Loチャンネル用パワーアンプ その4(試聴対決)
投稿日 : 2019年05月25日
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自作DCアンプ3台の試聴対決です。
本機とKAF-5002改DCアンプ、TA-F555ESXⅡ改DCアンプの3台で比較してみました。
音源はWAVファイル、DACは金田式No.194(PCM1794+電流電圧IV変換基板)、スピーカーはスーパースワンです。
試聴の音楽:アフリカ(トト)、オールバイマイセルフ(ジェニー・オニール)、愛はかげろうのうように(シャリーン)、JEWELS(クィーン)他
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KAF-5002改DCアンプ
これをベンチマークとします。
製作・試聴編は
https://minkara.carview.co.jp/userid/2649267/car/2217963/4735906/photo.aspx
を参照して下さい。終段は2SK3497+2SK4150ダーリントンモジュールです。
バランスの良い音です。低音はやや控えめで、音の輪郭のしっかりしたモニター的(アニメ的)な傾向があります。
この音を基本とします。
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TA-F555ESXⅡ改DCアンプ
シャシーと放熱器のみオリジナルで中身はN0.133(2SK1057)DCパワーアンプです。
2SK1057は2SK134のモールド版で、シングルドライブとなっています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2649267/car/2217963/4838792/photo.aspx
のP.3、P.4を参照してください。
内部は
https://minkara.carview.co.jp/userid/2649267/car/2217963/4779763/photo.aspx
のP.3、P.4を参照
音は、全体的に響きが豊かに感じられ、まろやかとなる傾向があります。
耳当りの良い聴き疲れしない音となりますが、やや音の分解能が甘くダンゴ状になります。
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最後に本機
低音のキレと押し出しがいい。
音の分解や輪郭がはっきりしており、ボリュームを上げてもうるさく感じません。
音声は最も自然に聞こえます。
至近距離かつ大音量向きの音で、カーオディオにもピッタリと思います。
最後に
残念ながら、パワートランス原因のハム音(出力端子のAC電圧は0.1mV位)スピーカーの能率が高くなるほど耳に付き、97dBのウファーの接続はNGと思われました。
鉄板を要所に配置してシールドしてみましたが、半端な対策ではダメでした。
今後Rコアトランスを特注し、交換することにします。
長い間お付き合い頂きありがとうございました。
おわり (ひょっとしてつづく?)
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