だいGC8 エンジン換装その4
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
エンジンオイルやクーラントを充填し、少し長目のキーオンで燃圧の確認をしたら、そのままセルを回し呆気なく始動。
何の感動もない始動式でした。
軽く静かに回るアイドリング音。
いいエンジンが組めたなと即座に感じました。
2
ある程度時間を掛けてクーラントのエア抜きをしましたら、そのまま真空引きをしてエアコンガスを入れてしまいます。
発電機持ってくるのが面倒なので、700Wのデコデコで真空ポンプを回します。
3
ボロいマニホールドなのでパッキンから吸ってしまい、リークチェックがまともに出来ない。。
ま、別に派手に漏れたりは無かったのでそのままガスを入れちまいます。
4
しかし、問題が発生!ガスが入りきってないのに、コンプレッサーが停止してしまう。。
何事だろうと色々チェックをしていると、水温がエライ事になってる!
エア抜きが充分でないのだろうか?
ガスチャージは一旦休止して、再度クーラントのエア抜きを実施しますが、特に大きなエアを噛んでいる感じはしない。
電動ファンは問題なく作動しているので、サーモだろうか。。
5
付けていたサーモと古いエンジンから外したサーモとを鍋で煮てみます。
どちらも同じ78℃てす。
6
たしかに新しいエンジンに付けていたサーモ(右側)の方がやや開きが遅い事と開きも少ない気がするが..個体差レベルな気もする。。
一応バルブを切り取ってパッキンと枠だけにして、サーモレスで組んで走ってみましたが、水温上昇は遅れさせることは出来たものの、結局100℃位まで上がってしまう。
サーモが決定的な問題ではないと思われる。
7
タイベルカバーを外してウオポンがしっかり回ってるか確認しますが特に異常は無し。
サーモは一応新品を注文するとして、ウオポンと電動ファンの動作が問題ないとするとちょっと判りにくいな。
あとはラジエターのコアが冷えないなどしか疑える点がないので、ラジエター内部と、車体側の循環経路の洗浄をしました。
サンエス工業のメタルクリーンを買ってきて熱湯に溶かし、外したラジエターコアに注入。
4時間を放置した後に、よく濯ぎます。
ガスケット抜けによる水路へのオイルの混入が気になっていたんだよね。
中にオイルの皮膜や乳化したカスが詰まっていたら冷えなくなりそうだし。
8
あとは、ラジエターを戻して車体側の水路にもクーラントの代わりに洗浄液を充填。
2時間ほどアイドリングで回して水路の油汚れを溶かします。
この時点で水温は上がり過ぎることなくしっかり安定しています。
やはりラジエターだったか。
9
ヒーターコアの方も汚れているだろうから、車体側もしっかり洗浄していきたい。
フロントフェンダー内にあるリザーブタンクも外して洗いました。
これで廃液を出すと、恐ろしく汚れた洗浄液が出てきました。
洗剤が残っていると泡立ってしまうので数回水を回して濯いで、完全に廃液が泡立たなくなってから本当のクーラントを入れ直します。
10
しっかりエア抜きを敢行後、エアコンガスの充填の続き。
古いマニホールドはもう駄目だと思い、新品を買いました。
これもモノタロウのチラシのキャンペーンで買ったので1万円もしない安物ですが、物はしっかりしてますね。
充分使えます。
11
エアコンを回しながら走行しても水温はしっかり安定するようになりました。
ラジエターの内部汚れなどであんなに水温が変わるとは思いませんでしたね。
そう言えば旧エンジンが終盤水温が安定せず、オーバーヒート気味だったのも、排ガス混入が先ではなく、ラジエターコア汚れが先だったのかも知れません。
クーラントへのオイル混入にこんな落とし穴があるとはね。
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