カーボン貼り「フィン部分編」

カーボン貼り「木目調編部分」と同時進行で
フィン部分にもカーボンを貼り付けました。
見える上面だけ貼る事にしました。
とにかく全バラシレベルです（笑
ここまでする人はいないだろうし、
じぶんでもオマケ位に考えていたんですが、案外きつい作業・・・

※フィン部貼り付け完了の図です

木目調にシートを貼る時点で
そこそこの部品はバラバラですが
さらに、ばらします。
やるからにはガチ作業！

※全てのフィンが同じ手順でできます。

（必死作業につき、画像は右のだったり左のだったりします・笑）
設計図なんてありませんから、色々メモ＆マーキング＆確認しながらの作業になります。

①
フィンをバラバラにするという目で、
さらに爪を見つけ
シルバーの部分と分離

さらに、ドライバーでこの辺にある爪を押してフィンブロックを取り出す。

②
こんな風に弱弱しい部品が取り出せます。
フィンが５枚（同じ物は１つもありません）
縦軸は左右どちらかが２本、どちらかが1本、計３本（全て違います）

まだばらしません。
今、ばらすと組み立てられなくなる可能性が非常に高い（ガクブルッ・・

この時点で
・軸裏に赤マジック
・フィン裏に赤マジック
・縦軸の形状、記載文字等、特徴をなぐり書きの絵としてメモ
・フィン裏に突起で目印があるので
突起の個数を１段目～５段目までメモ

とりあえずバラシＯＫ。
部品無くさないように慎重に、バラバラにします。

さらに、スライド機構がある３枚目をばらします。

③裏です
この左右フィンを動かす爪を外します。
動かすと分割が確認できるので、
精密マイナスを突っ込んで、クイッ！パチっと外れます
横スライドにて引き抜ける様になります。

なぐり書きのメモはこんな感じ（笑）
形状と、裏の突起数等を書いてます。

④
・フィン
・掴む所
・左右フィンを動かす爪
・ちっちゃいゴム（シルバー部分の裏に入ってます、スライドにテンションを加える物？かな？すぐ取れるので、先に取り外しておきます）

⑤
ちなみに「突起」というのはこんな感じ

⑥
マジックでマークしておいた
フィンの「裏面」を現物コピーして、型取り。

それを、カーボンシートの「裏面」に貼り付けます。
※カーボンシートは「柄」というか「目」があるので意識しながら貼ります。

それをハサミでカット
±0.5ミリ位の精度に切れれば良いかと。

貼り付け後、ドライヤーで多少あぶり、粘着上げと、＋気味のシートの余白を押さえこみます。（この時点の完成画像はトップ画像）

その後、メモを頼りに組み立て。
縦軸３本×穴５個＝１５個。
グラグラする部品を同時に全て入れるって、
結構な我慢作業・・・

やっと１個完成！！
フィン３枚目の左右スライドももちろんできますし、下地は露出しません。

この作業をあと３ターン繰り返しました。

フィン形状と縦軸の形状全て違うので
混ざると危険！！
一気に４セット分、同じ作業ができれば楽だったのに( ；∀；)

木目部分・フィン部分・細い部分
全ての貼り付け＆組み付け完了！！！

バックミラーの所の縦に伸びる軸も貼りましたよ。

上・未加工ノーマル状態
下・カーボンシート貼り込み後

ちゃちゃっと組み付け～～～

ダイノックシートの質感いいわ～

雰囲気変わった～～～

1年越しの構想実現！たまらんわ～

他の車種もこんな感じでできるのかなぁ～、なんて思って
他車のフィン部分の形状を見る目が変わりました（笑

木目調に日の光が反射して眩しいかったのも
ちょっとは軽減されるかな？

やっぱ

ドアもやらないとね。

という２日がかりの作業でした。

一応うまくできたとはいえ、自家貼り品なんでメンテやケアの必要があると思ってます。
様子見ながら、どれくらいもつか検証です。