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イイね!
2015年07月03日

頑張ってほしい

レビュー情報
メーカー/モデル名 トヨタ / カローラフィールダーハイブリッド ハイブリッド G“エアロツアラー”(CVT_1.5) (2013年)
乗車人数 5人
使用目的 レジャー
乗車形式 家族所有
総合評価
おすすめ度
4
満足している点 ・燃費
・絶妙な角度なAピラーを手前に寄せ、ドアミラーを上手く配置した前視界の良さ。
・ドアの閉まる音は高級車程では無いが、静かな方で、ウェザーストリップを後付けすれば、更によくなります。
・回頭性は、道路幅が3.8mくらいが8割と占める日本の道路環境にマッチして小回りが効いて〇。
・スイッチ類の配置は良く纏まっていて“スッ”と自然に手指を伸ばせば届きます。
・前席はドリンクホルダー兼用のセンターコンソールポケットが一寸遠いかな。
 車内で飲み食いしない方には、無問題。
・何処からでも手を掛けられるL型ロングドアハンドル。
・後席ドアの前後長と天地高さ、開口角度が大きく乗降性は◎
・後部座席はセンタートンネルが無いので後席足元スッキリ。
・後席の背もたれがリクライニング出来て家族には好評です。
・大きな荷物を積むときに背もたれを倒す“ワンタッチレバー”は便利。
・トノカバーを収納する場所も作られている。
・リアバンパーの高さは靴の履きかえに丁度良い高さ。
・タコメーターの存在は嬉しい、エンジン走行なのか?EV走行なのかが一目瞭然なのがGood!です。  
不満な点 ・〝モッサリ感〟が強い緩加速の悪さ。
例えば、電気“満タン”でEVモードでの0(ゼロ)発進からは、アクセル入力から若干のタイムラグから走り出します。
一寸、粗めアクセル入力に対してリニアに“クンッ”と出るぐらいのダイレクトな反応が欲しいです。
アクアやVitzの各HVとの重量差を埋めるには、排気量で例えるなら、あと100ccは欲しい。
ECUとトランスアクスルとモータのチューニングも必要かなぁ。
・グレードに相応する装備に対する値段(Ⅲ型のGでも色々付いて総額300万円近くはちょっと高い?
・長い下り道でBレンジを入れても、ロックアップ式ATと比べ思うほど減速抵抗が弱い
・充電が満タンになっても、何故かエンジンが止まらない。
・ドアサイドパネルに有るドリンクホルダーは取出しに不便
・ドアパネルのスイッチ類の照明が暗い。LEDの色と輝度には要改善でアンバー又は電球色のLEDが目に優しい。
・ハンドルを中心にしてスイッチ類の配置から成るコマンドゾーンに偏りがある。左下(左ひざ)のゾーンがガラ空きなので有効活用して欲しい。

・ラゲッジランプは今までのワゴン車同様にバックドア開口部の天井に有った方が良い。
・カーゴフックは後左右ホウィールハウス基部にも一つずつ設け、計4箇所設置して欲しい。
・車速感応ドアロックやヘッドライトウォッシャー・リバース電動ミラーは“標準”で欲しい。
・助手席上下インパネBOXに照明は欲しい。
・GとSグレードだけでもリア脚周りをパラレルリンク。ブレーキは全輪ディスクブレーキにして。(部品はVitzRS系かG's流用で)

エクステリアデザイン
・エンジンフード全体が高く、前端部分のスラントノーズがキツくて車両前端部の見切りが掴み難い。
※フェンダーランプ装着は必須
・バックドアにⅡ型の様な赤色灯火類が無く寂しい。
・ドアパネルとサイドウィンドウのショルダー部が狭く寝過ぎている。
・全体的にサイドウィンドウの高さが低く、横に狭く開放感に乏しいので、後席を良く座る家族には開放感が得られなく不満。
せめてサイドウィンドウ下枠をあ20~50mm位下げてほしい。


・ルーフライン・サイドウィンドウの枠やボディ外観の輪郭をシルエットのみで見ると、キックアップしたリヤクォータガラス等、DBA-BR9レガシィに近似している処がチラホラ。
・ラゲッジルームのサイドウィンドウの窓からの視界が、車外よりも窓が小さく、後席のヘッドレストがラゲッジ側の窓視界を塞ぎ、左斜め後方の視界が観辛い。ヘッドレストを「可倒式」か「背もたれ埋め込み」収納にしてほしい。
・Dピラーが寝過ぎ。120系と140系くらいの角度で立っていないと、後退車庫入れの際、窓の透過面積の小ささも併せて、左斜め後方視界が悪くなる。

・Ⅰ型の〝エアロツアラー〟グレードだとMOPのルーフレールが付けられない。
・カラバリに重厚感ある色が無くなった。
・アクシオの様に明るいシートやインサイドハンドルベゼル等、内装に“華”が欲しい。
・アフターパーツが少ない。DOPでも“ルーフレール無し”車用のキャリアのバリエーションが無い。
・フロアカーペットがDOP。(なぜ?)
・運転席左足のフットレストが無い(Ⅱ・Ⅲ型で対策済み)
・後バンパー裏にリインフォース〝標準〟で付けて。
・クルコン
・後付けできるTSSC
・今だに“ビジネスパッケージ”と云う商用仕様を残している処が、この商品の品位・立ち位置と価値を下げているので、ココはプロボックスに任せましょう。
総評 敢えて“応援”のつもりで辛口にさせて戴きました。

この車はアクア・ヴィッツの“ワゴン”版と捉えるのが良いかも。
プラットフォームをアクア・ヴィッツと共用としながらも、車内スペースをこれだけ確保していることは、このサイズ、クラスを考えると評価すべき点だと思います。

様々な要因で縮小傾向で変化の激しい時代の日本市場の下で、内装の使い勝手をそのままに。絶妙な角度なAピラーを手前に寄せ、ドアミラーを上手く配置した視界の良さ等の良いポイントを押さえつつ、外観をUS仕様またはEU仕様のエクステリアデザインの“顔”で売り出したら売れたでしょう。

可もなく不可もなく真面目に作られてきた良い商品だけに、開発時にターゲット(客層)を絞り過ぎたか、又は思い込んで開発したのか?
装備も含め、メーカーのコストの掛け所とユーザーの望むところとに若干の乖離が在って実に惜しいところです。

The top of TOYOTAがクラウンなら、The Basic of TOYOTAはカローラです。
項目別評価
デザイン
☆☆☆☆☆ 5
顔つきはⅡ型Ⅲ型と比べても総じて嫌みが在りません。
・絶妙な角度なAピラーを手前に寄せ、ドアミラーを上手く配置した前視界の良さ。
側面で観れば、
・後席ドアの前後長が、前席ドアと粗同一で長く、開口部が大きいので乗降性が良い
・窓の天地高さがAピラー最頂高からラゲッジとDピラーまで粗同じで、後席に座る人に閉塞感と圧迫感が無くて良いです。
此処はカローラツーリングより勝っていて、「後席乗者がとても幸せになれます!」
走行性能
☆☆☆☆☆ 2
Ⅰ型なので、アクセル操作に対して走りだしのモッサリする加速感は払しょくできません。
 “電池満タン”時や“EVモード”からの走りだしは、じんわりとアクセル踏めば、若干のタイムラグからEV加速していきます。
速度が落ちない様に更にジンワリとアクセル踏んで行くと直ぐにエンジン走行になる。
また同様に加速の途中でアクセルペダルを踏み直すと直ぐエンジンが懸ってしまいます。
このような走り方を都心でやったら、後続車(者)にも自分もストレスになります。
交通量や信号などが少ない郊外なら恩恵に預かれます。

 〝短距離登坂ランプから本線へ合流〟の多い首都高や一般道の山坂道の登坂では、アクセル踏み込んでもエンジン音ばかり元気で、加速(登坂で引っ張る)が伴って行きません。
“電池満タン”でカタログで謳う“加速時のエンジンに加えバッテリーからもパワーを供給、さらに駆動力がUPします”が体感として希薄。
カタログ値くらいのエンジン+モータを合わせたトルク(感応を含め)を出して、安心して高速へ合流できると嬉しいです。

高速走行では、エンジンと後席の電池の配置により重量バランスと、修正頂いた前輪のアライメントが取れているので、緊張してハンドルをガチガチに握らなくても、ちゃんと真っ直ぐ坦々と走ってくれるので、安心して運転できます。

追い越しや再加速を掛ける時のアクセル入力からの体感反応は遅いです。
インフォディスプレイ上では、ハイブリッドエリアとパワーエリア間にはぜひエンジンとモーターの力感を体感で感じる事ができる様にしてほしいです。
乗り心地
☆☆☆☆☆ 4
W×BとGの中間のGエアロツアラーですが。

シートの硬さは面圧は丁度良い硬さ好み。
今後の経年耐久性に心配がある。
座面のサイドサポートクッションは硬い方が良い
ランバーサポートは欲しい

信号待ちでの車内は「静寂」の一言。
脚のやボディの硬さは好みによります。腰砕けもなく丁度良いです。
流石、THSⅡ。
強引な急加速以外では違和感を与えない静かな変速は素晴らしいです。
高速ではエンジンとバッテリーとの重量バランスが取れてるのか、フワフワしません。
路面の小さな突起の乗揚げや継ぎ目からの収束は「タンッ!タタンッ!ピタっ!」と。。
一寸した大きな突起や道路の盛り上げの場合、「タンッ!フワッ!スッ!」と収束が早く安心していられます。

静粛性は遮音ガラスや遮音(吸音)材を多用している割に、粗目の路面から発するロードノイズをアクセルペダル下とラゲッジから結構拾っています。
ワゴンボディですから、後ろからの音はリアバンパー辺りからノイズが響きます。但し嫌味な音ではありません。
更に静けさをお求めなら、コンフォート系のタイヤの交換と、吸音材を付ける。スペアタイヤとバンパーとの空間周辺にも吸音や制振材に高速風を良く通る様にデヒューザーを着けると静かになると思います。
高速道路での直進安定性も良くなるでしょう。

急な車線変更ではロールが発生してもトーションビーム自体がスタビ役も兼用しているらしく、後ろ脚がしっかりと地に着いています。

LSD標準なので、60km/h前後の高速カーブの侵入から立ち上がりまでアクセルワークで安心して曲がれます。
積載性
☆☆☆☆☆ 5
仕舞寸法120cmの釣竿なら横に余裕で入ります。
後席の背もたれを倒して2名乗車なら、5個1P×20入りのティッシュペーパー入れた段ボール箱サイズなら平積みで7個イケます。
燃費
☆☆☆☆☆ 5
前車が12~13km/Lから比べ、
市街&郊外で平均20~24km/Lとほぼ倍♪
給油回数も減ってお財布には優しいです。
走行条件や環境が良ければ、40㎞/Lの瞬間燃費を叩き出すこともあります。

高速道路走行はアクセルワーク次第で良い方にも悪い方にも出ます。
最適解としては80~100㎞/hくらいw
価格
☆☆☆☆☆ 4
当時の経済情勢や金銭価値で観れば、必要なオプション付けても250万円台でHV車が買える良心価格だと思います。
その他
故障経験 ・納車直後は高速走行中、ハンドル中立状態でも左に流れる事象が起きて即入院。
1週間ほどアライメントを取り直してくれたお蔭で今は安心して走れます。
コレはエンジンとモータやインバータの左右重量差で起こるトヨタのHV車によくある事だそうで。
高速直進安定性にご心配の在る方は一度アライメントを診てもらう事をお奨めします。

・個体差に寄りますが。一旦補機バッテリーの(-)端子を外し、15分後に入れ直す(運転学習機能をリセットする)と納車直後よりモッサリする加速感は少し解消できると思います。

我が家は変わりませんでした・・・(泣)
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Posted at 2015/07/03 18:03:07

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