また一般論として宿泊施設・キャンプ場に入る前に満タンに給油する習慣を付けて下さい。
バイク乗りは朝の出発が早いですが、地方の個人経営のスタンドは8時とか9時にならないと開店しません
前の晩に給油しなかったせいで朝の出発時間を遅らせる羽目になってしまったら勿体ないですから、宿泊前にガソリンが充分に残っている状態にして下さい!

ではでは。
Posted at 2024/06/03 22:27:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング | 日記
2024年06月01日 イイね!

2024年6月1日 2024年に北海道ツーリングを検討している方へのアドバイス その4

2024年6月1日 2024年に北海道ツーリングを検討している方へのアドバイス その42024年6月1日

これまで色々書いてきましたが、グズグズしていたら6月になってしまいました。。。
そろそろ北海道ツーリングに出掛ける方も少なくないと思いますので、かなり重要なポイントである「ルートはどうする???」という記事を書いてみたいと思います。

まずは私が昨年5月下旬から6月にかけて道南を除く北海道ほぼ1周ツーリングをした際のルートをご紹介します。

私は北海道にて9日間走りました。

何度か前にも書きましたが、バイクでのツーリングで雨は避けたいので、全日程を先に決めてしまってホテル等も全て予約してしまうのはおススメしません
私の場合は「北海道到着後4日間位は雨がおそらく降らない」と思える天気予報だったことから、1泊目宗谷岬、2泊目網走、3泊目ウトロ、4泊目釧路まで4泊分は事前に予約していました。
然しながら4泊目の釧路のANAクラウンプラザは前日の夜まで予約のキャンセルが出来る予約条件だったので、実質現地3泊目まではスケジュールを固定して旅をしていました。

皆さんがもし私と同じく新潟小樽間直行便で翌朝4:30に小樽に到着するのであれば、私はその日は稚内や宗谷岬まで走ってしまうことをおススメします。
時間に余裕があるので北上するのに持ってこいのスケジュールなのです。
私のようにほぼ全ての道の駅でスタンプを押しながら、そして程良く休憩しながら下道(オロロンライン)を北上しても14時前にはノシャップ岬の樺太食堂に到着することが出来、美味しいウニ丼を楽しむことが出来ます。

私のようにそこから稚内→白い道→宗谷岬と回ってもおやつの時間過ぎには宗谷岬に到着することが出来ました。


新潟小樽直行便の場合はこんなスケジュールがおススメですが、他の船で北海道に入る場合はスケジュールが大きく異なるのでルーティングなどは大きく変わって来ます。
函館便を除き、新潟小樽直行便の次に早く北海道に着くのは名古屋から仙台を経由して午前11時に苫小牧西港に到着する太平洋フェリーです。
このフェリーで到着する場合、その日の明るいうちに稚内に到着するのは少々厳しいかな~と感じます。
道の駅などで道草はほとんどせずにストイックに走り続ければ行けないことはないのですが、楽しいツーリングとは趣が変わってしまいます。
キャンプ泊ならば私は留萌の黄金岬キャンプ場辺りで宿泊しますかね。
宿泊施設を利用するならやはり留萌かちょっと先の苫前辺りに宿泊するかと思います。
太平洋フェリーの場合、北海道を時計回りにオロロンラインを北上せずに反時計回りに旅をするのも良いかも知れません。
富良野・美瑛を経由して旭川か上川まで行ってしまうのも良いですし、日高を下って襟裳岬経由で様似やえりも町まで行って宿泊するのも良いですね。
キャンプなら襟裳岬を回って有名な百人浜オートキャンプ場に宿泊するのも良いかも知れませんね。

苫小牧に夕方に到着する船の場合、移動できる距離はそれほどないので札幌や岩見沢まで行って宿泊するか、あるいは苫小牧宿泊にして翌朝5時のマルトマ食堂にアタックするかも知れませんね。
苫小牧・小樽に夜に着いた場合は無条件で苫小牧・小樽市内のホテルに宿泊します。
北海道の道は夜は真っ暗で動物の飛び出しも多いので、暗くなってから遠方まで移動することは全くおススメ出来ません。

色々と書いて行くと永遠に終わらなさそうなのでそろそろ今回の記事は締めくくろうと思いますが、大まかなルート計画を頭の中で検討するにあたり、
1). 「どの船に乗るのか」=「何時に北海道に着くのか」を決める
2). 何日間回れるのか
3). 限られた日数でどこに必ず行きたいのか

これらの点をピックアップすることが第1ステップですね。

人によっては1日で450㎞とかを走る人もいるようですが、私は個人的にはMaxで350㎞/日を限度とするのが良いと思います。
250㎞/日位だと結構余裕のあるスケジュールになります
ホテル泊であっても旅を続けると疲労は蓄積してくるので、後半に強烈な距離の移動を必須とするルーティングは計画しない方が良いかと思います。
私は北海道滞在4日目に、ウトロ→知床峠→羅臼→標津→根室→納沙布岬→根室→釧路というルートで320㎞程走りましたが、結構この日はキツかったと記憶しています。
1日目の小樽→宗谷岬、2日目の宗谷岬→網走は距離は長いものの結構大丈夫だったのですがね。。。
疲労が蓄積すると判断力が下がって事故やその他アクシデントの原因にもなるので、あまり強烈なスケジュール・ルーティングをすることはおススメしません
またガッツリと雨でどこかの街に停滞する羽目になる可能性も有るので、その場合に途中からプランAとプランBのように適切な選択肢を持つことが出来るルーティングを心掛けて下さい。

ではでは。

 
Posted at 2024/06/01 22:36:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング | 日記
2024年05月25日 イイね!

2024年5月25日 2024年に北海道ツーリングを検討している方へのアドバイス その3

2024年5月25日 2024年に北海道ツーリングを検討している方へのアドバイス その32024年5月25日

これまで何回か書き続けて来た「北海道ツーリングに行く方へのアドバイス」という記事の続きです。

本日は5月25日ですので、丁度昨年の北海道ツーリングの北海道現地一日目から1年経過したことになります。
現在昼の12:10ですが、昨年の今日は丁度オロロンラインを北上してオトンルイ風力発電所辺りに到着した時間です。
もう一年経ってしまったのですね、、、早いものです。

5. 着用するライディングウェアはどうするか???
この項目については丁度今から6月頃に掛けて行くのか、それとも7月・8月なのか、9月中旬なのかによって大きく異なってきます。

5-1. 5月下旬~6月中旬、9月などの真夏では無い季節の場合
北海道の場合は8月のお盆時期であっても地域と場合によっては寒いこともあります。
しかしこの真夏ではない時期についてはやはり寒く感じるエリアが多いという前提でのウェア選びをした方が良いと考えています。
これらの時期にメッシュジャケットで出掛けるとかなり寒くて地獄を見る可能性が高いです。
私なら前回着用したコミネ (KOMINE)のJK-579 プロテクトソフトシェルウインターパーカーイフ (IFU)を着て行きます。

私はこのJK-579のインナーライナーは持って行かず、寒い時はユニクロのウルトラライトダウンを着用するために持って行きました。
一方で東京→新潟の下道移動については暑い可能性が高いと判断し、コミネのJK-114プロテクトメッシュパーカー テン (TEN)を着て行きました。
つまりジャケットを2枚持って行ったわけです。
ライディングジャケットは特に背中にゴツイプロテクターが入っているので、半分に折り畳むことが困難です。
そこで背中のプロテクターは1枚だけ持って行き、入れ替える作戦を取りました。
然しながら、背中のプロテクターは除去しても肘プロテクター・胸プロテクター・肩プロテクターが入っている為折り畳みは非常に難しく、北海道ではGIVIのトップケースの容積の半分はメッシュジャケットが占有してしまい邪魔でした。。。

前述の3シーズンのソフトシェルであるJK-579 IFUですが、内側のライナーを除去してしまうと非常に優秀な3シーズンソフトシェルになります。
5℃だった三国峠では少々寒く感じましたが、それ以外の行程では非常に快適でした。
ちなみに全行程で持って行ったユニクロのウルトラライトダウンを着用する機会は一度もありませんでした。。。
IFUの課題点としては、この真夏ではない時期であっても本州内で暑いということです。
昨日2024年5月24日は気温が30℃に迫る勢いでしたが、IFUを着て昨日東京都多摩地区の自宅から新潟まで走ったら多分ブッ倒れると思います。。。
一方で本日は気温25℃程度なので本日ならまだ何とかなると思いますし、本日早朝に高速道路で東京→新潟を走るのであればIFUで全く問題無いでしょう。
下道と違って高速では80~100㎞/hで走るので、早朝の高速ならIFUで問題無いと思います。
ちなみに本日2024年5月25日稚内の最高気温は9℃で最低気温は5℃、明日26日の予報では最高気温13℃、最低気温は6℃です。
この気温だとメッシュジャケットを使用する場合、下に薄手の暴風ジャケット、その下におたふく手袋の冬用インナーをレイヤリングし、もしそれでも寒ければレインジャケットを着ることでまぁ何とか対応出来ると思いますが、結構寒く感じる場面が多いのではないかと思います。
ということで、本州内での移動で暑い場面があると思いますが、私ならコミネのJK-579ソフトシェルIFUのインナーライナーを除去したものを選択します

5-2. 6月下旬から8月いっぱいの一応夏期間の場合
この夏期間についてはやはりメッシュジャケットをベースとして、寒い時期はレイヤリング(着重ね)で対応するのが良いと思います。
私ならコミネのJK-114を着て行きます。

お盆の時期であっても道北や道東で15℃ということもあるので油断は出来ませんが、着重ねで対応するしかないですよね。。。
皆さんへの一番のアドバイスとしては、2りんかんなどに行って必ず薄手の暴風ジャケット(ペラペラの風を通さないライディングジャケットの下に着る着重ね用ジャケット)を購入して持って行くことです。
寒い日もまずはメッシュジャケットから吹き込む風を遮断できると随分と身体は暖かく感じます。
それでもまだ寒いならウルトラライトダウンを着用します。
恐らくこれで何とかなると思いますが、それでも寒そうならおたふく手袋の冬用のインナーを下に着てしまいます。
これだけ準備をしておけば寒さ対策は可能でしょう。
ちなみに暑い場合はTシャツ+ライディングジャケットで良いと思いますが、コットン製のTシャツは一度濡れると乾かずに「背中が一日濡れたまま」という状態になりがちです。
ですので、下着にしてもTシャツにしてもコットン(綿)製のものは避けて、化学繊維製のドライ生地的なものにするのをおススメします。
以前パーツレビューで紹介した新日本海フェリーTシャツはリーズナブルな価格で速乾性能を持ったドライ生地なので、新日本海フェリーの船内でチェックしてみて下さい。


6. 北海道ツーリングで特に気を付けるべきこと

6-1. 早朝・夕方・夜間のツーリングは動物に注意!!!
私は北海道では夕方及び暗くなってからは走りたくない派です。
特に鹿が怖いです。
舞鶴からの新日本海フェリー、敦賀からの新日本海フェリー、新潟からの経由便の新日本海フェリー、さんふらわあの深夜便などに乗ると北海道到着時が夜間になります。
舞鶴からの新日本海フェリーでそのまま小樽市内に宿泊するのであればまだ良いですが、暗くなってから苫小牧に着く場合で苫小牧ではないところに移動する場合などは鹿に気を付けて下さい。
鹿とぶつかると本格的な事故になりますし、その段階で北海道ツーリングが強制終了になることも少なくありません。
鹿たちは夕方になるとお食事タイムに突入しやたらと出没頻度が上がります。
私の場合ではナイタイ高原から上川に抜ける区間で恐ろしい数の夕食タイムの鹿に遭遇しました。
ちなみに3回目の前横断をされています。
早朝の時間も鹿の朝食タイムも出易いので注意です。

6-2. 北海道の一般道はメチャクチャすっ飛ばす道民ドライバーが多い
これは皆さん聞いたことがあると思いますが、北海道の一般道ではやたらとすっ飛ばす道民ドライバーが多いです。
有名なのはオロロンラインですが、普通車から大型のトラックまでが80㎞/hとかそれ以上で追い抜きを掛けて来ます。
その他北海道全般でアホみたいなスピードで流れている一般道はごく普通のことになっています。
「そりゃ長いこと交通事故全国ワーストになるわな」と言いたくなる程のスピードで走っています。

6-3. 一方で警察のネズミ捕りも結構やっているようだ
私が昨年の5月下旬~6月初旬でツーリングした際はまだシーズン外れだったので、警察のネズミ捕りというか待ち伏せは2週間で1回だけでした。
一方で7月・8月のシーズン中の皆さんのコメントを見ているとあちこちでネズミ捕り・待ち伏せ・白バイによる取り締まりがあったと言われています。
どうやら北海道の方は取り締まりがある場所・ない場所を把握したうえですっ飛ばしているようなので、気を付けないといけませんね。
北海道では取り締まりをやっている区間では対向車がパッシングで教えてくれることが結構一般的なようです。
対向車からパッシングされた場合は取り締まりを教えてくれている可能性があるので、減速して様子見をした方が良いかと思います。

6-4. ガソリンスタンドに注意 (特に土曜日日曜日)
メチャクチャ面積が広く、閑散としたエリアが多い北海道ではガソリンスタンドに注意が必要です。
我が愛車PCX125は北海道で走っていると50km/L位は走るので400㎞ほどは問題無く走り切ることが出来ますが、私がいいなあと思っているカワサキの現行のエリミネーター400を例にすると20㎞/Lチョイの燃費で12Lしかタンク容量がないので300㎞弱しか走ることが出来ません。
カブ系やモンキーなどは燃費は60km/Lなど走るのですが、こちらはタンク容量が小さいです。
PCXの方は大丈夫ですが、それ以外の方は最低でも1L、出来れば3Lとかのガソリン携行缶を持って行くことをおススメします。

そして要注意なのですが、日曜日は大きめの街の大規模スタンド以外はかなり高い確率で閉まっています
また地方の小さなスタンドは土曜日も閉まっているところがあります
日曜日のオロロンラインでは厚田の街のスタンドを逃すと稚内までガソリンスタンドは開いていないと思います。
確か途中の増毛も留萌も苫前もスタンドが閉まっている気がします。
とにかく土曜日・日曜日のガソリンスタンドには要注意です。
私が網走から美幌峠、摩周湖、斜里を通ってウトロに移動したのが土曜日なのですが、途中の行程で時間が押してしまいウトロ到着が17:30を過ぎてしまいそうでした。
ウトロの街の入り口にあるENEOSのガソリンスタンドの営業時間が17:30までで、当然翌日日曜日は休業でした。
翌日はウトロからそのまま知床峠を越えて羅臼から根室方面に向かう予定だったので、ウトロのENEOSで土曜日の17:30までに給油出来ないと完全にアウトでした。
到着が10分か15分程遅れそうだったので、途中からENEOSのスタンドに電話をしてちょっとだけ閉店を待ってもらいました。。。
本当に助かりました。

バイクツーリングの方は朝早起きして走り出すことが多いと思いますが、地方の小さなスタンドは8時か9時にならないと営業しません。
基本的には必ず前の晩にガソリンを満タンにしてから宿に入るようにして下さい。
ガソリンが空の状況で朝を迎えると朝から走ることが出来ずに大きな時間ロスをすることになります。
とにかく北海道では当日朝のルート(行き先)設定の際には、宿泊地の模索と同時にガソリンの給油計画をしっかりと立てるようにして下さい。
Posted at 2024/05/25 15:50:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング | 日記

プロフィール

「[整備] #Eクラスステーションワゴン 2025年8月7日 秋口に実施する整備に使用する部品類が届いたので、開梱しながら検 ... https://minkara.carview.co.jp/userid/2176973/car/1679841/8323660/note.aspx
何シテル?   08/08 01:15
オンボロベンツ乗りです。2001年式のW210ワゴン(S210)E320アバンギャルドをチョロチョロ触りながら楽しんでいます。超不人気車ですが乗ってみると何とも...
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