仙丈ヶ岳登山の続きです。
今回の計画は仙丈ヶ岳に続き甲斐駒ヶ岳も登るつもりでした。
足の疲労が酷く、翌日の登山は無理だろうと始発バスで帰ろうと考えて就寝。
4時頃にシュラフから出て朝ご飯を食べてから、トイレに行くと意外と足の疲労回復してる?
夜露でびしょびしょのテント撤収するのも面倒だなぁ・・・
始発7:20の次は10時で待つのもなぁ・・・
数分悩んだ結果・・・
びしょびしょテント撤収<甲斐駒ヶ岳登山
ここまで来たら行ったれ~!
5:40登山開始!
甲斐駒ヶ岳へ行くにはルートが二つ。
①距離が短いけど急登?の仙水峠経由
②距離は長いけど緩やか?の双児山経由
コースタイム的に早く着けそうな仙水峠経由で行きます。
もう明るくなっているからヘッデン不要な苔道を進む。
歩き切るためにゆっくりと進みますが先に出た登山者に何故か追いつく。
ツアー客を抜いた岩ゴロゴロ地点を過ぎるともう甲斐駒ヶ岳の一部が見えました。

えっ?
昨日の仙丈ヶ岳に比べてゴール見えるの早くないか?
仙水峠って所に着くと雲海が広がっていました♪

ここまでは比較的緩やかで全然楽勝な感じ。
だがしかしここから急登の始まりです。

わりかし真っ直ぐな登山道でさっきまでと違って登るの辛いっす。
時折、振り返ると素晴らしい景色で回復出来ます♪

鳳凰三山のオベリスク
昨日登った仙丈ヶ岳

あの尾根をずっと登っていたんだなぁともうしみじみモード(笑)
鳳凰三山越しの富士山

昨日は見れなかったけど見れてやっぱり嬉しいのが富士山。
この急登も終わりが近づいた頃には中央アルプスもバッチリ。
ふぃ~、ようやく6合目の駒津峰。
ここに来るまで何度も甲斐駒ヶ岳が見えましたが、横に移動して来ただけだから距離は変わらず。

せっかく登って来たのにここからハードモード突入!
早々に5mくらいずつ岩場の下り(泣)
疲れて登って来たのにここからテクニックも要求するとはやってくれるぜ甲斐駒ヶ岳。
大分近づいて来ましたよ。

目の前を真っ直ぐ行く直登ルートと右からの巻き道ルートの2択。
人が居るところが分岐点。
漢は黙って直登!

って来る前は意気込んでいましたが、巻き道へ行きます(笑)
安全な登山道だろうと舐めプな感じで巻き道行ったら速攻でどうやって降りるの?って岩場ですよ。
一応そこそこの岩場は経験したつもりですが、下りが先ってパターンは今まで無くて困惑しました。
登ってから下るなら道筋分かるんですが、逆だとこうも難しくなるもんかと勉強になりました。
何とか通過した後は甲斐駒ヶ岳を象徴する花崗岩帯へ突入!
今までで一番のザレザレ急斜面。

砂利が細かいし滑るしで何時グリップを失うかドキドキハラハラ、急斜面で全然登れないしどこが巻き道だよ~って泣きそうでした。
よちよち歩きで登り続け9:11甲斐駒ヶ岳登頂!

いやぁ~マジでしんどかったよ甲斐駒ヶ岳。
標高は仙丈ヶ岳より低いけどこっちのが疲れるわ。
標識の裏側は東駒ヶ岳。

伊那側から甲斐駒ヶ岳は東にあるから東駒ヶ岳、木曽駒ヶ岳は西にあるから西駒ヶ岳って言うんだって。
バスの運転手が説明してくれて初めて知りました。
山梨県側は甲斐駒ヶ岳って言うんだって。
広い山頂からは360度パノラマ大絶景が楽しめます♪
八ヶ岳
北アルプス
富士山、北岳、間ノ岳

標高1位~3位が一度に会す。
雲海に浮かぶ鳳凰三山と富士山
乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスも見えて素晴らしい展望でした♪
山頂で40分程休憩したら下山開始です。

下りのザレザレ怖いなぁって思っていましたが、意外と平気。
摩利支天は体力残すためにパス。

摩利支天には剣が刺さっているらしく見たかったけど、それより安全に下山する方が大事!
ちなみに摩利支天って何?
駒津峰直下の岩場登りで体力削られてちょっと休憩。
テント場に戻るため下りは緩やか?な双児山経由で行きます。
って双児山に登り返しがあるじゃんかよ~
双児山から見る甲斐駒ヶ岳。

さらば南アルプスの貴公子!
ここからはひたすら樹林帯の中で特筆すべき箇所は無いので、仙水峠経由で行って正解でした。
12:50無事北沢峠に下山。

帰りのバスの状況聞いて、土曜で混んでるから臨時便出るって話しを聞いてゆっくりしていられないなとテント場へ戻ります。
わかめご飯を食べてすぐにテント撤収。
14時過ぎにバス乗り場に着くと臨時便が来たが乗れず。
バスの定員一杯になると臨時便が来るようで14:42に北沢峠をあとにしました。
帰りは山道に揺られながらも疲れで寝ていましたZzz
戸台パークに戻って来たら、仙流荘の日帰り温泉でサッパリ♪
道の駅でお土産買って21時前に帰宅しました。
今回の登山はこんな感じ。

2日連続で標高差1150mはハードでしたが、今シーズン最後のテント泊登山として最高でした♪
もう山の上寒いからテント泊は多分終わりかな~って思います。
Posted at 2025/09/29 21:50:11 | |
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登山 | 日記