GKB47の顛末は、ウィッシュ＆ストリームか

以前、GKB47について書きましたが、案の定、批判が非難が集中。
ここまでは、想定の範囲内でしたが、問題は岡田副総理。
見直し要請があったのを受け、昨日の予算委員会では、撤回に対し難色を示したものの、今日の記者会見では、撤回を表明。
そのコメントがひどい。

「（標語は）かなりとがった表現だと思ったが、私みたいな常識的な人間が常識で変えるのはよくないと、専門家が決めたことを尊重した」と述べ、最初から違和感を持っていたと弁明したとのこと。

常識的な人間は、後だしジャンケンはしません。
最初から違和感を持っていたのならば、それを表明するのが常識的な人間ではないのか。

後だしジャンケンで思い出すのは、ストリームイーターとしてトヨタが登場させたウィッシュ。
全長×全高×全幅が寸分違わず登場。
ストリームのネガを全て潰すような内容で、負けるわけがない。
勝てば官軍の姿勢は、トヨタだからこそできること。
これが逆だったらホンダユーザーは失望することでしょう。
トヨタユーザーはそんなことは気にしないことをトヨタは知っている。
ある意味、無知の知に通ずるものがありますが、しかし、それが常識あるメーカーがやることかと言うと、甚だ疑問。

閑話休題。

今回の撤回に伴う損失は約300万円。
金額の大小ではなく、これは防ぐことができた歳出。
一体、税金300万円を何だと思っているのか。
常識的な大人がやることではありません。
自分たちのミスは棚に上げて、国民に増税を求めるのは、筋が通った話ではない。
国民は、そこがおかしいと言っているのに、なぜ頭の良い方々は気づかないのか。
そして、責任をとって、300万を自腹で払うような気概を持った政治家や官僚はいないのか。
前述の後だしジャンケン上等な人が、この国を動かす力を持っているかと思うと、虫酸が走ります…。