
純正の水温計、燃料計・油圧計が故障しました。
社外メーターでサーモ開いてるのは確定してるのに水温計が上がってこない(10kmぐらい走ってると、謎のタイミングでいきなり上がる)とか、燃料計が満タンなのにMAXまで上がらないなど、全体的に元気が無い感じです。
ブースト計も明確に動きの悪さを見かけていないだけで、同じ症状になっているかと思います。
Webでよく見るFCの故障ですね。コンデンサ抜けかなと。
ひとつのメーターだけなら別の原因も考えるのですが、全体的に元気が無いのでまあコンデンサでしょう。分解してみて明確な液漏れがある場合は別として、取り外して計測してみない限り断定のしようがないことを考えると、いずれにせよ交換してみるしかありません。
仮に別原因だったとしても、いずれは来るタイプの故障なので、無駄にはならないので突き進むこととします。
電子回路系は工業系の大学で実習とアナログ電子回路基礎を学んだ程度で、お世辞にも得意とは言えないので、AIに色々と教えてもらいました。
AI(google Gemini)いわく、『アルミ電解コンデンサは液漏れしていなくとも、内部の電解液が蒸発する「ドライアップ」という現象で年々寿命が縮みます』
とのこと。
AI以外にもweb検索して、嘘言ってるわけでは無さそうなので信じました。
んー・・・つまり、コンデンサ使ってる他の電子部品は順次壊れてくるってことですね。メーター直ったあとも、コンデンサ強化月間が続きそう・・・
うんちくはこれぐらいにして、まずはメーター外します。
メーター外しって皆サラっとやってるように書いてるけど難しいですね。
2回目なら出来ると思うけど、初回は苦労すると思う。
というわけで軽く手順を書いておきます。
(web漁ってくれれば同じ情報が出てきますが、情報が分散してるところもあったので)
メーターフード外すのは簡単なので割愛するとして、ユニットを露出させたところから。
1.全体を引き抜くのではなく、ユニットの左側だけ斜めに出すようにして、左手を後ろに入れるようにします。
2.左端コネクタ中央のレバーを下に押しながらコネクタを外します。
結構硬いです。自分は上の隙間から右手の指が入ったので、合わせ技で抜きました。
3.ATの場合は中央コネクタも同様に抜くはずですが、MTの場合は中央コネクタが無いので作業スキップできます。(ATの場合にレバーをどちらに倒すか不明ですが、たぶん感覚で判ると思います)
4.メーターユニット右側を手前に出すため、エンジンルーム側からスピードケーブルを車内に押し込みます。車内側からも引っ張ったほうが良いかもしれません。
5.ユニット右側が浮いてきたら、スピードケーブルを抜き、続いて右側のコネクタを抜きます。右コネクタを抜く際は中央のレバーを上に押して引き抜きます。以上。
実際やってみるとコネクタが硬くて苦戦しました。
メーターの不具合を見た時は「ワンチャン、コネクタ緩んでるだけだったりしないかな」なんて考えましたが、そういう概念は無いぐらいしっかり止まってました。
はい、というわけでその後メーター分解。
分解はネジ外すだけなので簡単ですが、外してみると長さの違うものが結構あるので、後で場所がわかるようにしておいたほうが良いです。
サムネは水温計なのですが、装着時に根本をネジ切っちゃうパターンでの故障をwebでたくさん見かけました。そんなわけで外す際もドキドキしながら作業したのですが、水温計と燃料系のメーターは純正の時点で、かなり緩く止まっていました。
他の部分はカッチリ止まっていましたが、水温計・燃料系の白い脚に刺さる黒のネジだけ明らかに緩い。新品組み立ての時点でトルクかけないようにしているのがハッキリわかりました。手締めぐらいの強度しかありません。組み直す時は要注意ですね。
さて、とりあえず分解してコンデンサを確認します。
諸先輩方が色々記載してくれていましたが、一応現物確認します。
また、油圧・ブースト計とタコメーターに関してはwebで画像はあったものの、容量などの記載は見つけられなかったので現物確認します。
無駄に100mmマクロレンズと遠隔ストロボで気合入れて写真撮ってみるw
メーター基盤
コンデンサのラインナップは以下の通り。
105℃ / 16V / 47uF
105℃ / 25V / 220uF
105℃ / 50V / 0.22uF × 2
105℃ / 50V / 0.68uF × 2
油圧・ブースト
105℃ / 16V / 47μF
タコメーター
奥まったコンデンサの電圧が読みにくいのですが、ここだけ10Vの記載に見えます。(ここだけ10Vでかなり自信が無いので、取り外して確認したら、追記or修正するかも)
105℃ / 16V / 47μF × 2
105℃ / 10V / 100μF
コンデンサの種類は以上。
現物確認が出来たので、次はこの規格に合うコンデンサを購入するのですが、実際にパーツ確認すると種類が多くて、大変と言うか割と困ってますw
週末に間に合うように注文できるかな・・・
コンデンサの選定基準は以下のように考えています。
・自動車用グレードのAEC-Q200品
・耐熱温度105℃(以上)
耐熱温度が高い分には互換アリと考えて良いらしい。
ただしサイズが大きくなるので、場所を考えて使うこと。
なお、85℃品にすると、ざっくり計算で寿命が1/4程度に落ちるため、10年もちません。
そのため105℃品が無い場合はアルミ電解以外も検討します。
・耐圧は元の値と同等
AIは「耐圧は高くなればなるほど長寿命だよ」と言ってきましたが、
電子回路に強い友人いわく「耐圧高いやつは内部抵抗値高めの傾向あるから、無理に選ばないほうが良い」とのことでした。
・低容量品の扱い
105℃ / 50V / 0.22uF × 2
105℃ / 50V / 0.68uF × 2
この二つについては、低容量ゆえに入手が難しいようです。
というのも基本的に低容量のものは小さいチップ型(積層セラミックコンデンサ)に置き換わっているのが30年経過した現代の在り方のようで、まともなものが入手不能なら他のコンデンサに置き換える必要があります。
今の作戦はこんな感じ。
1.例えば0,22μFが見つからない場合、0.1μFを同じ穴に二個接続して0.2μFにする(並列接続)
スペースが一番の問題か。
2.思い切ってMLCC(積層セラミックコンデンサ)に置き換える。
ただし、内部抵抗が低い(ほぼゼロ)ことが原因で、発振という現象が発生。
内部容量が低下する現象が起きるとのこと。
ただ、これの扱いは微妙で、AIの回答も事前説明で二転三転しました。
Q「古い車のメーターなんだけどMLCCに置き換えて良い?」
A「その時代の回路なら単純だから大丈夫」
Q「近くに針を動かすモーターあるのって影響しない?」
A「モーターめっちゃ影響するからダメ。ただし直流ならOK」
Q「直流しかないんだけどw30年前の車だよ」
A「直流モーターは大丈夫。でもオルタのリプル電流影響しそう。」
そんななやり取りを経て、MLCCチップをそのまま直付けは避けようと思っています。
リード線付きのセラコンに抵抗を挟んで対処、かな?
(スペースが辛そう)
3.フィルムコンデンサの置き換える
アルミ電解コンデンサよりは内部抵抗が低いけど、MLCCほどじゃない。
AIのおススメ。
ただしサイズが大きくなって接続できない可能性あり。
現状の作戦だと、どれも不安が残るため、最終的には
「全部用意してみて、接続できそうなものに置き換える」となりそう。
こんなこと考えてるから時間かかって、なかなか発注できないんですけどね。
今週は部品探し頑張ります。