STEG SST90 AMTスーパーツイーター インストール
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『STEG SST90』イタリアのオーディオブランドSTEGから出たばかりのAMT(Air Motion Transformer)スーパーツイーターの新モデルを購入しました!
何よりカーオーディオ用AMTというのがなかなか無いので、即決しました。
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SST50というモデルが以前からあり、その追加、進化モデルとして出たばかりのSST90です。
変更点はサイズの大口径化。
低周波方向の拡大
「《SST50》3500Hz→《SST90》2500Hz」
高周波は逆に低くなっています
「《SST50》50000Hz→《SST90》35000Hz」
スーパーツイーターとして既存ツイーターに追加する以前モデルから、ツイーターを置き換えるという位置づけに変更になったんでしょうね。
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箱を開けるとこのような感じ、本体と説明書と保証書。
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そもそもAMTは見た目は似てますが、俗に言うリボンツイーターとは違って、物理学者オスカー・ハイルが開発した方式で、写真にあるように音の表現方式がそもそも違っていて、振動ではなく空気を直接押し出して伝えるので、伝達ロスや歪みも発生せず、空気の動作スピードが何倍にも加速されます。それは空気負荷がよくかかることを意味し、立ち上がりおよび立ち下りの時間は大幅に短縮されます。結果ふつうのダイレクトラジエーターでは決して得られない、圧倒的なダイナミック・トランジェントが実現されます。
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早速、こちらが本命のSST90です。
要はただ、高周波が出ますではなく、圧倒的に早く人に音として届き、超高周波も耳に刺さる事なく、自然に鳴るということです。ライブ音源などの会場の音、空気感まで余裕で鳴らすというとこです。
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まず、せっかくのロゴが見えないので、マシニングロゴをホワイトでカスタマイズ✨
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良い感じにロゴが主張してくれてます。
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仮置き出来るようにして、試し鳴らしをしてみます。サイズ感はこのような感じ。DLX-Z30Tの3cmツイーターと比べて分かるように、かなりの大口径ユニットです。インストールの難易度は上がりますが、このくらいは朝飯前です。
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まず、ベースのバッフルを切り出しました。いつものMDFで作ります。
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周囲にリブを設け、インストール時にフラットになるように設計しています。
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しっかりと面出てますね!そして、表皮をスエードで仕上げますので、それを計算した隙間も設けています。しかも、いつものハンドツールのみで、加工してます(笑)
我ながら、この加工精度はおかしいなとは思いますw
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そして、いつもの木材硬化剤を使用していきますが、今までで愛用していた液剤は廃盤になりましたので、かなり苦労して、ほぼ似た特性の液剤を探し出しました。
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角度を決めて、パテで造形します。視聴ポイントからスコーカーの斜線を塞がないように最大限埋め込みました。なので、手前側に窪みを造形する必要がありますが、より本格的なピラーインストールになりましたね。
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運転席から見ても絶妙な角度ですね!
AMTはその特性上通常のツイーターと色々と違うので、角度により注意して時間軸を合わせてインストールしました。結果、シルキーで溶け込むような空気感の高音の異次元の鳴り方になりました💯
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スコーカーと合わせて複雑な造形になったので、レザーを型どり、縫製して作りました!
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貼り付ければ完成!
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スコーカーと同じ口径のツイーターが並ぶとなかなか複雑な形状ですね(笑)難易度は高めでした。
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インストールが終わり、各種調整を完了させて、色々な曲を聴いていると、圧倒的情報量と伸び、超高周波まで余裕で鳴らします。ですが、その高音域は耳に刺さることなく、空気のように鳴ってくれます。
職場の同僚も聴いて数秒で「これは良いわ...ヤバい...」と言ってその場で買いました(笑)
僕が手掛けてる他の人も全員これ買うみたいです。小径モデルのSST50もあるので、インストールの幅が広がりますね。
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長年の悩みだった高音域の伸び問題はまさかのツイーターAlpine DLX-Z30Tそのもののせいだったという...けどもそれを克服するためにそれ以外の箇所は全部対策を施していたので、ここで効果を遺憾無く発揮してくれてます。システム上ヘッドユニットからアンプ、ケーブル、ネットワーク等々スピーカーの入り口まで100000Hzにネイティブ対応してますからね。LUXMANに至ってはアッテネーターレスのダイレクト回路というカーオーディオではLUXMANしか搭載されてないシステムのお陰で空気感まで余裕でならしますし🎶非常に満足です👍😎
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