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2008年04月10日

シェアを独占しているこの車の運命は?

シェアを独占しているこの車の運命は? 今日は、次のような気になるニュースが入ってきました。

●スバル、軽自動車から撤退へ トヨタは出資比率上げ提携強化
MSN産経ニュース(産経新聞社)  2008年4月10日 23時12分

アメリカ・GM(ゼネラル・モーターズ)の業績不振に端を発し、2005年秋に資本提携関係を結んだトヨタ自動車富士重工業
GMは富士重工に対して20%の出資比率でしたが、まず8.7%分を350億円余りで譲り受けました。

今回の発表では更に出資比率を引き上げて資本関係を強化することが謳われています。その一方でトヨタグループ内には軽自動車に強いダイハツ工業がありますので、将来的には生産を移管してスバルブランドのオリジナル軽自動車は無くなるということもアナウンスされました。

スバルの軽自動車といえば古くは「360」や「R2」が有名。日本のモータリゼーション躍進の大きな原動力にもなったモデルです。
その後は長らく「レックス」が全国で特に女性に好評を得ました。古手川祐子さんや山田邦子さんがイメージキャラクターを務めていたこと、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
後継の「ヴィヴィオ」は他社が女性ユーザー重視のイメージ形成であったのに対して、硬派な印象。スーパーチャージャーエンジン搭載車や2シーターオープントップなどユニークなラインナップも印象的でした。
この後、一気にトールワゴンに特化して「プレオ」を投入。この辺りまでは良かったのですが・・・。

やはり「R2」の名前を復活させ、「R1」を追加したあたりで、富士重工業のマーケティング能力の弱さが露呈したような感じです。
余りにも個性的な両者は一部で熱烈な支持を受けましたが、大量販売は望むべくもなく。なにしろ、日常的な使い勝手を犠牲にしてデザインを重視しすぎた企画は一般ユーザーに敬遠される結果となってしまいました。

今回の発表は残念な面もありますが、やはり致し方ないものだと思います。
私は20年くらい前から日本には自動車メーカーが多すぎると感じていたのですが、少なくとも会社やブランドは存続されるようですから、厳しい現代の競争社会においては恵まれている方なのかもしれません。

また、これからトヨタ自動車がグループ内で富士重工業をどのような位置づけにしていこうと構想しているのかも気になるところではあります。

そして今回のニュースを聞いて真っ先に思ったのは「軽自動車から撤退、ということはシェアを独占しているアノ車はどうなる?」ということ。
それは全国でお目にかかることの出来る軽トラック「サンバー」。それも赤帽(全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会)向けの専用車種「赤帽サンバー」です。

耐久性やメンテナンス性を向上させた赤いヘッドのオリジナルエンジンにはじまり、事業者の声を反映したオリジナル仕様となっている「赤帽サンバー」。
全国の赤帽では基本的に唯一この車だけが使われており、シェアを独占しています。

果たして「赤帽ハイゼット」に衣替えとなるのでしょうか?
ブログ一覧 | 自動車全般 | 日記
Posted at 2008/04/11 05:02:22

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この記事へのコメント

2008年4月14日 0:42
ハイ、一部の熱狂的になヒトがやって来ました(笑)

個性的なデザインが浸透しつつある現在でも月販8,000台は難しいというのに、当時R2をそれだけの台数売る計画はやはり無謀だったと言わざるを得ませんよね…。

せめても、現在の愛車であるR2を大切に乗っていきたいです。

サンバーは、衝突安全への対応も難しくなっていたみたいですからねぇ。
一時期のマツダの軽の様にシャシー(ボディ?)を流用して、低コストでサンバーの次期車を開発する事になるとか?
コメントへの返答
2008年4月15日 17:59
R2のような個性的な軽自動車の存在は必要だと思いますが、あれを"主力車種"に位置づけたことは完全なマーケティングミスとしか言いようがないでしょうね。

サンバーはおそらく、ダイハツハイゼットのOEM供給車で名前は残ることになるでしょう。
その上でエンジンにまで手を加えた「赤帽仕様」が造られるかは不透明ですが・・・。

OEM供給だらけになってきて、なんかツマらないと思うのは私だけでしょうか?

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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