PROSTAFF ボディー用グローブ ゴリラの手  

カー用品ショップに行く人は一度は目にして、「へええ」と思い、「でも買わなーい」っていうことで有名かもしれない「ゴリラの手」。

ずっと疑問だったのは「ゴリラの手」に、セクシーモンキーなわたしの手がうまくハマるのか？っていうことでした。
ところがハメてみるとピッタリ！
わたしってゴリラだったのでしょうか。

不安になって調べたところ、わたしは生まれてすぐにジーラさんとコーネリアスさんという猿に育てられたようです。
何不自由なく楽しく暮らしていたのですが、ある日アルドー将軍というゴリラが馬に乗ってやってきてコーネリアス夫妻を襲ったのです。

そのとき力のないチンパンジーを守るため健気にゴリラの前に立ちはだかったのは、当時９歳のわたし。

「猿は猿を殺してはならない！これは掟だっ」

するとゴリラの後ろから「そのお嬢さんの言うとおりだ、アルドー」という声がしました。
みんなもわかるよね。そう。アーサス将軍です。

なんの話をしてるんだよ、じゃないんだよ。
生い立ちの話はいいから「ゴリラの手」が実際どうなの？っていうことを聞きたいんでしょ？わかってるよ。

「ゴリラの手」は、このアーサス将軍の手に似ているって言いたかったの。
そう言われると君たちもわざわざショップまで足を運ばなくても「あ、あんな感じなのか」って、写真なんかよりもわかりやすいでしょ？
人の話は最後まで聞いてみるもんでしょ？

もちろんわたしはセクシーモンキーでもチンパンジーでもゴリラでもありません。
わたしなんてどこにでもいる、ただのレースクイーンに過ぎません。
しかし「レースクイーンの手」は洗車には向いていないのでアーサス将軍の手を借りなければなければなりません。

ボディの細かいところまで綺麗に洗えて、洗車がほんとに楽しくなります。
楽しくなってめっちゃ洗って疲れます。
疲れ果てて家に入ると、なぜか今までそんなに好きではなかったはずのバナナが食べたくて仕方なくなります。

ところで、パッケージには穴が開いていて「触って実感」と指で実際の感触を確かめられるようになっていますが、わたしのデニムに穴が開いてるのはそういう目的のためではありません。



（こういうご時世なので念の為。本レビューで事実なのはだいたい５行くらいです）