令和3年10月29日 岐阜を22時に出て、東海北陸道に乗り飛騨高山方面へ向かう。
今回の旅は昨年の年末に訪れた、安曇野から繋がる旅である。
2020−2021・年末年始のひとり旅、いつもの如く行き当たり場当たり。
泊まる宿を決め途中で地図を広げて、この辺りに何かないかな?と探すのが面白い。
この日は長野自動車道・安曇野インターを降り、近くのスタンドで給油をしてから地図を開いた…
さてさて… 安曇野には何があるのか?
白鳥?ですか…
ここは、安曇野市穂高…
あれ? 穂高町じゃなく穂高ですか…
確か、南安曇郡じゃなかったかなぁ?
てな感じで良さげな場所を探していたら「 穂高神社 」をみつけ、今回の旅の安全と初詣でを兼ねて参拝する事にした。
神社の駐車場に着きネットでホームページを見たら、思った以上に歴史が古い神社である事が分かった。
穂高神社は本宮がここ安曇野で、奥宮は上高地に嶺宮は奥穂高岳山頂に鎮座し祀られています。
長野・新潟の雪を満喫し、終わりに上高地を訪れる事にした。
上高地は、松本市安曇… ここも安曇か… 面白い…
が… 天候は大雪!
交通量は殆ど有りません…
何故か知りませんが、ここにタクシーが停まって居ます…
近くに車を止め、取り敢えず釜トンネルまで歩いて行くが…
この雪の降り方では行けたとしても多分帰って来れない気がして、残念ではありますが今回は諦める事にしました。
ここ迄は以前のブログやアルバムで観られた方は、写真を見て思い出して頂けたかと想像しますが如何でしょうか?
あれからもう少しで、1年が経とうとしています。
偶々見つけた穂高の地名から穂高神社本宮を訪れ、御縁と言うか自分の思いから今回やっと上高地を訪れる事が出来た訳です。
まさかウイルスの影響で、こんなにも永く制限が掛かるとは思いも寄らず…
ずーっと我慢をしていたと言うこともあり、まるで悪いことでもするかの様な迷いがありましたが、規制が解除され!ちゃんと対策をして行けば良いのだと自分に言い聞かせる様にして準備をして自宅を出たのでありました。
上手く表現出来ませんが、自分の思いが伝わったなら幸いです!
この日は東海北陸道は高山清見インターから先の富山方面は工事の為、夜間通行止めでは有りましたが意外と交通量は普段と変わらない様でした。
日付が変わり高山清見インターから東海環状道を通過し、平湯方面へ車を進めると月が矢鱈と近くに感じ星も綺麗に輝いて晴れているのがよく分かりました。
以前御嶽山の北側に在る高根村に居た頃と同じ感覚で、奥飛騨はこんなにも星が近くに見えるのかと改めて実感しました。
この日上高地の天気予報は、最低気温は−7℃ でしたので防寒装備は万全です。
深夜でしたが平湯キャンプ場は電気が灯り、多くのテントが張ってあるのが分かりました。
まさかここに娘婿殿が居るとは知らず、この寒いのにキャンプですか?と驚きながらチラ見して…
ライトアップされた神社の鳥居に驚いて、思わず止まってしまいました。
上高地へはマイカー規制の為近くの駐車場を利用して、バス又はタクシーで向かう事になります。
岐阜県側は「 あかんだな駐車場 」が始発のバス停となり、夜間は入口が閉鎖されゲートオープンは3時30分となります。
ちなみに長野県側からは、「 さわんどバスターミナル 」からシャトルバスが出ています。
時期によりバスの始発時刻が違うので、上高地の公式ウエブサイトを良くご覧になり行かれる事をお勧めします。
駐車場でゆっくりしたいのであれば別ですが駐車場は広く十分な収容台数が確保され、始発のバスに乗る場合は別ですが出発時刻の1時間程前に駐車場に到着すれば良い気がします。
何故ならバスが駐車場に来るのが始発の場合は出発時刻の約30分前で、係の方がバスから降りバスターミナルを開け・開いたバスターミナル内で乗車券を販売機で買い・バスに乗り込む訳でして…
乗車券を買うのに並びバスに乗るのにも並ぶ事となり、乗車券を買ったら直ぐに乗車しないと定員に達したら次の30分後のバスに乗る事になります。
この日は始発が6時20分でしたので、駐車場のゲートが開いてから3時間程時間が空いてしまいました。
相変わらずのおっちょこちょいでして、始発の時刻表を見間違え早く来過ぎてしまったのです。
この日は目的が有り暗がりの中、5時半頃からバスターミナル入口に並びました。
直ぐそばにハイテンションの若い登山客が大騒ぎして居ましたが、熊よけと考えなければ一言声をかける所でした…
それにしても未だ夜も開けやらぬこの時間に、この餓鬼どもの騒ぎようはいかがなものかと思いました。
俺はこう言う非常識な人が多い場所は、自分を抑えるのが辛くてとても苦手です。
バスに乗り込み運転席の後ろの席を確保、途中大正池で殆どの客が降りて行き途中から終点の上高地バスターミナル迄動画を撮影することが出来ました。
上高地バスターミナルから見出しの河童橋までは歩いて5、6分で着きますが、この日は寒さで足取りも早くあっ!っと言う間に河童橋に着いてしまいました。
実はここで ipadが起動せず、写真が撮れない状態になってしまいました。
これは昨年末に雪山で経験した現象でしたが、完全に忘れていて今回の旅では対策をしておりませんでした…
寒さで ipadが凍ってしまうのか?知りませんが、バッテリーが落ちて再起動出来ない状態になってしまいます。
仕方がないので自分の腹部に ipadを入れて、温めてから再起動させては写真を撮る事にしましたが…
これが結構大変で、そしてなんか変で…
自分でもニヤけてしまいましたが、ここまで来たら恥も外聞もありません!
見惚れて、しまいますね〜
宣伝をする訳ではありませんが五千尺ホテルからの、YouTubeライブカメラでいつも見ていましたが、やはり実物に勝るものは無く素晴らしい景色でした。
勿論家族にLINEを送り、YouTubeで俺を確認する様に伝えました。
既読にならないので、電話をして…
「 YouTubeの五千尺ホテル上高地ライブカメラで検索して見てみて! 」
「 今直ぐやで! 」
「 あ! 何処におるの? 凄いとこにおるねー! 」
実は家族には内緒で来ていましたので、驚きようは思わず吹き出す程でした。
このブログ投稿に際し五千尺ホテル上高地さんと濃飛バスさんへは、画像を投稿する事を伝えてありますのでご安心下さい。
ここで何枚か写真を撮るのに、時間を要しましたが…
目的の穂高神社奥宮までは、約1時間程掛かりますので先へ進む事にしました。
ここから先は山道を歩く事になりますので、ぬかるみや石等が有り出来ればトレッキングシューズをお勧めしますが、私の様に革のウオーキングシューズでも大丈夫でした。
なんせこの日は氷点下の世界でしたので、全てのものが凍りついておりましたので、汚れが付くような事は有りませんでした。
上高地ビジターセンターとキャンプサイトを横目に、腹部に ipadを忍び込ませてさっささっさと歩いて行きました。
途中景色が開け明神橋が見える所まで来たので、写真を撮ると逸れ猿が梓川の河原に降りていました。
ここの猿は人を恐れず人も猿に関せずして秩序が保たれており、言うまでも有りませんが見て見ぬ振りをして刺激を避け通り過ぎるのを待つのが賢明です。
熊も同じだと思いますが…
熊鈴はバスターミナルやビジターセンターなどで購入できますが、早朝から移動するのであれば用意して入山される方が良いでしょう。
小さな携帯ラジオで有れば聞こえる程度の音量で、「 ここに人がいますよ! 」と身につけて歩くのも良いとは思います。
何方にせよ動物たちが住む所に、人間がお邪魔する訳ですので、心して行かれよ!とお伝えしておきます。
気が付けば後一息の所まで来ました、ここで心を落ち着かせてからお邪魔したいと思います。
続く!
次回はいよいよ! 明神橋を渡り、穂高神社奥宮で参拝します。