7,000mのストレート

【2008年12月29日　14時50分／長崎県諫早市】

思っていたよりも早く、島原での予定を全て終了。
早めに長崎市内に戻って市内観光でもしようか、と考えていたところに、行ってみたい候補地が閃きました。

カーナビゲーションで調べてみると、閃いた場所からはアクセスも悪く無さそうです。
ということで、行ってみました。

諫早湾干拓堤防道路。

全国的にニュースとなり、賛否両論が渦巻いた「諫早湾干拓事業」。
事業を象徴する映像として、干拓の為の堤防が閉じられるシーンをご記憶の方も多いことでしょう。

この干拓事業によって築かれた堤防の上を走っているのが今回訪れた道路。
なにしろ広大な諫早湾を塞き止める堤防ゆえ、まっすぐ7kmもの延長を有しています。

ということは、その堤防の上を走る道路も7kmに及ぶ直線。道路の中程には駐車スペースも用意されており、道路をまたぐ歩道橋もあるので湾の内外や、真っ直ぐに伸びる道路の様子を見学することが出来ます。

歩道橋の上から道路を見た感じは、沖縄の「海中道路」にも似た感じ。
思えばあちらは石油基地の存在が道路設営の発端、やはり国家的と言えるプロジェクトが背景にありました。

諫早湾干拓堤防道路はドライブルートとしてもとても走りやすい道ですが、ついついスピードを出してしまいがちの方も多いようなので、訪れた際は充分にご注意ください。


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