
・新車で買って一年四ヶ月、走行距離18500km。
知人に売る事になりました。
出たばかりの新型スイスポに乗換え予定です。
いざ売るとなるとノートニスモは良い車だったなぁと思います。外見も好きだったし中も広くて快適でした。運転してても楽しくて良く走ってくれました。地元愛知、三重、岐阜、静岡、広島、大阪、京都、福井、千葉、いろいろな所へ運んでくれました。
・買換えの理由としては自分にとってCVTがとても効率悪いからです。かなりのんびり走るならともかく、3千回転以上からレッドゾーン手前までがこちらの常用域でありベタ踏み多用するのでCVTが苦手とする走り方が主であります。100馬力程度の車では中高回転が気持ちよくキビキビ走れるし、ベタ踏みも多くなりがちです。最高出力がCVTのおかげで1〜2割も損しているとなれば非常にもったいない。燃費にしても、市街地で速度50km/h以下で走れば14km/Lくらいですが、気持ちよく高回転で走ると7km/Lくらいです。高速道路でも気持ちよく走ると10.3km/Lの時もありました。CVTが燃費良いのはとてつもなくゆっくり走ってる時だけです。自分にとってはカタログ燃費に騙された感があります。
・CVTも絶対に悪い訳でもなく、トルコンをスタート後にロックアップしたまま無段で変速してくれるわけで、低速低負荷域でのスムーズさと燃費は多段ATにも勝るかもしれません。要は「乗る人による」って事でしょうか。ゆっくり走る方にとってはカタログ燃費に近いのかもしれません。

(上の写真は純正サスに戻した後です)
・次に乗る方の為にテイン車高調を純正ショックに戻す作業がありましたが、難航して大変でした。なるべく簡単に書きますが、テインのロッド先端はネジが切ってあるのですが、ネジ切り部分を平らにする事でロッド固定用の切り欠きとしてあります。モンキーレンチ等で挟み込んでロッドを固定してからサス固定用のナットを締めると、モンキーで挟んでるロッドが少し回ろうとするのでネジ切り部分を僅かにナメます。サス固定用のナットを緩める時もモンキーでロッドを挟んでますから、この時も少しネジ切り部分をナメます。このナメた部分をサス固定用のナットとスプリングシート固定用のナットが通ります。サス固定用のナットを外す時はナットが噛んでしまい、ロッドを固定する術もないので難儀しました。さらにスプリングシート固定用のナットは純正品の再使用です。これはサスを外してからの作業なので、ナットが噛んでいてもロッドを固定して外す事は容易でした。しかしナット内側が死んでしまい、それに気付かず純正サスのロッドに使ってしまい純正ロッド先端部分を傷めてしまいました。車はもうバラしていて走れません。純正ナットを身内に走って買ってきてもらい、ネジ切りタップも貸してもらい、純正ロッド先端を切り直して新品ナット使用でようやく作業完了となりました。総作業時間8時間です。テインを恨みました。多分こんなのはテインだけです。もう買わないつもりです。
・戻してみたら純正サスでもカッコいいし、フニャフニャもせず踏ん張りもあり、しっかり感があって乗心地もいいです。
・上記の作業から数日後、プロに四輪アライメント調整してもらいました。

・更に数日後に自ら陸運局に足を運び名義変更を終え、相手方の駐車場に収まる今迄の相棒に向かって、「今まで世話になったなぁ」と心の中で挨拶しておきました。
・この車はとても良い車でした。買ってくれた相手方も数日乗ってみて「ほんとに買って良かった」と絶賛されてます。
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ドナドナ | 日記
Posted at
2017/10/04 17:07:13