
だいぶ久しぶりにTC1000に行ってきました。
ラリードライバーの川名賢選手が主催する会で、良くある十数分を数枠走るという通常の走行会ではなく、コースを区切って1台ずつ次々に走るという感じで、初心者から中級者向けとされている練習会でした。
コースの区切りは二つで、練習の前半は1コーナーの奥をスタート位置にして奥のヘアピンを抜けてずーっと走ってホームストレートのコントロールラインまでの走行、後半はインフィールドのストレートをスタート位置にして洗濯板を抜けてずーっと走って奥のヘアピンを立ち上がったあたりまでの走行というものでした。
こんな感じで列を作ります。
この会は練習会というだけあって、コース上にパイロンが設置されており、それによって走行ラインの意識付けをしやすくしてくれています。
こんな感じです。

最終複合のコース上は3本のパイロンで大きく規制されていました。
この規制のパイロンは、上手な方やタイムをツメツメに詰めたい方にとっては、自分のクルマのセッティングやドライビングにとって邪魔になる場合もあるかもしれませんが、私レベルで見ると、なるほど、ここを走るのか、ということが分かって良かったです。
遅い理由のひとつが分かった感じです、、。
そして当然、同乗も逆同乗もあったのですが、その際に指摘されたことはこんな感じでした。
(1)フロントのグリップがリアに比べて足りない
これはその通りで、リアは新品のSHIBA300、フロントは4-5分山のSHIBA300でした。あとは、なんで300を選んだんですか?と聞かれましたが。。。
それ以前の練習用タイヤのDAVANTI等と比べるとだいぶグリップが良いタイヤとして選んだんですけどねぇ。でも確かに慣れるとグリップしないなぁって思います。
(2)アクセル開け始めが雑
コーナーの立ち上がり時のアクセルの開け始めの量が多いと指摘されました。
確かに、踏めそうだなと思った時にエイッと踏んでしまっているような自覚はあります。
ふだん走っていてリアが踏ん張れない、流れやすいと感じる事が多いのですが、それはタイヤの絶対的なグリップが大きい、小さいといった話しでは無く、そもそも操作が雑なんだなと思いました。
加えて、広場でチョコチョコ練習しているので、ちょっとしたスライドだったら何とかなると思っているので、余計に操作が雑になりがちなんだと思います。そんな意味の指摘も受けましたし、、。
(3)最終コーナーでもっとハンドルを切って良い
こういうのって、結局はハンドルの量だけでは無く、速度や姿勢やラインやその他の全てに関わるはずなので、指摘されたことを咀嚼し切る前に飲み込んでしまった感じでした、、。
(4)脚のセッティングの検討が必要かもしれない
これの一つ目の指摘は、そもそもバネレートが足りないというもの。ただ、街乗りを考えると今くらいが上限かなと思うので悩ましいところです。
二つ目の指摘はクルマの動きがちょっと変だというものでしたが、これは恐らくはデフマウントの破損が原因だと思われます。アクセルをオフからオン、オンからオフにする際にデフの揺れが発生する感じです。少し前に整備に出した時に、ちょっと危ない状態だという事が分かったのですが、まだ交換しておらず、特にアクセルをオフにする際にデフ自体が動く事は街乗りをしていてもハッキリ分かるので、早めに修理(交換)しようと思います。
三つ目はフロントの減衰で、今の感じだと奥のヘアピンには合っていると思えるが最終コーナーはもっと締めた方が良いだろうというコメントでした。これは悩ましい指摘です。どちらにもピッタリ合うのは無いって事なんでしょうけど、どちらを優先すれば良いのか?でもこういうのを検討、調整、トライするのが本格的にタイムを追う時の醍醐味なのかな?
と、充実した練習時間が終わり、最後に10分を2本のフリー走行時間がありました。
結果は44.0秒でした。
この日の気温は27℃、さんざん走った後のSHIBA300で、という事ですが、んー、まあこんなもんかな?
速くは無いけど遅すぎって事も無いんじゃ無いかな、と自分に言い聞かせました。
久しぶりに、けっこう真剣に考えながら走る事ができて楽しい練習会でした。

おしまい。
Posted at 2025/10/04 10:40:58 | |
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