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RT141N14の愛車 [BMW M3 クーペ]

整備手帳

作業日:2020年12月19日

オンボードコンピューター交換(その1:本体交換)

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
「準備編」でお伝えした通り中古の18ボタン仕様MIDを入手しましたので、さしあたり標準装着の8ボタン仕様と本体を入れ替えることにします。

車両での作業に先立ち、配線の確認とタグ付けを行います。
画像は増設する白コネクタ(X1071)です。ロック機構を兼ねるカバーに付いた蓋をスライドして外し(矢印)、コネクター本体を取り出します。
2
取り出したコネクター本体です。
配線そのものも色分けされていますが、念のためピン番号(コネクターに記載あり)と配線図を照らし合わせた上で行き先を書いたテープを貼っておきました。
3
黒コネクタ(X1070)の配線のうち8ボタン仕様に非標準の4本にも同様にタグ付けを行いました。

余談ですが、この回転レバーでロックを外すタイプのコネクターはメーターパネル裏にもあり、初めて脱着したときにその巧妙な造りに感動しました。
抜くときはロックレバーの固定ツメを押しつつレバーを回転させますが、回すにつれコネクターが浮いてきて90度で完全に外れます。挿すときはそのまま押し込めばロックレバーが勝手に回転し、最後まではまると共にレバーのロックもかかります。
こういう合理的な細工はさすがドイツ?
4
車両での作業に移ります。
画像は外した8ボタン仕様MID(BORG製)の後面です。下の小物入れ天面の穴に指を入れて裏側を押し出しつつ側面をこじり出せば外れます。
5
さしあたり電源(X1070の18番→X1071の8番)とアース(X1070の17番→X1071の13番)をつなぎ替えれば同じ機能は確保できます。
はじめはX1071の両配線を3つ又でX1070のハーネスに割り込ませようかと考えましたが、コネクターの端子抜き挿しが思ったよりも簡単だったので上記のように端子を移動させました。
なお、常時電源を扱うので作業前にバッテリーのマイナス端子は外したほうがよいでしょう。

端子を抜くには、画像のように細いマイナスドライバーなどで端子のツメを軽く押さえて固定を解除しつつ配線を引っ張ります。装着はただ挿すだけです。
6
画像上のように2本の配線をX1071(白)へ移動させ、X1070(黒)の不足分の配線もキットのコネクターから移植しました。この18ボタンはシーメンス製ですね。

ここでキーをONにして隠しメニュー(「1000」「10」同時押し→「TEST-NR.」で「01」を選んで「SET/RES」。なお、「CHECK」ボタンの約10秒長押しでも可能のようです)から点灯チェック。モニターの画素欠けもなくまずはひと安心です。
7
配線が完了していないので当然ながら現状では多くの機能が使えませんが、とりあえずチェックコントロールの表示は正常のようです。

あとは外気温センサーがないので、キーON直後は画像上のように「-37.0℃」と表示が出ます。チャイムを先に配線したらおそらくくそ真面目にアラームも鳴ると思われるので、これは後にしないといけませんね(笑)

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