エンジンオーバーホール (約103300km)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ウチのFDもオーバーホールの時期が来たということで作業をご依頼させていただきました。
お店は千葉県にあるREショップ サンアイワークスさんです。
熊本県で購入したこのFD3S。まさかこんな遠く離れた場所でO/Hを迎えるとは思ってなかったでしょう。
AM11時頃来店し、作業スタートしました。
2
エアコン以外の補機類は付けたまま、周りのエアクリボックスや燃料ホースなど、ミッション側も含めて部品を外していくようです。
アッという間にすっからかんで、見とれてしまったばい…
3
エンジンと配管・その他補機類のみになったみたいです。
プライベートでは少々自分で作業した部分もありましたが、扱ったことのない部分に一度手をつけた形跡があるみたいでした。
一度エンジンを下ろした可能性もあるということで、なんだか気になることが増えてきました。
4
ウォータポンプから水漏れの跡を発見。
固定ボルトから滲んでるみたいでした。
しかしこんなところから漏れているので更に不安がよぎる私のFD。
なんとなく予想はしてましたが、漏れていた固定ボルトも途中で折れてしまいました。
ちなみにメタリングオイルポンプがこの位置から見ると、相当奥まったところにあるように見えます。
真横から見ても固定ボルトが”かろうじて見える”程度で交換がどんだけ難しいかがわかりました。
いやはやこの部品をDIYで交換してる方がいますがスゴイですね。
5
エンジン向かって運転席側です。
吸排気の位置がこんなに近いとなんかこう…色々と温度の問題で大変そうですね。
下の丸いところからローターもうっすら見えてました。
…しかしやはり一度取り外した跡があるみたいです。
固定されているナットの形などが全く違うようで、マツダオリジナルのエンジンではなさそうらしい…
ちょっと…なんかこわくなってきたわー(; ・´つ・`)
6
全ての部品が分解されてお見積もりの工程に入りましたが、なかなかのダメージだったようです。
シャフトローターベアリングハウジング前後…ほとんど要交換ということになりました。
原因は様々ですが、REはレシプロと違うのでオイルの選び方には細心の注意を払うということを実感させられました。
これはサンアイワークスさんのホームページでも詳しく紹介されてますね。
7
実は私のFD、E/G始動時1~2秒程”ガッタタタタタタタッ”と異音がしておりました。
アイドリング中も常にカタカタカタカタ車体下から音が響き、クラッチペダル・ブレーキペダルにまで振動が来るほどでした。
エキセンの曲がりとは音が違かったのでマウントのヘタリだろうかと考えていたのですが…まさかココまできてたとは思いませんでした。
FD乗りとして情けないですね…
ベアリング表面に陥没しているような穴があり、メッキは剥がれ黒くなり、ところどころが毛細血管のように分かれて表面に模様ができてました。
エキセンにハメてガタ点検をするとかなりグラグラでした。異音の原因はコレみたいですね。
8
ほぼブロー状態で回っていたということで各摺動部の損傷が激しいようです。
石井社長さんも『よくここまで回ってたよ』と…
ここまで走ってきたFDと診断して頂いたサンアイワークス様に感謝です。
エンジンが治りましたら経験者の声を聴き、また自分なりのFDに仕上げていけたらと思います。
そしてごめんねFD…治ったらまたのんびり走ろうね……壇ノ浦PAとか…(´・ω・`)
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( サンアイワークス の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク