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まずはピラーの内張を取り外して、Aピラーにツイーターを埋め込んでいきます。どうなることやら~。(´д`)
リーフは純正でツイーターが、理想的なほぼ耳の高さに取り付けられています。実はコレがかなり良い仕事してまして、スピーカーは交換しなくても良いんじゃないかと本気で思ってました。このクルマは日産が意欲的にEVを売るために試行錯誤したプロダクトだと言うことが垣間見えます。取付位置もさることながら、純正のウーファーとの音色の調整や音圧のバランスとか素晴らしいと思えるレベルでした。
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内張の裏側です。
リーフは走行中、本当に静かなので、純正のウーファーが苦手とするエンジン音でマスキングされる部分がちゃんと聞こえるんですよね。ドアのデッドニングしただけで効果が絶大で「もう、これでいいかな?」と思ってましたが、サブウーファーをインストールしたら欲が出ましてスピーカーを交換することにしました。で、すぐさまアウターバッフルを作ったので、ツイーターの埋込加工となりました。だって、ツイーター付けないと本来の音が聞けないから、我慢して結線してないんですよ。(^^ゞ
ツイーターの取付位置や向きは正解が無いというのが一般的な解釈です。それ言い出したらそもそもオーディオに正解なんて無いんですけどね。耳の形も一人一人違いますし。ただ、基本や定石はあります。
私はライブ音源ならリアリティのある音場、打ち込みの音楽ならメリハリがあって正確な音が出ればいいなぁと思ってます。音場は広い周波数帯ができるだけフラットに出てる必要があり、メリハリってレイテンシのことで立ち上がり立ち下がりが速くて、時間軸に対して各周波数の音が録音時の波形ほぼそのままに出力されてくる・・・何言ってるのか分かりませんね。
ツイーターはAピラーの根元付近に埋められることが多かったです。ウーファーとの距離を揃えられるということと、反射音をなるべく無くそうとした結果かと思います。しかしいまやDSPでタイムアライメント調整できますので、バイアンプ接続する予定ならウーファーとの距離は気にしなくて良いです。逆にツイーターの向きは凄くこだわった方が良いです。ツイーターの軸上の出力した先を気にしがちですが、奥側に空間が広がるので、理想は耳の高さで水平と思います。しかしクルマの中ではそんなに簡単ではないです。水平方向に出してあげた方がいいか、反射音を嫌ってちょっと下向けるか、色々考えながら作業は進みます。
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取り外した純正ツイーターとMorelのmaximo ultraのツイーターです。直径は純正が32mm、Morelが43mmです。Morelの43mmも海外製の一般的に良くある大きさですね。
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ピラーの加工に戻ります。取付高さは純正にならいど真ん中に50φのホールソーで大穴を開けました。
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養生テープを貼って、手書きで切り出しのラインを入れます。迷いに迷ったあげく、やっぱりちょっと下を向けました、影響はガラスや内張と比べると小さいはずですがルーフもやっぱり反射してるはずですので全てから逃げる方向です。ツイーターの音が正確に出ることを狙ってます。
シンバルだけひな壇の高い位置に居るな~となりそうで音場への影響が怖いですがやってみます。あと、もう一個ウーファーの音がやっぱり下から来るのでツイーターの音だけ上に離れてしまうかも。ミッドが欲しくならないことを願うばかり。(;´Д`)
センターコンソールボックスの天面一番後ろあたりを狙いました。
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さすがにモデルチェンジ前の初代リーフ(ZE0)で、いまからAピラーのツイーター埋め込みする人はなかなかいないと思いますが、純正位置で埋め込みをやろうとするとリブに当たりますので要注意です。赤のラインまでしか凹み形状を伸ばせないのです。切り飛ばせば別ですけど。
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表側に戻りまして、凹み形状の部分にパイプをあてがいます。ルーフとフロアのデッドニング時に使ったシンサレートの芯です。トイレットペーパーの芯より分厚くてしっかりしていたので採用しました。アルミの薄板でやられる方も居るみたいですね。円柱形上でハサミやカッターナイフなどで切れるくらいの加工性があれば何でも良いと思いますが、ツイーター直径が43mmですのでφ50位のモノが良いですね。シンサレートの芯がちょうどいい大きさだったんですよ。マウントはMorelの付属品を使いました。
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凹みのところにパテを盛って、背面の凸形状の部分もシンサレートの芯を使いました。やっぱりこの作業において、この筒形状の部分がきちんと出せることが重要です。その②へ続きます。
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