
札樽自動車道の金山PAで目覚めたのは、午前9時前のこと。空は抜けるように青く、やはり北の大地では秋の気配も感じられるものがありました。
さて、いよいよ今日からは北海道で「
Rally JAPAN」の取材を開始。岡山国際サーキットでのスーパー耐久を終えて、今回の出張は第2ステージに入ります。
手始めには某所へ行って今回の「
Rally JAPAN」に出場するマシンの外観や細部を撮影する手筈になっていました。
しかし、残念ながら出場に向けての最終的な仕上げ作業が遅れているとのことで、当初は午前中に予定していた撮影を午後にサービスパーク会場で行うことに予定変更。
多少、時間を持て余し気味になってしまいましたが、取り敢えずは予約してあるホテルに向かって荷物を預かってもらうことに。今回は関係者の方にホテル手配をお任せしたのですが、中島公園の「
ホテルビスタ札幌」になりました。
先にホテルの感想をお伝えしておくと、駐車場のキャパシティが小さいのがネックですが、部屋などは清潔で広く明るい感じ。シャワーブースとトイレが別スペースになっており、部屋のLAN回線ではVPNが利用出来るなど利便性の高いホテル。
地下鉄駅に至近、すすきのからも徒歩圏内の上に周辺は静かな環境なので、出張でも観光でも使いやすいホテルでしょう。
荷物を預けた後は、週末を通じてお世話になる札幌の方と合流。
一緒に「
北翔クロテック 月寒ドーム」に設けられたサービスパークに向かいましたが、まだ時間も早かったためかサービスパークは人の気配もまばら・・・。
そこでお昼ご飯を食べましょうということになり、サービスパークに向かう車窓で気になっていた「
銀波露(ぎんぱろう)」というお店へ。
外観はラーメン店らしからぬ洒落た雰囲気、カフェや美容院という趣です。かなりの人気店らしく、先程昼どきに通り掛かった時には駐車場は満車で入店待ちの客が列を作っていました。
昼を少し過ぎたタイミングだったので待つこと無く店内に入り、メニューを見るととても多彩なラインナップ。その中から「ぱいくう麺」をチョイス。細めの縮れ麺、その上に素揚げの豚バラ肉、甘ダレとゴマがたっぷり載っています。なかなかのボリュームでしたが、クド過ぎるようなことも無く美味しくいただきました。
ところでこのお店にいる間に、東京から空路札幌入りした関係者の方から電話が。
サービスパークの場所をレンタカーのカーナビゲーションに入力したいとのことでしたが、実はこれが少々厄介でした。
今回のサービスパークが設けられたのは、前述の通り札幌市内の「
北翔クロテック 月寒ドーム」。ただし、この施設はネーミングライツの対象であり、住宅塗装工事業の
北翔クロテック株式会社という社名を冠しています。
しかし、この名称になったのは今年の4月から。2007年9月からそれまでの間は別の企業がネーミングライツの権利を有していて、「月寒アルファコートドーム」という名称でした。
更にそれ以前はネーミングライツが行われていなかったので、「北海道立産業共進会場」という名称であり、これは現在でも施設の正式名称なのです。
大会の関係書類には全て現在の名称である「
北翔クロテック 月寒ドーム」と表記されていますが、残念ながら今年4月からの名称ゆえにカーナビゲーションのデータにはまず登録されていません。
しかし、その前の名称がなかなか思い出せず・・・、さらに正式名称も思い出せず・・・、結局は"月寒ドーム"でもカーナビゲーションには名称登録されていなかったので、至近にあるラーメン店の住所を伝えて、あとは地図上で探してもらうことになったのでした。
さて、食後はサービスパークに戻って、いろいろと情報収集したり設営のお手伝いをしてみたり。

そして夕方、ようやくステッカー類の貼付も終わって仕上がった"ADVANフォード・フィエスタR2"の撮影に着手。
日が暮れるギリギリのタイミングになってしまいましたが、WRCカメラマン界では超有名な巨匠(なにしろ、サービスパークでラリーファンからサインを求められるくらいですから)とご一緒に、共同撮影に着手。
ま、すっかり車両の置き位置決めなどは、巨匠にお任せしてしまいましたが・・・(^^;。
なんとか基本的な車両説明用の外観カットを撮影することに成功。
日本初登場となったフォード・フィエスタR2、早々とサービスパークを訪れていたラリーファン、そして出場するチーム関係者からも注目を集めていました。
もっとも、私としてはRed in BlackのADVANカラー、フォーミュラからツーリングカー、そして大型トラックまでどんなクルマにペイントしてもしっくり来る、秀逸なカラーリングデザインであることに改めて感嘆した次第です。
夜はすすきのの「
魚御殿」で関係者とともに夕食。
北海道でのラリー初体験というトラックドライバーさんが、すっかり"タチ"にはまっていたのが印象的でした。
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モータースポーツ | 日記
Posted at
2010/09/16 17:51:10